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皮膚炎や湿疹がある方のスキンケア

皮膚炎や湿疹を発症した時は、症状を悪化させないための適切なスキンケアがとても大切です。毎日のこまめなスキンケアによって肌を保護し、炎症を鎮め、悪化するのを防ぐことができます。

皮膚は肌のバリア機能です。皮脂膜が水分の蒸発や、有害な物質や細菌、カビ、アレルゲンなどの皮膚からの侵入を防ぎ、身体を守っています。

皮膚炎や湿疹があると、この機能が充分に働きません。それはつまり、

  • 表皮に触れたものが皮膚の下層へと進むと、免疫機能が働き出すので、接触したものに対してとても敏感に反応しやすくなります。
  • 保湿を担っている水分や皮脂が失われやすくなるので、肌が乾燥し、柔軟性が失われやすくなります。

このような症状を防ぐために注意することを2つの項目に分けてご紹介します。

水分と保湿

保湿は、肌の柔軟性と保護のためにとても大切です。皮膚に水をつければ効果があると思っている方も多いと思いますが、実際は逆で、水は皮脂を洗い流してしまうので水に接触すればするほど水分は失われます。入浴や手洗いの際には以下のことに留意して肌を守ってください。

  • 入浴・シャワー・手洗いは、ぬるま湯で! お湯は、熱ければ熱いほど皮脂を洗い流してしまいます。
  • お湯に接触する時間は短めに! 熱いシャワーを長く浴びるのは禁物です。(出来れば4-5分以内で済ませましょう。)
  • 水気は、軽くたたくようにしてふきましょう。強くこすらないこと。
  • 水を使った後は、質の良い保湿クリームをぬること。
  • 充分な水分を摂ること。肌の保湿は、体内の水分が大きく影響します。
  • 化学物質や洗剤を使う時は、手袋をしましょう。

刺激物

肌のバリア機能が衰えている時は、それ以上悪化させないために、皮膚への刺激をなるべく避けることが大切です。よくある刺激物は以下の項目です。

  • 石鹸・洗剤・清掃用の化学薬品
  • 煙草の煙
  • 香水・化粧品・日焼け止め
  • 埃・砂
  • 塩素・ミネラルオイル・溶剤・ラテックスゴム
  • 羊毛・化学繊維 (一般的に綿は肌への刺激が少ない)

上記のことに気をつけて、毎日のスキンケアを心がけましょう。

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