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国内最大級の旅行博「トラベル・エキスポ」に日本政府観光局、各自治体などが出展

 

 

抜けるような青空のもと、国内最大級の旅行博覧会「トラベル・エキスポ(TRAVEL EXPO)」(FLIGHT CENTRE主催)がシドニー・オリンピック・パーク内のシドニー・ショーグラウンドにて、2月4日(土)、5日(日)の2日間にわたって開催された。

世界各国の観光局、地域、航空会社、鉄道、ホテル、クルージング、アトラクションといった、延べ150以上もの出展者が集結した会場は、晴天に恵まれた行楽日和の週末とあって、家族連れを中心に多くの老若男女で賑わった。

 

 

日本からは日本政府観光局(JNTO)が中核を担う訪日旅行促進事業「ビジット・ジャパン(Visit Japan)」事業の一環として、「ビジット・ジャパン」ブースを出展。自治体や観光関係団体が共同出展した。

JNTO発表によると、昨年、2016年に日本を訪れたオーストラリア人は累計445,200人。伸び率は18.4%を記録した。今回のトラベル・エキスポにおける日本関連ブースの盛況からも訪日数のさらなる増加が期待される。

なお、同エキスポはシドニーのほか、パース、メルボルン、ブリスベン、キャンベラ、ゴールドコースト、アデレードなど全国13都市で開催される。

 

 

主な日本関連の出展

 

●ビジット・ジャパン

ブース中央に置かれた桜の木と日本紹介の映像が目を引く「ビジット・ジャパン」ブースは今回の「トラベル・エキスポ」における人気ブースのひとつ。絶え間なく多くの来場者が訪れ、色とりどりのパンフレットを手に取ったり、スタッフに質問をしたりと、日本への関心の高さが伺えた。

 

●大阪/神戸/堺/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

「ハリーポッター」をテーマにした壮大なアトラクションなどが人気の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」をはじめ、近年、外国人観光客が増加の一途をたどる関西エリア。

 

●高山

「高山祭」や昔ながらの街並みなど、日本の伝統を満喫できるスポットとして注目度の高い。

 

●沖縄

昨年200万人台の外国人観光客数を記録。鮮やかな黄色の半被(はっぴ)でブースに彩りを添えた。

 

●東京ディズニーリゾート

新エリアオープンなどで、外国人観光客の取り込みに拍車をかける。

 

●星野リゾートトマム

スキーリゾートとしてオーストラリアでの高い知名度を誇る。期間限定の「氷のホテル」など、新たな取り組みが話題を呼びそうだ。

 

●日本航空

日本の航空会社の出展はJALのみ。新機材「SKY SUITE 777」やエキスポ限定セールなどをアピールした。

 

 

取材・文・撮影:編集部

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