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クラミジア感染症について

クラミジア感染症について
By Dr Suzanna Luo

細菌性性感染症で最も多いのがクラミジア感染症です。

感染はクラミジア・トラコマティス菌によって起こります。女性は膣・尿道・直腸に、男性は尿道・直腸に発症します。喉や目などに感染を起こすこともあります。

特に女性の場合はこれといった症状がないことが多く、治療せずにいると後に合併症を引き起こすこともあります。

症状・兆候

通常、感染してから1-3週間後位に症状が現れてきますが、かなり時間が経ってから発症することもあります。女性より男性の方が症状を発症する傾向がありますが、無症状であることが多い感染症です。

女性

・膣の炎症によりおりものが増える

・頻尿や排尿痛

・性交痛や性交後の出血

・下腹部痛

・不正出血

 

男性

・尿道から、白色で濁った水様性の分泌物があり下着つく

・排尿時の焼けるような痛み

・睾丸の痛みや腫れ

検査方法

クラミジア感染の有無は初尿の病理検査で判明します。女性の場合は、膣の分泌物を綿棒で採取するスワブ検査、男性は、尿道口のスワブ検査をすることもあります。

合併症

早期に発見し治療をすれば比較的簡単に完治できますが、治療しないままにしておくと以下のような問題を引き起こすことがあります。

女性

骨盤内炎症性疾患(PID)子宮や卵巣、卵管の感染症のこと。妊娠時に、子宮外妊娠や早産のリスクが高まる。卵管に損傷をおこすと不妊の原因となる。

子宮頚管炎:子宮頚管の炎症で、骨盤内深部や腰痛を引き起こす。

妊婦が感染し、治療しないままでいると胎児の目や肺に感染症を起こす可能性がある。クラミジアは、妊娠中でも服用できる安全で適切な抗生剤で治療可能。

 

男性

精巣上体炎:精巣上体に炎症を起こす

尿道炎:尿道に炎症を起こす

反応性関節炎:関節・尿道・眼に炎症を起こす

予防

コンドームを使うことで、性交による感染をかなり防ぐことができます。上記のような症状がある場合は、かかりつけの医師のもとでクラミジアの検査を受けることをお勧めします。

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