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医療/保険

今やJAMSの大人気ブロガー! シドニーで唯一の日本人サイコロジストやの先生の相談室に今年も行ってきました♪

 

日本人永住者はもとより、駐在員、学生、ワーキングホリデーから観光の方まで、シドニーで”やの先生”にお世話になった人は多いはず。 誰でも体験するストレス時にかけ込んで共感的に話を聞いてもらい、相談できる在豪邦人の強~い味方です!ジャムズとも長~いおつきあいのやの先生を、今年も訪問させていただきました!!

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質問:最近のカウンセリング事情はいかがでしょうか?

最近は、ワーキンングホリデーや学生さんなど、日本から来たばかりの若い方のカウンセリングが多いですね。もちろんメディケアでいらっしゃる永住者のケースもとても多いです。

まずは初回無料45分トライアル・カウンセリングにいらしてから、本格的にカウンセリングに通うようになるケースも多いです。私の雰囲気を確かめていただき、カウンセリングで得られそうなものを納得してから通っていただくことができるので、良い方法だと思っています。

シングル・ペアレントや、大事な人を亡くしたグリーフの方、カップルや家族関係の調整、ゲイのカップルの方、お子さんの心配、ご年配の方が体を悪くされたストレスや、これまでの人生の心の整理など、年齢層はもう3歳から95歳までです(笑)。

多いのは20、30、40、50代ですね。

質問:JAMS読者に多いワーホリ・学生の方の相談の最近の傾向はいかがですか?

日本でもずっとがんばり屋さんで、その延長として高い英語力の取得などを目標にしてシドニーにやって来た方が、現状の不適応感の中で悩むというケース。

「このままでは日本に帰れない」などの高い自意識がまたプレッシャーになっていたりする。

いつも優等生ではいられない自分、「こうすべき、こうあるべきである」と考えがちな自分を見直し、現実と理想のはざまでどう折り合いをつけていくか、というプロセスにつきあうことが多いです。

また二年目のワーホリ取得のために、ファームに三ヶ月以上滞在する人が最近は多数いるため、自分のワーホリ生活のデザインに迷い、ファームに行くのか行かないのか、また現実的にどこで情報が得られてどうやって決断していくべきなのか、またファーム生活の中でのオーナーや同僚とのトラブルが尾を引きずっての相談も中にはあります。

元気がなくなって来た自分をどうしようとご自分でいらしたり、お友達が心配して連れて来たりするケースもあります。最初は頭痛や不眠など体の問題かと思ったけれど、心理的な問題の可能性を指摘されてドクターからのご紹介でみえるケースもあります。

質問:女性だけでなく、男性もカウンセリングに来ますか?

けっこう来ますよ~。学校に行きづらくなったり、不眠になったり、ストレスにやられて体をこわしたり。

カップル・カウンセリングもしますしね。もちろんストレートのカップルも、ゲイのカップルもです。カップル・カウンセリングでは、ワンパターンになりがちなお互い同士でのコミュニケーションの特徴に気づき、新しいルールを決めたり、新たなコミュニケーションパターンを開発したりします。私の得意な仕事の一つですね。

男性は女性とまた違い、大人の男として自他ともに認められるようになっていかなければならないという大きな心理的課題がありますから、それに直面している若い年齢と相まって今の生き方や将来が不安になったりされますね。

人生の中で、今いる所と課題を確認し、その課題を進めるには何をしたら良いのか、ということを見つけて行きます。

保険カバーが幅広いのも当相談室の特徴で、GPの紹介があれば、ほとんどの保険で全額カバー可能です。永住者の「メディケア」、学生さんの「OSHC保険」、ワーキングホリデーや観光の方の「海外旅行保険」も全て全額カバー可能なところが、他のカウンセラーさんと違う「サイコロジスト」という資格を持っている強みです。

オージーはカウンセリングに対して前向きですし、これも異文化体験一つとして、必要な時にはポジティブに活用してください、とみなさんに言っていますね。

質問:相変わらず、先生は医師との連携もお強いのですね?

​はい。日系では、永住者の方には日本人医師鳥居先生の「ノースブリッジファミリークリニック」、ワーキングホリデーやシティにいらっしゃる方には「PECシティクリニック」との強い連携の元に、協力してクライエントの治療と援助にあたっています。

コリアンの女医ジェシカ・リー先生のいらっしゃる、やはりシティの「ワールド・シティ・メディカル」とも強い連携があります。保険の関係上、常にGPの先生と連携しています。

保険でカバーされる可能性を探るためにまずGPへと言われても、何と話していいか分からないという方は、まず初回無料45分トライアル・カウンセリングに来ませんか?とおすすめしてます。

お話をお伺いしてこちらからドクターに紹介状を書きますし、どこのGPに行けば良いのか相談にのります。

質問:よくお使いになるカウンセリング方法にはどんなものがありますか?

