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チョコレート過剰摂取が腎臓病リスクに 大学研究から

【メルボルン3日】   モナッシュ大学の最新調査によると、チョコレートやポテトチップスの食べ過ぎは腎臓病のリスクが高まる可能性があることが明らかになった。

 

人工甘味料などに含まれる終末糖化産物(AGE)と呼ばれる有害な合成物質がその原因となっており、身体が炎症を起こすなどの警戒信号を送るようになる。

 

研究ではAGE量を増加させて加熱処理した食品を実験用マウスに24週間連続で与え続けたところ、他の種類の食品を食べていたマウスに比べて腎臓病の症状が発達してきたという。

 

同大学の研究者によると、対処法として「 オーツ麦、大麦、豆類、ジャガイモなどの繊維物食べると腸の善玉菌を増やしてくれるため、腸内細菌がメタボなどを修復する働きをしてくれる」と説明した。

 

今回の研究結果から「加工食品が健康にどのような影響をもたらすのかがさらに明らかになったことで、現代の食生活に存在する有害物質にどう対処していくかの方向性が見えてくる」と述べた。

 

AGEが含まれるその他の食品には、パン、ベーカリー類、製菓類など。世界人口のおよそ10パーセントが慢性腎臓病にかかっている。

 

ソース: news.com.au – Chocolate and potato chips could increase risk of kidney disease, Monash University study finds

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