最新オーストラリア飲酒ガイドラインによると、一回につき飲むアルコールの量は男女共に、最高4杯までが推奨されています。
さらにアルコール摂取が長期に及ぶ場合、体への影響を少なくするには男女問わずスタンダードドリンクを一日2杯までが限度とも発表されました(休肝日を週に2回とることもお忘れなく)。
オーストラリアでは、アルコールの摂取目安を「スタンダードドリンク」という単位、用語を使って表します。
これはアルコールの摂取量をグラスの数1杯、2杯で数えるのではなく、基準に基づいたスタンダードドリンクという単位に換算し直すことで、異なる種類のお酒を飲んでもより正確にアルコール量を把握できるように設けられている単位です。
購入したアルコール飲料にスタンダードドリンクの表記がある場合は、それを飲んだ量に応じて足していけば自分のアルコール摂取量がわかります。
以下はスタンダードドリンクの表記がなくてわからない場合の、換算の大まかな例なので参考にしてみてください。
スタンダードドリンク換算の例
・285ml ミディサイズビール1杯ー1.1スタンダードドリンク
(ローカロリーミディーサイズ 1杯が0.6)・425ml スクーナーサイズビール1杯ー1.6スタンダードドリンク
(ローカロリー スクーナーサイズ 1杯が0.9)・100ml ワイン1杯ー1スタンダードドリンク
・275ml アルコールドリンク(ラムコークやウォッカドリンク)1本ー1.1スタンダードドリンク
毎日は飲まないけど、一回に飲む量がもっと多い方もいるのではないでしょうか? 一回の飲酒量が4杯以上になると、飲酒6時間以内におきる事故・怪我・無茶な行動等を引き起こすリスクが2倍以上になります。
正確にアルコール量を知ることで、健康的に飲酒を楽しむことができるでしょう。自分の体調など気にしながら、無理のない量でたしなむのが健康の秘訣です。
あくまでもこれはガイドラインですので、ご判断はご自身の決断によります。お酒はほどほどに。
*妊婦、授乳中の女性、18歳以下は一切アルコールなし。
*当院は、診察時間内であれば、急な歯痛の治療にもかなり対応しています。腕には自信あり。当日でもまずは日本語ラインか歯科…