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医療/保険

子宮頸部スクリーニング検査

Dr Kevin Pedemont

子宮頸がんは、最も予防可能なガンのひとつであり、定期的な子宮頸がん検査によって多くの女性の命が救われてきました。最近になって、オーストラリアの子宮頸がん検査のプロセスが変更され、今まで行われていたパップ・スミア検査(子宮頸がん検査)に代わって、CST 検査(子宮頚部スクリーニング検査)が新しく導入されました。CST検査によって、今までより30%近くの女性が、浸潤性の高い子宮頸がんから守られるようになると期待されています。

CST検査は、膣の上部に位置する子宮頸部の健康状態を調べる検査です。現時点では、検体の採取方法はパップ・スミア検査と同じですが、近い将来に、特別な事情や問題がある女性は、自分で検体を採取できるようになります。

CST検査では、パップ・スミア検査と違い、細胞診は定期的にしません。その代わり、あらゆる種類の子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス(HPV) 感染によって引き起こされるので、HPV に感染しているかどうかを調べます。

以下、何点か大切なポイントです。

  • Medicareがカバーするのは、25歳以上で、25歳以下の人はカバーされません。
  • 今までパップ・スミア検査をしてきた人は、検査結果が陰性(正常)であれば、次の検査は最終検査日から2年後となります。その時のCST検査で、HPVに感染してなければ、次の検査は5年後となります。
  • これまでパップ・スミア検査をしてきた25歳以下の人の場合、最後のパップ・スミア検査が陰性であれば、次の検査は25歳になってからになります。
  • 過去に陽性(異常)の結果が出た人は、次の検査に関して、かかりつけ医と相談する必要があります。
  • Medicareのない人、オーストラリア以外の国の出身で、子宮頸がん予防接種を受けていない人は、CST検査と液体ベースの細胞診(LBC)、又はどちらか一方をいつでも受けることができます。
  • LBCは、パップ・スミア検査と同じような検査ですが、子宮頸部から採取した細胞を直接検査します。料金はそれぞれの医療機関へご確認ください。
  • 検査を希望する人は、随時CST検査とLBC検査、又はどちらか一方の検査を受けることができますが、この場合の料金は自己負担となります。

検査時期の方は、かかりつけ医に予約をして検査を受けてください。

National Cervical Screening Programに関しての詳しい情報は、13 15 56 にご連絡ください。

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