ペックシティの患者さんに多い症状のひとつで、「無月経」があります。環境が変わることによって生理が不順になる、数ヶ月来なくなるということは良く知られています。
ほかの理由としては、
・生理学上の変化 (例)妊娠、授乳、閉経
・ピルの使用
・子宮、卵巣など構造上の問題によるホルモンレベルの変化
・ほかの内科疾患 (例)甲状腺、長期における病気など
・環境、生活リズムの変化 (例)体重の減少、運動、ストレスなど
以上のことが関係していると考えられます。
日本の産婦人科では数ヶ月生理がこないと、ホルモン剤を出して体をリセットするような治療を行う場合があります。しかしオーストラリアの産婦人科では生理が来ないという症状以外に、発熱・倦怠感・腹痛・おりものの変化等がない場合はすぐ治療を始めることは通常ありません。
生理が来ない、という症状を訴える患者さんには妊娠検査をして妊娠しているか、いないかを確かめます。その後、診察をしてほかの検査の必要性を考えていきます。
検査の内容としては、尿検査、子宮頚ガン検診、おりもの検査、婦人科超音波検査、血液検査などがあります。
もしオーストラリアに入国してから3ヶ月以内で、生理がこない、ということであればそれ以外に症状がなければあまり気にせずに新しい環境になれ、楽しい生活を送るように心がけ、その期間をすぎても来ないようでしたら病院にかかりましょう。
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