シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)はオーストラリア・シドニーにある20世紀を代表する近代建築物であり、世界的に有名な歌劇場・コンサートホール劇場でもあります。
オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団の本拠地になっています。
世界でも最も美しい港のひとつと言われる、シドニー港。その港の
べネロングポイントという小さな岬の突端に、シドニー・オペラハウスは建っています。
建物のデザイン案は全世界に公募され、1957年、全世界233件の応募の中から選ばれたのが、当時、無名に近かったデンマーク人、ヨーン・ウッツソンのデザインでした。彼がデザインでこだわったのは、周囲の景観の中で引き立つ独創的でユニークな個性。
しかし複雑きわまりない構造に「こんなものを造れるわけがない。
不可能だ」と、世界から嘲笑を買いました。
確かに、三段階からなっていた建設計画は容易なものではありませんでした。巨大な屋根をどのように建て、どこで支えるか。
工事は難航し、当初5年とされた工期は14年に。経費節減のために、大きなスラブやタイルをユニット工法で製作したにもかかわらず、総工費は予定の700万ドルから1億2000万ドルに膨れあがりました。
その後、国内の建築家に引き継がれたシドニーのオペラハウス建設はこうした数々の困難を経て、当初のデザインに4ヶ所の変更を加えながら、構想から19年後の1973年にようやく完成したのです。
オペラハウスの面積は1.8ヘクタール(4.5エーカー)で、総面積は4.5ヘクタール(11エーカー)。
ホールの構成はオーケストラの演奏会などが行われるコンサートホール、オペラが行われるオペラ劇場、ミュージカルや演劇などが行われるドラマシアター、プレイハウス、ピアノ演奏会など小規模な演奏会が行われるスタジオシアターがあります。
建物の高さは183mで、一番広いところで120mの幅があり、海面下25mまで打ち込まれたコンクリート製の杭が建物の基礎となっています。
巨大なコンクリート製の屋根は「シェル」と呼ばれ、屋根であり外壁でもある白いシェルには、白色と淡い桃色の釉薬をかけたスウェーデン製のタイルが105万6000枚張られています。このタイルは汚れが自然に洗い流されるように設計されていたのですが、じつは、竣工後現在まで継続的に清掃や張替えが行われているのです。
そしてホールの内装は、地元ニューサウスウェールズ州のピンク色の花崗岩と合板などでできています。
オーストラリア最高の劇団、オペラ・オーストラリア(Opera Australia)、オーストラリアン・バレエ(Australian Ballet)、シドニー・シアター・カンパニー(Sydney Theatre Company)とシドニー・ダンス・カンパニー(Sydney Dance Company)が毎年、世界中から200万人の観客を魅了します。
国際的な現代音楽家や演劇家も、期間限定の公演や、1月のシドニー・フェスティバルの 一環として、よくこの“ザ・ハウス”に来演します。
公演を見に来ればもちろん観客席には入れるのですが、時間の余裕がない観光客向けには専任ガイド付きのツアーがに用意されています。
せっかくオペラハウスまできて、中まで入らずに帰ってしまうのは勿体ない!
●日本語ガイド付きツアー
大人 $22.00
子供 $10.50
ファミリー $56.00
http://www.sydneyoperahouse.com/Visit/AsianLanguageTour_Japanese.aspx
●ハーバークルーズ
また、そのユニークな外観を海の上から優雅に眺めるならば、キャプテンクッククルーズCaptain Cook Cruisesがイチオシです!
http://web.jams.tv/capcc/ 動画はこちらから↓
●ウェディングフォト
オペラハウス・ハーバーブリッジを背景に、シドニーウェディングフォト撮影ならば、
ワタベオーストラリア Watabe Australia Pty Ltdにお任せ!
http://web.jams.tv/watabe/blog/view/id-71896
●ウェディングケーキ
オペラハウスのレストランでのロマンチックウェディングデコレーション
ウェディングケーキとブライダルフラワーのスペシャリストといえば、
The Wedding Cake & Flower Company
http://web.jams.tv/weddingcake/blog/view/id-68219