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【長期留学経験者が語る】海外で友達を作るためのマインドセット

留学生の皆さん、もう友達はできましたか? ルームメイトとは、良い関係を築けていますか?海外に来たばかりの方の中には、文化の違いから外国人と仲良くなることに抵抗があったり、なかなか親しい関係にまでもっていけなかったりする方も少なくないかもしれません。

それでもせっかく留学しているのだから、帰国までに何としても友達をたくさん作りたい!という方。。。もし、考え方1つで、「文化の違い」を理解しどんな環境にいても積極的な友達作りができるようになったら素敵だと思いませんか?

今回は、ルームメイトとの喧嘩や転校など6年間の波乱万丈な留学生活を経た私が思う「文化の違い」と人間関係におけるその本質についてお話ししたいと思います。皆さんが海外で様々な環境に柔軟に対応し多くの人と繋がりをもっていく上での手助けになったら嬉しいです。

「文化の違い」について、グローバル志向の人が知っておくべきこと

そもそも、「文化の違い」とは何か

「文化の違い」と聞いて、皆さんはどんな事を連想しますか? 服装の違い、食べものの好みの違い、話し方の違い、、など挙げればキリがないと思いますが、これらの根本的な違いは「価値観の違い」なのです。

つまり、文化の違い=価値観の違いなのです。

ではなぜ国によってこうもはっきりと文化の違いが見られるのか?それは、同じ地域や国にいると、ほぼ同じ教育システムや学校制度の元で育つため、似たような価値観になるからです。特に小さい頃に身についた価値観はなかなか変わらずその後の考えや人格形成の基盤になります。

日本人が世界的に見て圧倒的に礼儀正しいのも、古くからある日本の道徳教育によるものでしょうし、帰国子女が日本の授業環境に馴染めなかったりするのも幼い時に受けた教育が全く違うものだからでしょう。

 

結局は、人それぞれ

文化の違いといっても結局は価値観の違いなので、どこ出身だからこうに違いない!などと勝手な偏見は持たないようにしましょう。 つまり、「文化の違い」と一口にいう人は多いですが、同じ国出身だからといって同じ価値観を持っているとは限らないですし、逆に言えば、違う環境に育っても似た価値観を持つ人も存在します。

実際に、日本人同士でもいわゆる「変わってる」と言われる人はいますし、全員が同じ価値観を共有しているわけではないですよね。集団意識が強く単一民族である日本では変わってる事をよく思わない人も多いですが、グローバル化が進む今、自分と違うものを受け入れる姿勢というのはとても大切です。

「結局は、人それぞれ」であることを理解していないと、相手のことを誤解してしまったりして人間関係のトラブルの原因にもなりやすいので注意しましょう。

 

最低限の礼儀は守ろう

留学したてでまだ海外経験の浅いうちは、外国の文化は数年間では到底理解できないほど異質であるような気もするかもしれません。 実際、(若さからかもしれませんが)私も留学したばかりの頃はそんな思いでした。

しかし、長い間海外に身を置き多くの人と関わる中で、とても重要なことに気がつきました。それは、結局は皆人間であり、価値観は違っても人間関係で相手に求める基本的な要素は変わらないということです。それは、礼儀という表面的な行動で示すことのできる相手への「尊重」です。

価値観というのは言い換えれば私たち1人1人の色々な人生経験から成る結晶のようなものであり、それぞれの人生にとってとても大きな意味を持ちます。なので、どれが正解不正解ということではなく、考えや行動パターンが違ってもある程度相手を理解しようあるいは受け入れようとする姿勢が大切になってきます。

だから、一見なんでも思うことを口にしているように見える外国人も、自分の意見を主張したり自分の立場や権利を守るためであって、わざわざ相手を傷つけるようなことまでは言わないのが普通です。性格や表面的な行動、物事への見方が違っても、価値観の違う外国人と親しくなろうと思えばまず相手を知ろうとすることが大切になってきます。

何が文化の違い=価値観の違いを生むのか

生まれ持った性質、考え方

それぞれの先天的な性格が1人1人の物事の見方に影響を及ぼし、現在の私たちの価値観の違いをもたらしているのは言うまでもありませんね。

似たような環境に育った人同士(特に双子なんかは良い例)が違う性格に育つのもこれが要因と言えるでしょう。同じ経験や出会いをしても、良くも悪くも、繊細な人ほど色々なことを感じ取るのも違った価値観が生まれる原因でしょう。

 

環境

留学してつくづく思うのは、環境がいかに自分の考えや価値観に大きな影響をもたらすかということです。 留学して1年以上海外にいる方なら、共感する方も多いのではないでしょうか。

