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【3月16日以降の入国者】オーストラリアへ入国する全ての人は14日間の自己隔離(自宅待機)へ

この記事で説明する準備オーストラリアへの入国者は全員14日間の自己隔離へ
難易度:★★☆☆☆ | 所要時間:20分間

3月15日午後、スコットモリソン豪首相による重大な発表が行われました。

16日午前0時以降、海外から渡航する全て人は14日間の自己隔離(自宅待機)が要請されます。

自己隔離に従わない場合は、州や準州により高額な罰金が課されます。NSW州の場合は11,000豪ドル(約77万円)の罰金と懲役12ヶ月、QLD州の場合は13,000豪ドル(約91万円)の罰金です。

自己隔離(自宅待機)とは

自己隔離(自宅待機)とは、実際どういうことなのでしょうか。自宅で待機するとひと言で言っても、オーストラリアの場合はシェアハウスで滞在している人やホームステイに滞在している人が大半です。明確な制限はありませんが、下記を参考にしてみてください。

  • 他人と接触しない
  • 食事や日用品はデリバリーで頼んだり、家族や友人に買ってきてもらう
    *他人と接触する場合は2m以内の距離で15分以上接触しないこと
  • 別のお風呂や洗面所を使う
  • 食事用のお皿やカップ、タオルや枕など共有しないこと
  • マスクをする
  • 風邪の症状がある場合はGP(一般医)に電話をする
    *直接、病院に行かないこと!
  • 外出しても良いが他人と接触をしない、公共交通機関などには乗らないこと。

 

14日の自己隔離期間をどうすごすか

海外で、14日間自己隔離で過ごすというのは、非常にストレスだと思います。
初めてのオーストラリアで、仮にホームステイに宿泊するとしたら、知らない家庭の中で誰とも接触できずに慣れない部屋で過ごすということは、出来ればやりたくないですよね。

では、どうすればストレスを感じずに14日間を過ごせるのか、あらかじめ考えておきましょう。

  • 家族や友達と頻繁に連絡を取る
  • 電話やSNS、Eメールなどでやり取りを続ける
  • コロナについて正しい知識を得る
  • 日常生活をできるだけ続ける(食事、運動、仕事など)
  • 家から仕事ができるように調整する
  • リラックスできること、自分の時間を有効に使って新しいことを始める
  • 読書する、ゲームする、映画を見る
  • 外出しても良いが、他人との接触は避ける
  • 事前に14日間のプランを立てるなど

せっかくの一人の時間なので有効に使いたいですよね。

 

学校やホームステイ、ビザに関してはどうなるのか

明日(16日)から順次対応が発表されていくことになると思いますので、アップデートしていきます。

本日(15日)時点では、この自己隔離政策がいつまで続くのかは、名言されませんでした。おそらく2週間から3週間後に見直しがされることとは思われますが、まだ分かりません。

今回の件で、渡航時期の延期を考えている方、3月中は自宅隔離は続くと思われますので、4月以降で考えた方が良いかもしれません。あくまで私の個人的な予想です。引き続き最新情報を共有していきますね。

 

オーストラリア国内の感染者数:

2020年3月15日付け:
オーストラリア 283人

NSW州 134人
VIC州 57人
QLD州 61人
SA州 20人
WA州 17人
タスマニア 6人
ACT 1人
NT 1人

 

自己隔離を破った場合の州別の罰則

NSW州 11,000ドル罰金 + 懲役6ヶ月
QLD州 13,345ドル罰金
VIC州 6,600ドル罰金
WA州 50,000ドル罰金 + 懲役12ヶ月
SA州 25,000ドル罰金
タスマニア州 8,400ドル罰金

 

【参照サイト】News.com.au – Coronavirus: Overseas arrivals in Australia have to self-isolate for two weeks

NSW州政府 – Home isolation guidance for close contacts and recently returned travellers

7News.com.au – The massive penalties if you breach self-isolation

 

ツヨシからワンポイントアドバイス

・もし延長が可能なら、3月の渡航は避けて4月以降で再検討しよう!
・自己隔離覚悟で渡航するのであれば14日間のプランを事前に立てよう!
・コロナに対しては正しい知識を得るように

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