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◆◆深刻な問題も親子で触れられるような関係の意味/ 今週末キャンベラ出張・心理カウンセリング◆◆

月に一度くらい、二十五年前の大学院の同級生(彼女は今や私なんかよりすごく出世して日本の某私立大学の心理学教授)と、ピア・スーパービジョンをします。お互いに自分の担当しているケースを聞き合って助言するもの。時にお互い自身のカウンセリングや心理療法、分析になってもいますが・・・。

そこで聞いた話。

東日本は3.11の大震災以来、心理状況に与えた影響がさまざまにあるらしい。

福島の女の子たちは、あの原発のメルトダウンの日に多量の放射能を浴びてしまった事実を、いまやインターネットで何でも知ることができる。特に健康な子どもを生めるのだろうか?結婚差別されないだろうか?という問題に関して大きな不安を持っている。

それに対して、ひとりで抱え込んで親に言えない子と、親とその不安について話せていて「一緒にどうにかしていこう」となっている子とでは、精神的な安定度に違いがあるそうな。

どんな深刻で複雑な問題でも、それがあることに触れなさ過ぎたり、子どもだけに抱えさせることをせずに、あることを認知して話し合える親子関係。少なくとも「今はちょっと話したくないかもしれないけど、いつか話そうね」とはできる関係。

その風通しの良い関係が、子どもの心理的安定に大事なのです。

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シドニー以外の都市への出張カウンセリングも実施しています♪

■キャンベラ:今週末5月28日(土)・29日(日)

場所はキャンベラ大学構内です

ご希望やご関心のある方は、早めにご連絡ください

次回キャンベラ6月24日(土)・ 25日(日)

■メルボルン:6月11日(土)
 
■ブリスベン:6月18日(土)
 
■バイロンベイ:6月19日(日)
 
■モーリー、オレンジ、ブロークンヒル:7月1日(金) 〜 4日(月)
 
GPでの診断と手続きがあればメディケアなどの保険で、シドニーでの対面カウンセリングのみならず、出張でも全額カバー可能です☆
適用保険:メディケア・海外旅行保険・学生OSHC・OVHC(Visitotors Plus)
 
また上記の出張中にワークショップ「心理を専門に!」も開催します!
日・豪の臨床心理の資格取得と仕事事情についてお話します。
シドニーでも6月24日(金)4:30-5:45pmに同ワークショップを開催しますのでぜひご参加ください☆
 
シドニーでのワークショップはワーホリと学生は参加費無料です♪
 
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★ シドニーこころクリニック(臨床心理士:やのしおり) ★

住所: Level 1, 722 George Street, Sydney (ワールドシティ日本語医療・歯科センター内)

電話: 0416-006-835 (受付時間:毎日8:00-22:00)

診療時間: 月~金、隔週土曜 9:30-20:00(完全予約制)

Email: sydney@cocoroclinic.com

日本語Web: http://www.cocoroclinic.com.au/

日本語Facebook: http://www.facebook.com/SydneyCocoroClinic

英語Web: http://www.psychology.org.au/cocoro

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