法律/ビザ

実例から学ぶオーストラリアのパートナービザ取得へのステップ

はじめに

こんにちは!シドニーを拠点に留学・ビザ・移住サポートを行っているQSeamです✈️🌏🇦🇺

「オーストラリアで大切な人と出会った」

「結婚はまだしていないけど、自分たちの関係でもビザは取れるのか?」

「日本でオーストラリア人と結婚してオーストラリアに引っ越すことになったけど日本からビザを申請できるの?」

など当社では「パートナービザを取得する方法を知りたい」というご相談をよくいただきます。

パートナービザは関係を証明しないといけないため申請が他のビザと比べると難しく、ビザの正しい知識が欠かせません。

特にビザ制度は日々更新し続けており、適切な知識と準備がなければ、せっかくのチャンスも逃してしまう可能性があります。

この記事では、そんな不安や疑問を解消するために、オーストラリアのパートナービザ制度を専門的な視点からわかりやすく解説していきます。
パートナービザの特徴や取得までの流れを実例も含めて初めてビザに挑戦する方でも理解できる内容を網羅しました。

「知らない」で諦めるなんてもったいない!QSeamでは公式LINEで無料相談も実地しています。

「自分にあった道がわからない」という方は、ぜひ最後までお読みいただき、まずはお気軽にご相談ください。

 

パートナービザとは?

 パートナービザとは現在オーストラリア国民または永住者と交際または結婚しており、パートナーと一緒にオーストラリアに住むことを希望している場合申請が可能なビザです(異性/同性同士カップルも可能) 

このビザを取得するためには、すべての申請者が関係が真正かつ継続的であることを証明する必要があります。経済的なコミットメント、社会的受容、精神的なサポート、そして家庭環境などが、その証明となります。

こちらのビザは、年々審査が厳しくなっており、審査が完了するまでには長い年月がかかります。その間は一時ビザが発給される場合があります。期間は、長期的な関係が確立されているか、子供がいるかによって大きく異なります。そのため、専門家のサポートが必要なケースが多いものとなっています。

 

パートナービザの種類

以下がパートナービザの種類です(2025年現在の情報に基づく):

■パートナービザ(サブクラス820/801)(オーストラリア国内申請)

■パートナービザ(サブクラス309/100)(オーストラリア国外申請)

婚約者または結婚予定者ビザ(サブクラス300)(オーストラリア国外申請)

 

サブクラス820(一時ビザ)/サブクラス309(一時ビザ)を申請してから2年経過すると、サブクラス801(永住ビザ)/サブクラス100(永住ビザ)の申請資格が得られます。

サブクラス300の場合は、結婚後にサブクラス820(一時ビザ)への切り替えが可能です。その後サブクラス801(永住ビザ)の申請資格が得られます。

 

パートナービザの申請条件

パートナービザを申請するには、スポンサーが必要です。

スポンサーは、申請者の配偶者やパートナーが務めます。

■申請者の申請条件は、以下のとおりです。

  • 申請時にオーストラリア国外にいる(サブクラス300・309)
  • 申請時にオーストラリア国内にいる(サブクラス820)
  • パートナー(スポンサー)がいる
  • 18歳以上
  • 国内外で犯罪歴がない
  • 関係要件を満たす

■パートナー(スポンサー)の条件は、以下のとおりです。

  • オーストラリア国籍者または永住権保有者
  • ニュージーランド国籍者または永住権保有者
  • 18歳以上
  • 国内外で犯罪歴がない

 

※もし上記の申請条件に満たない場合でも、申請できる可能性がある場合がございます。一度ご相談ください。

実際のケーススタディー

実際にQSeamを経由してパートナービザを申請し、パートナービザ(サブクラス820→801)を取得れされた方の実例をご紹介します:

背景:

  • 申請者(日本人):学生ビザでオーストラリアに滞在中

  • パートナー(オーストラリア人):現地企業に勤務

  • 交際期間:1年以上

  • 同棲歴:約12か月

  • ビザ取得までにかかった期間:約2年(サブクラス820→801)

