毎年多くの観客を魅了する屋外オペラ「Handa Opera on Sydney Harbour 2024」が、今年も3月22日（金）から4月21日（日）までの4週間にわたり、シドニーの王立植物園で開催中！

1年のうち4週間だけシドニー王立植物園沿いに特設会場が建てられ、通常のオペラとは一味違った屋外ならではのオペライベントが楽しめる「Handa Opera on Sydney Harbour」シリーズ。2012年に始まり、毎年会場に作られる印象的な水上ステージに加え、毎晩打ち上げられる花火が一体となった、シドニーの真髄ともいえるイベントで、過去には『椿姫』『アイーダ』『カルメン』『蝶々夫人』などの人気オペラ演目が上演されてきました。

今年は世界的な大ヒットミュージカルの『ウェスト・サイド物語』を上演。1957年にブロードウェイで初演された同作品は、『ロミオとジュリエット』をニューヨークの現代風にアレンジしたストーリーで、歌い継がれる楽曲も多数ある名作として知られています。

上演期間中は飲食店も設けられます。気軽に注文できるカフェから高級感あふれるレストランまでさまざま。さらに、特設会場からはオペラハウスやハーバー・ブリッジ、シドニーの美しい夜景をも一望することができ、まさに夢のような空間でオペラを鑑賞することができます。

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世界で最も有名なグラフィティ・アーティストであると同時に、最もミステリアスなアーティストであるバンクシーの展覧会「The Art of Banksy: “Without Limits”」が、1月24日（水）から3月11日（日）まで、シドニーのタウンホールにて開催中！

捉えどころのないストリート・アーティストのバンクシーは、示唆に富み、しばしば物議を醸すアート作品で世界中の観客を魅了してきました。彼の作品は、常に社会的、政治的正義に対する鋭い感覚を特徴とし、ユーモアと健全な皮肉を駆使して資本主義、消費主義、環境のあり方について問い質しています。

同展覧会は、ヨーロッパ、アメリカ、南米、アジアで驚異的な成功を収め、165万人以上が訪れたイベント。現代で最も価値のあるアーティストの一人とみなされているバンクシーの作品を間近で体験することができ、『Flower Thrower』、『Laugh Now』、『Girl With Balloon』など彼の代表作、シドニーのために新たに追加されたオリジナル作品、プリント、写真、彫刻、インスタレーション、壁画、マッピングショーなど160点以上の作品が展示された、オーストラリアで開催される展覧会としては最大規模のストリートアート展です。

シドニー会場の特注の体験型インスタレーションは、鏡でできた「Infinity Room」、「Dismaland Bemusement Park（バンクシーが2015年に制作したテーマパーク）」のシミュレーション、戦火のウクライナでバンクシーが新たに制作した7つの壁画が展示された「Murals」ルームなど。滅多に見ることのできない作品も含まれています。さらに、バンクシーが資金を提供し、難民を救助するために地中海に浮かべている高速船MVルイーズ・ミッシェル号のスペースでは、バンクシーのアクティビズムの精神に参加し、寄付によって自分だけのTシャツをスプレーペイントすることができます。

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夏のアート＆音楽フェスティバル「Mona Foma 2024」が、タスマニアのNipaluna/Hobartで2月15日（木）から25日（日）まで、Launcestonで2月29日（木）から3月2日（土）まで開催！

Queens of the Stone Ageをヘッドライナーに、モグワイ、コートニー・バーネット、ポール・ケリー、TISM、日本の少年ナイフ、タスマニア交響楽団など国内外のアーティストがラインナップ。2月23日（金）から25日（日）の夜に、広大なMONA美術館の芝生でライブ音楽を無料で聴くことができる「Mona Sessions」を楽しめます。また、Frying Pan Studiosでは、アーティストによるジャムやレコーディングも見学することができます。

他にも、音楽ゲストを迎えてのストリートフードやドリンクマーケットのポップアップ、世界初演パフォーマンスや最新作の公開など、注目のプログラムが目白押し。没入型の展示「Boats」では、ナイジェリア出身のアーティストが、タスマニア産と西アフリカ産の植物を使ったオリジナルジンや軽食を提供し、サウンドインスタレーションで移住について考えます。台湾人アーティストのYahon Changは、Princes Wharf 1の20×15mのキャンバスに人間大の筆で絵を描き、書道、アート、瞑想、カンフー、太極拳を融合させたパフォーマンスを披露します。

