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歯列矯正 ( Orthodontic Treatment ) について

歯列矯正 ( Orthodontic Treatment )

デンタル・クリニックでは歯列矯正に、透明で目立たない矯正治療装置を使って施術します。 .

さまざまなタイプの歯列矯正装置

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[金属ブラケット矯正器]
[ 合金ブラケット矯正器]

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[セラミックブラケット矯正器]
[裏側矯正器]

透明な矯正装置には2つの材質があります。

プラスチック系であるレジンブラケットと陶磁器系であるセラミックブラケットがあります。

各ブラケットにはそれぞれ長・短所があります。変色や強度ではセラミックブラケットが優れています。

従来の金属ブラケットに比べセラミックブラケット装置を使用すると治療効果が落ちたり、期間が長引いたりするなどとも耳しますが、それほど差はありません。

 

オーストラリアと日本の歯列矯正治療の違い

基本的な歯列矯正方法に大きな違いはありません。

ブラケット、ワイヤー、ゴム、パワーチェーン(メモリーチェーン)を使用して歯列を動かす原理が同じだからです。しかし多少の違いはあります。

以下は知っておけばためになる日本とオーストラリアの歯列矯正の違いです。

  1. オーストラリア・シドニーでは日本でよく使用されている裏側矯正(歯の裏側に矯正装置を装着し表から見えなくする)はそれほど普及していません。
  2. 日本では歯列矯正が終了するまでにかかる費用が約$ 12,000に対し、オーストラリア・シドニーでは平均 $ 5,000 – $7,000 で済みます。
  3. オーストラリアでは治療の難易度が高い場合、一般歯科から矯正専門歯科に診療を依頼します。

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歯列矯正の相談

上下の歯列の型を取り矯正モデルを作ります。

その後、最適な治療に必要なレントゲン撮影等を含めた精密検査をします

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5-6 Lateral Cephalometric X-ray

5-7 パノラマ X-ray 写真 (OPG)

 

歯列矯正を始める前に必要な治療など

  • 虫歯の治療
  • ブラッシング指導
  • 定期検診
  • 親知らずのチェック

矯正治療を始めれば、歯の表面に装着された矯正器とワイヤーのため以前のように歯磨きがしにくくなり、隙間に食べ物のカスがつまり虫歯になりやすくなります。また、成人患者の場合、これに加え歯間や歯茎などの疾患を引き起こしやすいので周期的な歯茎のクリーニングが必要とされます。場合によっては矯正治療中に、治療を邪魔する埋没親知らずなどを抜歯する必要があります。

 

矯正のための抜歯

歯列矯正のため抜歯が必ず必要というわけではありません。しかし大多数の日本人の歯を側面から分析した結果、抜歯し前方の歯を内側に収めるようにするのが一番自然で尚且つ唇と鼻をつなぐラインが美しく見える傾向があるということでした。

歯列矯正過程 治療には約1年7ヶ月から2年半の期間が必要です。

( 患者さんの歯の状態によって治療期間は異なります。)

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矯正ワイヤーとパワーチェーンを使って歯をひとつずつ内側に動かす

矯正治療中に起こりやすい虫歯を防ぐために必ず矯正用歯ブラシと周期的にフッ素うがい薬を使用することをお勧めします。また、一般の歯ブラシを使うと矯正ワイヤーやブラケットに損傷を及ぼす可能性があるので必ず矯正用歯ブラシを使用してください。

 

歯列矯正中の矯正装置の管理

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薬局で購入できる矯正用歯ブラシ(Orthodontic Toothbrush)と歯間ブラシ( Interdental brush)を使用し、ブラケットと歯の間をきれいに磨いて管理してください。

 

矯正終了後の管理

歯列矯正の終了後、歯が元に戻らないように、歯列を維持し保定する役割をする「リテーナー Retainer」を作ります。リテーナーは装着の取り外しが可能です。

矯正装置を外した後も1,2年は歯列まだ不安定でグラグラと動くので、リテーナーでそれを固定しなければなりません。

5-12 矯正終了後に使用するリテーナー( Retainer)

歯列を維持するリテーナーは初めは3ヶ月ごとに、その後は使用途中で緩くなるリテーナーワイヤーを6ヶ月ごとに歯科医院にて調整する必要があります。

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