主な環境要因としては、

  • 家庭環境
  • 受けてきた教育
  • 関わってきた人
  • 関わってきた宗教
  • 人生経験

があります。

これらの要素は、私たちの性格や考えを形成する上でとても重要な役割を担う一方で、環境さえ変われば同じ人間でもいくらでも価値観や考えは変わるのだということを理解することも大切です。

留学する前としてからでは明らかにものの見方や考えが変わるのも、受ける教育や環境の変化が要因であることは間違いないでしょう。

よく自己啓発の本などで「メンターをもつと良い」「関わる人間を選ぼう」などという話がありますが、それはどういう考えや価値観の人達の中に身を置くか(環境)によって自分の価値観やものの見方も変わるからです。

成功している起業家や営業マンのほとんどの方は失敗を恐れずどんどんリスクをとって成長していくイメージですが、それは(1握りの人を除けば)彼らが飛び抜けた才能を持っているわけではなく、リスクをとって物事にチャレンジできる思考を身に付けているからでしょう。

同じく、グローバルに対応できる柔軟な思考を身に付けたければ、グローバル思考の人と常に関わるか実際に留学等して海外の環境に身を置くのが1番なのです。

 

外向的 vs 内向的

6年間の海外経験を経て色々な人と関わる中で私が思うのは、価値観の違いやコミュニケーションの取り方などは外向的であるか内向的であるかということが大きな要因ではないかということです。

まず、様々な人との関わりの中で気付いたことは、この2つの根本的な違いは外からの刺激に対して敏感かどうかにあると思っています。もっと言えば、誰でも感情のコントロール次第で外向的にも内向的にもなれるとも思っています。

外向的な人達は、他人の感情など周りの環境に対して良い意味で鈍感であるからこそ思ったこともすぐ言えますし他人からの批判にも強いのです。従って、緊張しにくかったり人の目があまり気にならなかったり(注目されるのに強い)するはずです。

反対に、内向的な人は、周囲の状況に対して非常に繊細な感覚をもっているため相手の気持ちや行動、表情に敏感です。

日本人はどちらかというと内向的なタイプが多いかもしれません。いわゆる「空気を読む」にはある程度の内向的な性質がないと難しいのかもしれませんね。

逆に言えば、外国人の中には極端に外向的な人も多くいます。こういう人たちにとっては私たち日本人の定義での「空気を読む」という感覚は理解しづらいと思いますし、逆に私たちからしても彼らにイラっとさせられることもあるかもしれません。

しかしこれらの本質を理解することで、相手が必ずしも悪意をもってやっているのではないことに気づき、頭ごなしに否定するのは避けましょう

「オープンマインド(Open-minded)」の考えを手に入れよう!

「オープンマインド (Open-minded)」とは、異なる様々な文化や考えがあることを理解し、それらを受け入れ尊重することで自分自身の成長にも繋げていけるマインドセットのこと。

このマインドセットこそが文化の違い=価値観の違いに悩まず柔軟に対応できるグローバルな思考の源です。オープンマインドを身につけることで色々な視点から物事を見られるようになりより多くの人と共感し合ったり親しい関係が築けるようになるでしょう。そうすれば、海外での友達作りも楽勝になるはずです。

海外経験を生かし多くの価値観を理解し視野を広げていく上で大切なオープンマインドを得るには、日々の意識的な取り組みの積み重ねが大切です。

3年くらいいれば自然に身についてくる部分もあると思いますが、短期留学の方などは特に、外国人との関わりの中で意識的にオープンマインドを持とうとすることで短い海外生活からも最大の効果が得られます。

ではどんなことを普段から意識すれば良いのか?

もう既に前述でお話ししたことも含め、オープンマインド取得法をここでまとめて紹介します。

オープンマインドになる為の心がけ

人それぞれ考え&価値観は違うということを理解する

私たち人間はどうしても相手の意見や行動を自分の目線(価値観)から判断してしまいがちで、それが相手への誤解の原因となります。何かする方もされる方もお互いに、皆違う価値観を持つことを理解すれば、自分の目線ではなく相手の立場に立って判断することができるようになるかもしれません。

先入観をもたない

「この人はここにいたから・こういう人生を送ってきたから〜に違いない」などと他人を決めつけるのは、相手にも失礼なだけでなく自分自身としてもせっかくの出会いのチャンスを失うことになってしまいます。

私も以前相手の性格や考えを勝手に決めつけ、自分の成長に大きく繋がるような人との関係を断ってしまったことがあり非常に悔しい思いをしました。皆さんも1度くらいは似たような経験があるのではないでしょうか?