基本的には統合・折衷主義で、クライエントに役に立つものは何でも使いますが、代表的なものをいくつか例をあげると・・・

1.クライエント中心療法

これはカウンセリングの基本です。カウンセリングの場でも、それからクライエントの人生に於いても、主役はクライエントです。サイコロジストではありません。「共感」「無条件の肯定的な関心」「治療者自身が自己一致して自分の気持ちに気づいていること」の三要素を体現しようとして、傾聴します。

2.交流分析

人間を心理的に発達する存在ととらえ、どこに発達の積み残しがあるのかを見立て、その部分の発達し直しを目指します。極端な例で言えば、アダルトチルドレンにあたるような方の治療。自分の持つ対人関係のパターンに気づき変化を目指す理論もあります。

3.認知行動療法

自分の認知のクセを知り、より客観的で現実的な考え方にどのようなものがあるのか探ります。

4.マインドフルネス、アクセプタンスアンドコミットメントセラピー

認知の内容を変えようとするよりも、その心の中の考えとの距離の取り方やつきあい方を学びます。瞑想も取り入れます。

5.グリーフ・カウンセリング

喪失体験をしたばかりの方に、その喪のプロセスを進める共感的なカウンセリング。

6.カップル•カウンセリング、家族カウンセリング

カップルや家族メンバー間のコミュニケーションパターンに気づき、パターンを増やしたり、パターンの質を変えたり、新たなルールを取り決めたりして、より風通しのよいコミニケーションに調整する。

7.プレイ•セラピー

まだ言葉でのカウンセリングが十分にできない子供とする遊びを介したカウンセリング。

その他、必要性に応じて、心理教育、リラクセーションや呼吸法、動機付け面接、対人関係療法、問題解決志向カウンセリングなど、柔軟に取り入れます。

中でも一番大事にしているのは、クライエントの気持ちをそのまま受け止め共感的に傾聴する「カウンセリング」のスタイルです。

上記のさまざまな技法も、カウンセリングという対話の中で応用することが多いです。なぜならば私自身がもしカウンセリングに行ったら、まずはゆっくりと私の話を聞いて受け止めて共感してくれて、それからアプローチを探してくれる先生がいいですから・・・。

 

「自分のこころとうまく付き合う!」

マインドフルネス・メディテーション(瞑想)・認知療法・交流分析のグループ

月に一回、火曜日10時45分~ / 月に一回、土曜日14時~

(曜日や日時は調整可能です。ご希望をお知らせください)。

内容: 平穏な心の状態を保ちやすくなることを目指して、そのためのさまざまなスキルを学びます。物事に対して気持ちを落とさない認知の仕方、自分のココロの中の考え事との距離の取り方、パーソナリティの構造、意識と無意識、人間関係におけるゲームとドラマなど。
場所: シドニーこころの相談室
住所: Suite612/185 Elizabeth Street Sydney NSW,2000
参加費: メディケアや学生OSHC保険をお持ちで、GPでHealthTreatmentPlanを作成済みの方は、自己負担なし。それ以外の方は、1セッション$20です。

ジャムズ・スタッフの感想:やの先生、あいかわらず癒し系です・・・!

毎年訪問しているやの先生ですが、いつものやわらかく暖かいトーンで、なんとも癒されます。本当は取材でなく、僕が個人的に抱えている状況をカウンセリングしてもらいたかったくらいなのですが・・・なので予約・再訪することを心に決めました!

他都市に比べて、シドニーに住む日本人はラッキーだと思います。日本人のカウンセリングの先生がいて、しかもサイコロジストなので、ほぼ全ての保険で全額カバーが可能だなんて。

誰にでもある、こころが疲れたときに、うわさの”やの先生”に電話かメールでと問い合わせてみてくださいね♪あの調子の癒し系トーンで答えてくれると思います。フレンドリーで話しやすいところがこの先生の魅力だと、今回も実感しました。

 

シドニーこころの相談室(臨床心理士:やのしおり)

 

日本語で安心なサイコロジストによる心のカウンセリング。保険カバーが幅広いのが特徴です。

◆シティの相談室は、タウンホール駅徒歩3分でアクセス抜群。NorthbridgeFamilyClinic内と、ホーンズビーにも相談室あり。自宅訪問カウンセリングも可能です。

◆シドニーの臨床家の中で最長経験があり、永住者をはじめワーキングホリデーや留学生のカウンセリングの経験が豊富です!

◆資格がサイコロジストなので、GPの紹介があれば、海外旅行保険・学生のOSHC保険・Medicareで、全額カバー、自己負担費用なしで心のカウンセリングが可能なのは「この相談室だけ」です。プライベート医療保険も適用可です。

◆JAMSブログを見た方に、初回無料45分トライアル・カウンセリングを実施中!どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいね。

■Sydney Cocoro Clinic

TEL: 0416-006-835

ADDRESS: St James Trust Building, Suite612, Level6, 185 Elizabeth Street,Sydney NSW 2000

Email: sydney@cocoroclinic.com

Facebook: SydneyCocoroClinic

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「ワーホリ・留学生の豪生活落とし穴ハマり度診断 Cocoro Check!」

 

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