ちょっと過激でユニークな音楽祭を大自然で楽しめるイベントです。

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アートとエンターテインメントの一夜のアートバー「MCA Artbar Summer」が、12月15日（金）、シドニーのロックスにある現代美術館、MCA（Museum of Contemporary Art）で開催！

スモーキーキャバレー、ルーフトップのDJセット、伝統舞踊、没入型の映像・音響作品、一風変わったサンタクロースとの写真撮影などが楽しめる、MCAの年末パーティーです。

午後7時から11時までの夜間、美術館の全5フロアのギャラリースペースで「汗」をテーマにしたインスタレーションが登場し、実際に水滴を垂らしたり、滑ったりしながら館内のアートを探索することができます。また、イベント名の通り、2階のルーフトップバーが開放され、シドニー・ハーバーの夜景とともにカクテルや食事を楽しめます。

「MCA Artbar Summer」のチケットにはMCAで夏に開催される大規模な展覧会「Tacita Dean」の無料入場券も含まれています。チケットの購入はこちらから。

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シドニーのNSW州立美術館で、ワシリー・カンディンスキーの展覧会が11月4日（土）〜2024年3月10日（日）まで、続いてルイーズ・ブルジョワの展覧会が11月25日（土）〜2024年4月28日（日）まで開催されます。

それに伴い、来年から無料日本語ガイドツアーも開催！ それぞれの会期中の日曜日の午前11時より、各展覧会を巡りながら見どころを日本語で紹介してもらえます。

NSW州立美術館への入場と日本語ガイドツアーは無料ですが、カンディンスキー展とブルジョワ展を観るには別途有料チケットが必要です。同展覧会のチケットを事前にご用意して、来年の来館当日に日本語ガイドツアーをぜひお楽しみください！

【有料展覧会】カンディンスキー展

ヨーロッパの抽象絵画の先駆者の一人であるワシリー・カンディンスキーの展覧会。多数のカンディンスキー作品を所蔵するニューヨークのグッゲンハイム美術館との共同企画によるもので、国内では過去最大規模。

今回は50点以上の作品が展示され、彼のミュンヘンでの創作活動の始まりから、モスクワ、ドイツ、パリへと革命や戦争の苦境まで、時代に翻弄されながらも生み出された作品を通して類まれな芸術家としてのカンディンスキーの生涯の全貌をたどります。

【ワシリー・カンディンスキー展】
開催期間：11月4日〜2024年3月10日
展示エリア：南館（本館）地下2階
チケット：オンライン販売中
※混雑が予想されるので、入場券の購入はお早めに。

【無料日本語ガイドツアー】
開始時間：会期中の日曜日（2024年1月21日、28日、2月4日、11日、18日、25日、3月3日）
ツアー時間：午前11時より約1時間
料金：無料
参加方法：予約不要。集合場所など詳細は美術館のウェブサイトで随時お知らせします。
集合場所：未定

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【有料展覧会】ブルジョワ展

「Has the Day Invaded the Night or Has the Night Invaded the Day?」と題された、パリで生まれニューヨークで活躍したルイーズ・ブルジョワの展覧会。今回は、70年にもわたるキャリアを持つ彼女の120点以上の作品が展示され、オーストラリアで開催されるブルジョワ展としては最大規模の展覧会となります。

見どころの一つは、オーストラリアで初めて展示される、ブルジョワの世界的に有名で代表的な作品「Maman 1999」。会場では北館地下2階の「昼」の白い部屋から、タンクギャラリーの「夜」の暗い部屋へと移動しながら、昼と夜、愛と憎しみ、静寂と混沌、ブルジョワが創り出す感情の世界に足を踏み入れることができます。

【ルイーズ・ブルジョワ展】
開催期間：11月25日〜2024年4月28日
展示エリア：北館（新館）地下2階および地下4階タンクギャラリー
チケット：オンライン販売中
※混雑が予想されるので、入場券の購入はお早めに。

【無料日本語ガイドツアー】
開始時間：会期中の日曜日（2024年3月10日、17日、4日、31日、4月7日、14日、21日）
ツアー時間：午前11時より約1時間
料金：無料
参加方法：予約不要。集合場所など詳細は美術館のウェブサイトで随時お知らせします。
集合場所：未定

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【日本語】ハイライトツアー

また、NSW州立美術館では、本館と新館それぞれの概要、見どころ、注目作品などをピックアップして日本語で案内してもらえる「本館ハイライトツアー」と「新館ハイライトツアー」も催行されています。