用意した主な証拠

  • 賃貸契約書(2人の名前入り)

  • 光熱費の共有請求書

  • ジョイントバンクアカウントの取引履歴

  • 旅行の写真やメッセージ履歴

  • 友人・家族からのサポートレター(Statutory Declarations)

ポイント:
移民局は「真剣で継続的な関係」があるかを見ています。感情よりも証拠重視です。

※この例はオーストラリア国内から申請したものです。国外から申請する場合は準備する書類が異なります。

まとめ

パートナービザは愛があれば通る…わけではありません。
それを第三者(移民局)に対して客観的に証明するためには、緻密な準備、丁寧な書類作成、戦略的な申請計画が求められます。

今回ご紹介したように、実際の申請者カップルも、数十種類にも及ぶ書類を揃え、必要に応じて翻訳・公証・サポートレターの取得などを経て申請を進めていきました。
一見すると煩雑で手間のかかるプロセスに見えるかもしれませんが、各ステップを正しく理解し、誠実に対応していくことが最も確実な近道です。

また、移民法や審査基準は定期的に変更されるため、「数年前に通った友人のやり方」をそのまま真似するのは非常にリスクが高いです。2025年現在も、移民局は年々審査を厳格化しており、証拠の信ぴょう性や整合性に対する目は以前にも増して厳しくなっています。

だからこそ、パートナービザの申請を検討している方には、まずは「どのような証拠が必要か」「今の関係性で申請可能か」という現状把握から始めることをおすすめします。必要に応じて専門家に相談し、早い段階から戦略的に動くことで、将来的なリスクやトラブルを回避できる可能性が大きくなります

大切な人との将来のために。
あなたの関係性と人生設計を守るために。
時間と労力をかける価値のある手続き、それがパートナービザです。

QSeamを選ぶメリット

ビザの申請プロセスは複雑です。当社の経験豊富な移民弁護士はこれらのビザに関連する判例、政策、法律を熟知しています。ビザ取得まであなたをサポートします。

・経験豊富なプロフェッショナルチームが在籍

熱意を持った留学とビザの専門家が一人一人に最適な申請プロセスをご提案します。

・申請の手続きをサポート

あなたの目標に合わせたオーダーメイドプランをもとに手続きをサポートします。

・明確なコミュニケーション

常に申請の進捗情報を提供し、審査の経路についてわかりやすく説明します。

・日本人スタッフが在籍!

日本人スタッフと日本語で相談・手続きを行うので安心です。

・多数のビザ申請成功実績

個人および法人のスポンサービザ申請をサポートした豊富な経験がございます。

 

まずはお気軽にQSeamの公式LINEからご相談ください☺️

QSeamのInstagramでは常にビザの最新情報を発信しています。こちらもチェックしてみてください!

 

 

QSeamとは

QSeamは留学とビザを専門としているエージェンシーです。QSeamの強みは政府公認の移民弁護士が在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、ビザの申請・延長・永住権の取得まであなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーを最後まで全力でサポートします!

 

よくある質問

Q:現在オーストラリアに滞在しています。今保有しているビザの有効期限が切れるどのくらい前から準備をしたらいいですか?

A:ビザのタイプによってはビザ申請時に英語力の証明が求められるものがございます。遅くても3ヶ月前にはビザ申請の書類を準備し始めることをお勧めしております。

 

Q:オフィスに行かずに、オンラインで手続きは可能でしょうか?

A:QSeamでは、すべての手続きがオンラインで完結できます。現地スタッフが、留学相談から複雑なビザ申請まで、EメールやLINE、お電話、オンラインミーティングを通じて対応しています。必要な情報についてはこちらから質問させていただきますので、それにお答えいただくだけで大丈夫です。安心してお任せください。

 

Q:他の留学エージェントとの違いはなんですか?

A:QSeamの強みは移民弁護士が在籍していることです。ですので、留学のサポート以外にもビザの申請や永住権取得のサポートも弊社で全て行うことができます。QSeamはあなたのオーストラリアでの夢実現にむけて最後まで一緒です。

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