12月14日(日)NSW州シドニーのボンダイビーチで開催された、ユダヤ教に関連する祭典「ハヌカの祝日」を標的とした銃撃事件が発生しました。
中東情勢の緊張化を背景に、イスラエル権益・ユダヤ人を標的としたテロが世界各地で頻発している中、オーストラリア国内でも今年1月にユダヤ人を標的とした爆破未遂事案、7月にもイスラエル料理レストランへの襲撃事案と、シナゴーグ放火事案が発生しています。
当地ACTだけでなく、旅行先などにおかれましても、シナゴーグ、ユダヤ系商業施設、飲食店、集会場周辺に近付くのを極力回避するようご注意いただくなど、不測の事態に備えてください。
これらに関連する抗議活動やヘイトクライムなどの発生は今後も予想されることから、人が集まりやすい場所に行くときは最新の情報に注目し、安全確保に努めてください。
以下のユダヤ教の宗教的な記念日・祭日の前後には、再び緊張が高まることも予想されるため、特に同期間前後は、シナゴーグやユダヤ系商業施設・飲食店・集会場周辺などに近付くのを極力回避するようご注意ください。
- 12月24日頃~2026年1月1日頃(ハヌカー)
- 2026年4月1日~4月8日頃(過越祭:ペサハ)
万が一被害に遭った場合や邦人が被害に遭ったとの情報を入手された場合は、警察「000(トリプルゼロ)」に通報し対応を依頼するとともに、当館にもご一報ください。
ACTに滞在中の方、これから滞在を予定される方は、事前の準備に加え、最新の動向にも留意し、このような事案に巻き込まれることのないように、十分に注意して行動してください。