彫刻、絵画から写真やインスタレーション・アートまで、オーストラリア国内および海外からの美術作品が展示されているNSW州立美術館。オーストラリアの歴史が垣間見えるコレクションが収められたグランド・コートをはじめ、昨年の北館（新館）開設と南館（本館）リニューアルを経て、美術品の展示スペースはほぼ倍になり、連日多くの来場者を迎えています。オーストラリアのアートを日本語のガイドで巡れるツアーは貴重なので、訪ねてみてはいかがでしょうか？

【本館ハイライトツアー】
開始時間：毎週金曜日　11:00
※2023年は12月15日が最終日、2024年は1月12日から開始
ツアー時間：約45分
料金：無料
参加方法：予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所：本館（南館）インフォメーションデスク付近

【新館ハイライトツアー】
開始時間：毎週日曜日　13:00
※2023年は12月17日が最終日、2024年は1月14日から開始
ツアー時間：約45分
料金：無料
参加方法：予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所：新館（北館）エントランス・パビリオンに集合

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今年で25周年を迎えるシドニーならではのアートイベント「Sculpture by the Sea Bondi」。無料の野外彫刻展としては世界最大級で、毎年45万人を集める人気イベント。海岸沿いを歩く2kmの壮大なコースにたくさんの彫刻が展示され、観客はそれらを無料で楽しむことができます。

「Sculpture by the Sea Bondi」は、64人のアーティストの作品を集めたボランティアによる1日限りの展示会として始まり、それ以来、多くの著名な国際的アーティストが参加する世界最大の彫刻展にまで成長し、シドニーの夏の始まりを告げるものとなっています。

今年はオーストラリア国内外の彫刻家による100以上のアートインスタレーションが登場。シドニーの美しいビーチと組み合わさって、独創的な作品が完成しています。また、1997年の第1回の「Sculpture by the Sea Bondi」に出展したオーストラリアの人気アーティスト達も新たな作品を提供するなど、パンデミックを経て再び盛り上がりを見せています。

シドニーの夏のビーチを堪能するのにぴったりなイベントをお見逃しなく！

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画期的なアートとパフォーマンスを発見できるアートフェスティバル「Liveworks 2023」が、10月19日（木）から29日（日）までの10日間にわたって、シドニーのCarriageworksで開催！

Performance Spaceによるパフォーマンス、インスタレーション、ダンス、音楽、スクリーン、トークなどが楽しめるフェスティバルは、今年で9回目。今年も60組以上のアーティストによるチケット制・無料イベントが用意されており、さまざまなジャンルのアーティストの多岐にわたるライブパフォーマンスを楽しめる他、アートスキルを学べるインタラクティブなワークショップも開催されます。志を同じくするコラボレーターと出会い、刺激を受け、実験的に取り組むチャンス！

10月19日（木）に開催されるオープニングナイトでは、地元で人気の音楽デュオ、StereogamousのDJセットとおつまみが無料で楽しめます。

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投稿 新進気鋭アーティストと体験する画期的なアート＆パフォーマンス は JAMS.TV に最初に表示されました。

シドニーで最も人気のあるオペラハウスが、今年10月20日（金）で50歳を迎えます。50周年のバースデーフェスティバルでは、オペラハウスとその周辺では無料のコミュニティイベントや、ワールドプレミアコンサート、コンテンポラリーパフォーマンス、家族で楽しめるショー、パブリックアートなどさまざまなプログラムが用意されています。

オペラハウスの誕生日である10月20日（金）の前後には、3夜連続のオーディオビジュアルレーザーショー「ICON」が、オペラハウスの外壁を照らし、シドニーハーバーの水面を舞います。

10月21日（土）と22日（日）の2日間には、オペラハウスが8年ぶりに一般公開され、無料イベント満載のオープンハウスウィークエンドを楽しめます。世界的に有名なコンサートホールを含むオペラハウスの7つのパフォーマンススペース、地元アーティストによる巡回公演、オペラハウス専属カンパニーによる特別展示、Bangarra Dance TheatreとMornington Island Dancersによるファースト・ネーションズのダンス公演、オペラハウスの制作チームによるデモンストレーションなど、これまでにない体験が目白押し！

オープンハウスウィークエンドの入場は無料ですが、確実に入場するにはチケットの申し込みをお勧めします。また、オペラハウスのハーバーサイドにあるレストランのOpera BarとHouse Canteen,も、10月20日（金）から22日（日）まで、ゴールドパーティーでオペラハウスの80歳の誕生日をお祝いします。

