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Unique Accommodations 【アウトバック編・前置き】

地球上でオーストラリアにしかない大地の表情、生まれたままの地球の素顔を体感できる、アウトバックのユニークアコモ。南極に次いで古いといわれる乾燥した大陸の果て、こんな場所によくもまあ、、、先人たちの開拓魂に頭がさがりっぱなしです。 

 オーストラリアが世界に誇るアウトバックを楽しむ

 

オーストラリアの奥地、内地、未開の僻地を意味するアウトバックという言葉をご存知でしょうか。オーストラリアのオーストラリアらしさは、アウトバックを抜きには語れないといわれます。英国植民地として白人の歴史が始まったのは200余年前、ところがです、アウトバックでは4-5万年も前からすでに人々の暮らしが営まれていたというから、これはもう大変なことです。

4万年前というと氷河期の真っ只中、ナウマン象とかマンモスなんかが現役だった時代からですよ!!!

 

■ 先住民アボリジニの家

  

アボリジニはオーストラリア大陸にもともと住んでいた先住民ですが、かれらの家の概念がとても我々と違うので、それについてお話します。

現在はアボリジニの人々は居留区に暮らしているわけですが、彼らの家は簡単なプレハブの掘っ立て小屋。でもそこに住んでいるかというと、どうやらそうではないのです。そこは、荷物置き場というか、ただそこにあるだけの単なる小屋にすぎません。では、彼らの住まいはいったいどこなのかというと、彼らは大地で暮らしているんです。はあー?ですよね。

そもそも家とは自分たちの居場所のこと。62間とか3LDKとかいう間取に例えると、あの丘の向こうがリビングで、その川の手前までがダイニング、ヘビの足跡がついているところが(ヘビには足はないけれど)玄関で、、、そういった感覚なのだそうです。

アボリジニの世界では、人生は旅そのものです。果てしない大地が彼らの住まいであり、ちょっと出かける、といって隣の家まで120kmくらいウォークアバウトしちゃうんです。

ね、ボクらと違うでしょ?

 

素顔の自分に向き合えるアウトバック

  

荒涼とした赤い大地、突き抜けるような青い空、夜は満天の星空、悠久の時を経て太陽と風に削られた巨大岩、そこを聖地として信仰する先住民アボリジニなど、とにかくアウトバックの魅力はオーストラリア度100%、ここにしかない色、形、匂い、音、肌触り、味、空気が流れています。脱日常の別世界に身を浸してみると人間関係の柵(しがらみ)や時の経過も忘れ、素顔の自分に向き合えるような気がします。人が作った何物にも変えがたい地球サイズの感動、心に染み入る体験は、生涯忘れがたい想い出となるでしょう。時計も指輪もピアスもメイク道具もいらない。いざ、アウトバックへ。 

    

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