尊重する

どの価値観にも正解や不正解などと言うことはありませんが、ほとんどの人は自分の人生経験に基づいた考えがある為どうしても自分が1番正しいと思ってしまうのは仕方ないでしょう。

私も日本から留学したての頃は時々会う「空気の読めない」「自分勝手な」外国人にしょっちゅうイライラしたりしていましたが、そもそも「空気を読む」や「相手を気遣う」などの定義もそれぞれが受けてきた教育などにより変わると言うことに気づき、相手を理解しようとすることの大事さに気がつきました。

さらに、尊重することは決して相手のためだけでなく、自分の成長に繋がるのです。何故なら、尊重するとは相手の価値観を受け入れ理解しようとすることであり、そうすることで初めて違う視点から物事を見られるようになるからです

色々なことを違う目線で見られるようになれば様々な考えの人とも仲良くなれますし、引き出しも増えるので友達も作りやすくなります。

自分の殻に閉じこもらない

自分の価値観に執着するのではなく、変化や違いにオープンになりましょう。

とはいっても、全く新しいものや慣れないものにオープンになるのは初めは難しいと感じる方もいると思います。

しかし、自分の考えを変えなければいけないと言うわけではなく、元にある自分の価値観も大切にしつつ、他の人の考えから、物事に対してこんな見方もできるのか。と学べればいいわけです。

全て自分の責任

グローバル化によって多様な価値観が入り乱れることで複雑化した人間関係を円滑にしていくためにとても重要なことは、それぞれが「責任感を持って自分自身で行動できる」能力のことだと思っています。

何故、私たちは相手にイライラしてしまうのか。と考えてみてください。結局、私たちが勝手に相手の考えや責任を決めつけ「こうしてくれるに違いない」などと期待してしまうからなのです。

私が中学生の時通っていたヨーロッパの学校でこんなことがありました。同じクラスの女の子にボールペンを貸して欲しいと言われたので貸したら、いつまでたっても返ってきません。

そこで、その子の部屋に取りにいったらなんと、「あなた、そんなことでわざわざ私の部屋に来るなんて面白いわね」なんて笑われたのです。。! その時は腹がたつと言うよりあまりにも非常識で呆気に取られたのですが、日本でこんな発言したら間違いなく友達いなくなりますよね笑

似たような経験がその後も何度かあり、その度に腹を立てていては自分が損をするだけだと思った私は、貸してしまった自分にも責任があると考えるようにしたのです。つまり、その人を信用した自分が間違いであったと。それからは、価値観の違いなどで友達に対してイライラすることも少なくなりました。

つまり、全ての行動、結果の責任は自分であると考えることが大切ですし、そうすることで自分自身の行動にも責任を持てる人になれます。自分自身の行動の責任を持てばより普段から考えて行動するようになり一層リーダーシップが高まります。

伝え方の練習

では、受け止める方が考えを改めればいいのかといえば全くそうではありません。

むしろ、様々な価値観で溢れるグローバル社会では、いちいち1人1人の考えを理解しその時々で解釈し直すなんて不可能です。

したがって、受け止める方だけではなく、受け止められる側も常にどうすれば自分の考えがうまく相手に伝わるかを考え実践する必要があります

しかし、これも簡単ではありません。何故なら、国等によって伝え方やコミュニケーションのとり方、何が失礼に当たるかなどが違うからです。

例を挙げると、目上の人から「意見があれば言うように」と言われても、上下関係のはっきりした日本社会ではなかなか言えませんよね。もし意見をいったとしても、上司や教授によっては機嫌を損ねられてしまう可能性だってあるわけです。

反対に、海外では意見を言えと言われた時、むしろ何も言わないことの方が失礼に当たります。これを頭ではわかっていても、それぞれの環境を行き来する度に切り替えを行うのは難しく、相当の年月を要します。

だからといって何もしないわけにはいかないので、日頃から少しずつ練習して確実な柔軟性を身に付けられるといいでしょう。

最後に

これらのことは口で言うのは簡単ですが、理解しさらに人間関係を築く上で役立てていくのには非常に時間がかかります。なので、一気に沢山やろうとして全て中途半端になるよりは、1つ・2つでもしっかり身に付けて日本に帰る方が絶対為になるので、焦らず少しずつオープンマインドを身に付けていきましょう。

何度も言いますが、私たちの考えや行動習慣の基盤となる「価値観」の形成にはやはり、環境が大切です。海外経験を活かし、色々な人と積極的に関わっていくことでグローバル社会でも活躍できる柔軟性と社交性を身に付けましょう!

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