その他にも、ファースト・ネーションズのQuandamookaのアーティストによる何万個ものkinyingarra（Jandai語で牡蠣の意）の殻を使ったパブリックアートや、世界的に有名な室内管弦楽団Academy of St Martin in the Fieldsによる公演、ARIAにノミネートされたファースト・ネーションズのGumbaynggirrとYamatjiをルーツに持つシンガーソングライターのショー、クィアネスの祭典「Bark of Millions」、ヒップホップとコンテンポラリーのダンスシアター作品など、数十ものプログラムが楽しめます。

さらに、オペラハウス建築家Jørn Utzonの子ども達もデンマークから来豪し、父の遺産を振り返ります。シドニーの象徴、オペラハウスの記念日をお祝いしてあげましょう！

投稿 シドニーのアイコン、オペラハウス誕生50周年フェスティバル は JAMS.TV に最初に表示されました。

毎年恒例のオーストラリアの優れたデザインを紹介するイベント「Sydney Design Week 2023」が、9月15日（金）から24日（日）まで、シドニーのPowerhouse Museumを中心にシドニー市内各地で開催！

今年で27年目を迎える「Sydney Design Week」は、オーストラリアのデザインを支える多様な産業と革新的なテクノロジーを紹介する年に一度の祭典。フランスの社会学者Bruno Latourのエッセイにちなんで「Amodern」と題された今年のプログラムでは、「Eco Systems」「material cultures」「communal cities」「micro cycles」「connected threads」「photofields」の6つのテーマを探求し、10日間の期間中に、展覧会、ツアー、上映会、トークショー、ワークショップ、公共建築など60以上のイベントが街中で開催されます。

プログラムのハイライトは、韓国人デザイナー、Kwangho Leeによる基調講演や、オーストラリアの植民地時代の建築がファースト・ネーションズのコミュニティに与えた影響を検証する展覧会「Objects Testify」、ファッションデザイナーやデジタルクリエーターなど業界のリーダーや新進気鋭の才能が指導するファッションワークショップなど。

建築家、政策立案者、コミュニティ活動家、クリエーターによるパネルディスカッションでは、マインドフル・マテリアリティ、サーキュラー・ファッション・テクノロジー、オーシャン・テラゾー（マイクロプラスチック海洋廃棄物をリサイクルして作られたもの）など地球環境のため製品のライフスタイルの循環を考えるトピックについて話し合われ、サステナブル・フォトメイキング、AI、バイオマテリアルを使った3Dプリンティングなど最先端のワークショップも多数開催されます。

ファッションに興味がある方はもちろん、環境問題を学びたい方にもおすすめ！

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投稿 最先端のライフサイクルを考えるファッションウィーク は JAMS.TV に最初に表示されました。

オーストラレーシア随一のアートフェア「Sydney Contemporary 2023」が、9月7日（木）から10日（日）まで、シドニーのCarriageworksで開催！

オーストラリア、ニュージーランド、日本、インドネシア、シンガポールの新進や老舗のギャラリー96軒が集まり、500人以上のアーティストを紹介する「Sydney Contemporary」。

ギャラリーと並行して、没入感のあるインスタレーションやパフォーマンスのキュレーション部門、パネルディスカッション、ガイドツアー、教育的ワークショップ、充実したVIPプログラムなど意欲的なプログラムが用意されている他、レストラン、カフェ、特注バーも併設され、アートとフードを一緒に体験することができます。

今年のインスタレーションコンテンポラリーでは、等身大の木彫りや大型彫刻など、12名の一流コンテンポラリーアーティストによる意欲的な大作が展示。ギャラリーブースでは、「Roslyn Oxley9」で有名なヨルグヌ族のDhambit Munuŋgurrによる新作や新進気鋭の先住民アーティスト、Billy Bainの大型テラコッタフィギュアを含むグループ展が開催。Arterealギャラリーでは、実験的陶芸家、Ebony Russellの新作が展示されます。

9月7日（木）午後5時半からは、アート、パフォーマンス、音楽、食の体験ができるパフォーマンスコンテンポラリーのアートナイトが開催され、学際的アーティストや文化活動家も集まります。9月8日（金）には、DJ Svetaのライブ音楽でクック諸島出身のオーストラリア人新進アーティスト、Morgan Hoggがパフォーマンスで表情豊かなコスチュームダンスを披露するなど、全日さまざまな角度からアートに触れることができるアートフェアです。

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投稿 モダンとコンテンポラリーを発見するアジアのアートフェア は JAMS.TV に最初に表示されました。