“教える”だけじゃない、私がここで学んだこと——シドニー郊外...
こんにちは。 今回は、オーストラリア・シドニー郊外の学校で4週間の日本語教師インターンに参加した高田さんの体験をお届けし…
コロナ後の国境再開以降、オーストラリアは世界中の人々にとって再び人気の留学先となっています。多くの外国人が新たな生活を求めてオーストラリアに入国しましたが、それに伴い、国内では住宅不足、生活費の高騰、就職難といった問題が一気に顕在化しています。
こうした背景の中、オーストラリア政府は移民政策の見直しを急速に進め、ビザ制度の運用も厳格化。特に学生ビザに関しては、これまで以上に「申請者が本当に勉強を目的として滞在するのか?」という点が厳しく精査されるようになりました。
政府が注目しているのは、いわゆる「ビザ取り学校」を通じた就労・永住目的の滞在者です。これらのコースは、費用が安く滞在期間も長いため、人気でした。しかし現在では、”学習を装った就労や移住目的”とみなされるリスクが高くなっており、ビザ却下率が急増”しています。
下の図は学生ビザの承認(成功)率です。大学院などはほとんど従前と変わらない成功率だが、あとは大体下がり、特に職業系学校は大きく下がっているのがわかります。
学生ビザがキャンセルされると、現在のビザステータスが無効になります。多くの場合、ブリッジングビザという一時的なビザが自動的に発行され、合法的に滞在するための短期間が与えられます。この期間は35日間です。何も行動を起こさなかった場合、この期間内にオーストラリア国外へ出国しないと不法滞在になります。また、今後オーストラリアで新しいビザを取得するのが難しくなったりするケースが多いため、慎重な対応が求められます。
当社は留学だけでなくビザの専門家が在籍しており、これまでたくさんの学生ビザ申請・再申請に携わってきました。その中で明らかになったのは、却下には明確なパターンが存在するということです。
以下は、実際によく見られる却下理由の例です:
GS Statementの要件を満たしていないと判断される
→ 例えば、「オーストラリアでなぜそのコースを学ぶのか」「母国に帰国する意思が本当にあるのか」が論理的に説明されていない場合は、即座に疑問を持たれます。学校選び
→ あまりにも安すぎるいわゆる「ビザ取り学校」を選択すると、「就労目的」と判断されやすくなります。申請内容が間違っている(虚偽申請がある)
→ 申請内容に間違いや誤記があると、移民局によって「虚偽申請」と見なされるリスクがあります。- 学歴や職歴との整合性が取れないコースを選んでいる
→ 例:大学卒業後に突然ホスピタリティのDiplomaに進むと、「就学目的ではない」と判断されやすくなります。
こうした理由から、一見些細なミスや準備不足が命取りになるケースが少なくありません。だからこそ、事前のプランニングと専門家のチェックが極めて重要です。
ビザがキャンセルされた場合、移民局から拒否通知(Refusal Letter)を受け取ります。その後通常は28日以内にART (Administrative Review Tribunal) に審査請求が可能です。申し立てが認められれば、審査中は合法的に滞在できます。ただし、理由や証拠がしっかりしていないと却下されることもあります。
具体的なプロセスは以下の通りです:
①移民局から受け取った拒否通知(Refusal Letter)の内容を確認し、キャンセル理由を分析する
拒否通知(Refusal Letter)を受け取ると、まずは1週間以内に移民弁護士(ビザコンサルタント)と一緒にレターの内容を確認し、キャンセル理由を分析します。そして今後のARTへの審査請求の準備プロセスを確認します。
②申請書類の準備
「ビザがなぜキャンセルされてしまったのか?」の理由を確認したあとは、その内容に合わせて書類を準備します。人によって理由や準備すべき書類の内容が異なるため、経験豊富な移民弁護士へ相談されることをおすすめします。
③ARTへ書類の提出と審査依頼
全ての書類の準備が整ったら専門の機関へ審査の依頼をします。審査には最大3ステージありますが、人によって1stステージで終わったりなど審査にかかる時間が異なります。
④審査の結果の通知
ARTからの結果のお知らせをします。
⑤もしARTからの結果に満足がいかなかった場合は、再度審査依頼を行うことができます。
⚠️重要ポイント:控訴の申請期限は非常に短く、通常28日以内です。
この期限を過ぎると再審理の機会が失われるため、即時に移民法の専門家へ相談することを強くお勧めします。
学生ビザの却下を回避するためには、事前のリスク分析と戦略的な準備が必要です。たとえ正当な就学目的であっても、それが相手(政府)に伝わらなければ意味がありません。
以下のような準備を徹底しましょう:
GS Statementの徹底的な作り込み
過去の学歴、現在の職歴、なぜそのコースを選ぶのか、なぜオーストラリアなのか、卒業後のキャリアパスなどを明確に書くこと。信頼性の高い学校選び
いわゆる「ビザ取り学校」とみなされる教育機関は避け、政府認定かつ評価の高い機関を選ぶこと。十分な資金証明
自分、または家族が支援できることを明確に示す銀行残高証明などは必須です。
⚠️重要ポイント:学生ビザを申請する際はビザの専門家に依頼することをおすすめします。
学生ビザの申請がキャンセルは法律が関わってくるため、移民弁護士などの専門家のみが対応することができます。また、時間もお金もかかります。上記の条件を満たしたからといって必ずしも却下率を減らせるわけではありませんが、対策するに越したことはありません。
最近本当に学生ビザ申請却下のご相談を多くいただいております。ビザの申請却下は法律が関わってくるため、移民法を熟知している専門家が対応することができます。当社ではこれまでにたくさんの学生ビザの申請却下の対応を経験し、これらを通してどのようにしたら却下率を減らすことができるのかを熟知しております。学生ビザを申請される際にはぜひご相談ください!
ビザの申請却下の手続きは複雑です。当社の経験豊富なビザコンサルタントと一緒に、申請却下の原因を探り、次のステップへ進むお手伝いをいたします。
・経験豊富なプロフェッショナルチームが在籍
熱意を持った留学とビザの専門家が一人一人に最適な申請プロセスをご提案します。
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常に申請の進捗情報を提供し、審査の経路についてわかりやすく説明します。
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個人および法人のスポンサービザ申請をサポートした豊富な経験がございます。
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