日系コミュニティ

ケツメイシ大蔵 & DJ KEIN にJAMSが単独インタビュー

「ひとりひとりが日本人の代表としてがんばってほしい!」

大盛況だった2015年1月17日のGRIND & JAPASOUL SUMMER FES.2015IN SYDNEY!!

今回、来豪されたケツメイシのリーダー大蔵さんとDJ KEINさんにJAMSが単独インタビュー!!

会場の熱気と全体の一体感、夏真っ盛りのSydneyを熱く盛り上げてくれたおふたりにお話をうかがいました!音楽に対するパッション、そして人間味溢れる人柄がうかがえ、おふたりの魅力満載です。

そんなおふたりから、オーストラリアでがんばる日本人の皆さんにメッセ―ジをいただききました!

 

ようこそSydney へ! Sydneyに着いたばかりですが、行ってみたいところはありますか?

大蔵さん「シドニーに着いた瞬間、暖かくてほっとしましたよ! 東京は今すごく寒いからね」

DJ KEINさん「沖縄でも寒いですよ(笑)」

大蔵さん「じつはSydneyは今回で2回目の訪問なんです! 前回は2年前 、クルーズで海の上からオペラハウスやハーバーブリッジを見ましたね。でも、その時はちょうど 冬だったので、夏は今回が初めてです! 今回は有名なボンダイ・ビーチに行けるのがとても楽しみです!」

DJ KEINさん「今回スケジュール的に時間があまりないから、カンガルーのお腹の袋にコアラを入れて横に並んで記念撮影できればいいんですけどね(笑)」

Q おふたりともサーフィンはなさいますか?

DJ KEINさん「サーフィンは20年以上やっていますよ。じつは僕も15年くらい前にワーキングホリデーでゴールドコーストに住んでいたんですよ! その時は、ワーキングしなかったから、ワーなしでキングホリデーだったかな(笑)」

大蔵さん「僕は最近あまり海に入れてないですけど、旅行で海外に行く時はサーフィン毎回やっていますね」

おふたりは毎月東京でイベントを行っていますが、2人でイベントを行うようになったきっかけ、お互い仲良くなったきっかけは何ですか?

DJ KEINさん「もう結構経つよね~! 20年くらい前に自分がやっていた東京の外れのクラブ「MOUTH」でケツメイシが結成されたことがきっかけで大蔵と仲良くなりましたね。5〜6年前から大蔵と僕でパーティーをやり始めましたね! 昨年からは毎月1回、銀座のジーニアスでラブイベントもいっしょにやっているんですよ」

大蔵さん「そうですね。結構、昔からKEINのイベントに僕も参加させてもらったりしていましたね! 音楽のいろいろなジャンルの中で、自分のキャリアアップも含め、DJという仕事にも興味があったのでやってみたいなと思って始めましたね。自分はチームの中ではDJではないですけど、実際にDJを始めてから自分の音楽の幅を広げることで、違った形で音楽に触れることができるのかなと思っていますね」

普段、大蔵さんはグループ、DJ KEINさんはソロと、それぞれ活動スタイルが違うと思いますが、多くのライブ・イベントを通しておふたりだから表現できる音楽、MCでつくる会場の雰囲気は何だと思いますか?

大蔵さん「やっぱ一番は“楽しい”が作れることですかね! いろんな“楽しい”があると思いますが、回している僕たちもそうですし、来てくれるお客さんも僕たちのイベントにはリピートしてきてくれる方も多いですし、どのイベントにしてもすごく人の温かみ、アットホームな感じが出ていますね」

DJ KEINさん「大蔵といっしょにやっていて、気を遣わないのが良いです (笑)! お互いに俺の方が盛り上げるって毎回思ってやってますからね。音楽、MCで作れる会場の雰囲気は、会場ごとに状況が違うと思いますが、クラブに来たことない人から良く来てくれる人まで、ただみんなが“良い時間”を過ごしてくれたらうれしいと思ってやってますね!」

 

日本の音楽のイメージも含め、海外の人たちに向けてどのように日本の音楽を発信していきたいですか?

DJ KEINさん「やっぱ自分が良いなというものを作っていくだけで、それに対して世界や周りがどう判断するかということだと僕は思いますね」

大蔵さん「世界ってやっぱりすごく広いし、文化も違うし、言葉も違う中で、どれか一つに合わせていくことってすごく難しいことだと思うんです。だから自分たちは日本語で日本人にむけて歌っていく中で、海外の人に、なんか歌の意味は分からないけどメロディーを聞いていいなって思える音楽を作ることができていったら良いなと思いますね!」

DJ KEINさん「そうそう、坂本九さんの『上を向いて歩こう』が、世界で知られていて愛されてる というのは、やっぱりバイブスなんだろうね」

大蔵さん「そうだね、メロディーが人の心に響くんだろうね!」

DJ KEINさんは現在、沖縄に住んでいるそうですが、なんで沖縄に引越したんですか?

大蔵さんも沖縄に行かれることはありますか?

DJ KEINさん「沖縄には僕の好きなものがたくさんあったんです。海と暖かい気候と、そして音楽が制作しやすい環境がそろっていたところ。ハブ空港なら日本全国どこでもアクセスしやすい環境にも惹かれて引越しましたね」

大蔵さん「僕も沖縄好きです!ケツメイシのライブでも行きますし、KEINに呼んでもらうこともありますね」

DJ KEINさん「僕、結構大蔵呼んでますよ(笑)。沖縄に移った時も、まず初めに大蔵にお願いしました(笑)」

 

大蔵さん、じつは高所恐怖症なんですって?!

DJ KEINさん「昨年2人でケアンズにライブで来た時に、スカイレール(熱帯雨林の上を床が透明なゴンドラで渡る)を体験したんですが、その高さが本当に高すぎて大蔵が一番怖がっていたんですよ(笑)!」

大蔵さん「僕、本当に高いところダメなんですよ。あれは本当に怖かったです! バンジージャンプとか遊園地とかも本当に苦手なんですよ。たまに飛行機ですら、怖いくらいですから(笑)!」

 

オーストラリアでがんばっている日本人のみなさんに応援メッセージをください!!

DJ KEINさん「どこにいても自分は自分!! 海外にいると日本では感じない日本の良さだったり、自分の個性だったりを感じることができると思うんです! そういう新たな自分の発見を大事にしていってほしいし、焦らず地に足つけて目標を成し遂げてください!! 焦って日本に帰ってもなにもないぜ!」

大蔵さん「海外に住むのはいろいろな理由やそれぞれのタイミングだと思いますが、日本人の代表のひとりだってこととだけは忘れないで頑張ってほしいですね! 気持ちよく挨拶をするとか、街をきれいにするとか、当たり前のことでも日本人の礼儀正しい姿勢を示して海外に住むひとりひとりが“日本”を発信していってほしいです!きっと海外で暮らしているからこそ、日本に住んでいる人たちよりも日本が好きだったり、日本への思いが強かったりすると思います。だからこそ、その思いが日本に住んでいる人たちにも伝わるくらい、胸を張って堂々とがんばっていってほしいですね!」

 

ケツメイシの大蔵さん、DJ KEINさん、熱いメッセージどうもありがとうございました!

また、来年もGRIND & JAPASOUL SUMMER FESでSydneyを盛り上げてくれることを楽しみにしております!

 

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