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オーストラリア留学をキャリアに活かすには?Jamsスタッフが聞いてきました♪

オーストラリア留学をキャリアに活かすには?

Jamsスタッフが行ってきました番外編、Jamsスタッフが聞いてきました!

今回お話を伺ったのは、海外留学生の日本への帰国就職をサポートしている「株式会社マイナビ」 マイナビ国際派就職 副編集長の辻直子さんです。

1)日本の企業が求める人材像

2)オーストラリア留学生に期待すること

3)オーストラリア留学生が陥りやすいの落とし穴

の3点について伺いました。もうすぐ日本に帰国する人や、半年後、1年後に帰国予定の人はもちろん、まだ留学したばかりの方もこれからの留学生活を送る際に注意したい、必見の内容となっています。

そして12月下旬には「マイナビ国際派就職EXPO」も東京で開催されます。

昨年のEXPOも、オーストラリアからの参加者も多く、EXPO当日に内定を獲得した学生もいらっしゃいましたが、今年もまたオーストラリアからのたくさん参加していただいて、オーストラリアの留学生の優秀さをアピールしてほしいですね♪

 

1. 今、日本企業が求めるグローバル人材とは?

 

「日本企業のグローバル化」というフレーズは、ニュースでもよく目にするようになりました。実際の現場で「グローバル化」をすすめるにあたって課題になっているものは何なのか、学生の皆さんにもぜひ「採用担当者」の視点で考える、ということを実践していただきたいと思います。

 

近年日本のニュースでもよく耳にする「企業のグローバル化」には、「グローバル人材」が必要です。しかし、この「グローバル人材」の意味は幅広いです。厳密にいえば、企業毎に求めるスキルは異なりますが、こと「新卒採用」に於いては共通しているポイントがあります。

 

株式会社マイナビでとった「グローバル人材に求めるスキルとは?」という人事担当者へのアンケート結果をみても、「語学力」「コミュニケーション能力」はグローバル人材採用を考えている企業の半数以上がYesと回答しています。

実際、日本国内最大級のグローバル人材のためのジョブフェア「マイナビ国際派就職EXPO」やシドニーで開催しているジョブフェア「Career in Japan Australia」などに出展している企業の採用担当者に聞いてみると、「英語はビジネスレベル以上あるのが前提」「異文化での生活を経験している留学生は、コミュニケーションスキルの高い人が多い。」といった声も多くあります。

 

その他、今私達の部署に寄せられる相談内容として目立つのは「アグレッシブな学生の採用方法」です。世界の市場で闘うためにはビジネスの場で精神力・リーダシップ力、積極性などを備えた人を採用したい」と考えているのです。

すでに留学中の皆さんも感じていると思いますが、世界で闘う中では語学力・コミュニケーション能力「+α」が必要になるのです。しかしそれはアグレッシブさに限ったことではありません。ぜひ、貴方なりの「武器」が見つけてください。

 

Jamsスタッフ(以下J)

英語が出来ればグローバル人材というわけではないんですね。もちろん語学力はあればいいのでしょうが、それ以外の部分、特に上記にもあります「コミュニケーション能力」全般ですよね。ここでいうコミュニケーションとは、英語でのコミュニケーションというよりは、意思疎通、意思表示という意味です。留学生活においては文化的バックグラウンドのまったく異なる人たちの中で揉まれますので、自然と自らの意思を伝える技術というものが身につきます。また、ビジネス現場での精神力・リーダーシップ、積極性というのがありますが、これらも留学生活中、限られた時間の中で数科目の課題をこなしつつ、グループワークを行っていく中でも身についていることと思われます。

 

2. オーストラリアの日本人留学生に期待すること

 

​​

オーストラリアは、「多民族・多人種」な国です。英語スキルはもちろんのこと、「多文化のなかでの経験」に期待をしている企業も多いと思います。

実際、私達マイナビが開催している「Career in Japan Australia」で出会った学生たちには

・とにかく勉強している。(一般的な日本の大学と比較して)

・オーストラリア人だけでなく、アジアを始めとした世界中からの学生と共に勉強・生活をしている。

など、人材としての魅力を感じる点は多くありました。また、個人的には北米への留学生に比べて物腰の柔らかい、穏やかな学生が多い印象を受けました。時に「主張が強すぎる」と言われる留学経験者の中でも、協調性もありバランスの取れている方が多いのがオーストラリアへの留学生の長所とも言えるのでは無いでしょうか。

 

J これはオーストラリア人に感謝かもしれませんね(笑)。日本人に比べると自己主張も強いオーストラリア人ですが、北米やヨーロッパと比べると控えめです。経済力と言う意味では決して大きな国ではありませんから、いい意味でバランス感覚に優れていると言えるでしょう。その中で数年を過ごした日本人留学生であれば、一般の日本の学生よりは積極的且つ自己主張をするが、行き過ぎない、ということでしょう。

あと、勉強量はそうですね。これでもかというくらいの量の課題も出ますし、、、それらをこなしていく要領のよさも、オーストラリア留学生活で学ぶものの1つであるといえると思います。

 

3. ここで差がつく!オーストラリアの留学生の就活落とし穴

 

オーストラリアに留学中の学生が陥りがちな就活の落とし穴として真っ先にあげられるのは「就活の開始が遅くなりがち」であること。同じ英語圏の北米と比べても、就職活動に触れる機会が少ないことで就職に対して意識が向くのが遅れがちです。

日本の学事日程とのズレがあるので日本国内の学生と同じようには就活出来ない部分もありますが、先ほどもお話した、「マイナビ国際派就職EXPO」といったグローバル人材のためのジョブフェアは、まさに留学経験者のための就活の機会です。留学生の学事日程に合わせたタイミングで実施されています。こういった機会をいかに有効活用出来るか、そのタイミングでチャンスをいかに掴むかで差になるのは間違いありません。

 

J そうなんです。折角十分な実力を持っているのに、就職活動の情報不足、機会不足の為にオーストラリア留学生は少し損をしていました。しかし最近ではオーストラリア留学生の実力を認める企業も多く、上記EXPOなどオーストラリア留学生も参加しやすいイベントが増えたのも事実です。これを活かさない手はありません!

 

特に、12月に開催される「マイナビ国際派就職EXPO ウィンター」は、オーストラリアへ留学経験のある日本人留学生を採用したいと期待している企業が多く出展します。

このコラムを読んで下さっている学生の皆さんには、ぜひこの機会を活用して欲しいです。

グローバル人材向けのイベントは、イベント前から選考が始まる企業も少なくありません。イベント開催の1カ月くらい前から、マイナビ国際派就職サイト上でのエントリーはもちろん、レジュメ提出や面接予約を受付けています。留学生にとっても、企業にとってもスピーディなマッチングの機会とするためにWeb上で行う事前の活動がポイントになってくるのです。せっかくマイナビ国際派就職EXPOに参加するのであれば、この機会が、どれほど貴重で大きなチャンスかを理解し、チャンスを無駄にしないよう準備をして臨んで欲しいと思います。

イベント当日は、私も含めマイナビ国際派就職運営事務局のスタッフも会場にいます。就活でわからないこと、不安なことなどあれば気軽に話しかけて相談して頂ければと思います。運営事務局も、皆さんの就活を全力でバックアップしますよ。

 

【マイナビ国際派就職EXPO2014 東京ウィンター】

2013年12月22日(月)・23日(月祝)

@ベルサール汐留(東京)

▼詳細・参加予約はこちら▼

http://global.mynavi.jp/conts/event/

 

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