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フェイク健康ブロガー、がんに関する嘘で有罪に

健康ブロガーの ベル・ギブソンさんが、食事法クリーン・イーティングでがんを克服したなどと嘘を重ね、100万ドルを儲けていたことが明らかになりました。

 

先月メルボルン連邦裁判所は、この健康ブロガーが犯した5件のオーストラリア消費者法違反に対し、合計41万ドルの罰金を命じました。ギブソンさんは、代替療法や特定の栄養摂取法で、実際には罹患していなかった脳腫瘍が消えたと嘘をつき、ブログ読者を欺いていたのです。

 

 

裁判所はまた、ギブソン さんが得た利益の多くを慈善団体に寄付すると言っていたのも嘘だったことを明らかにしました。その中でも、手術ができない状態にまで脳腫瘍に侵されてしまったジョシュア・シュワルツ君の家族に、アプリの売上を寄付すると言って実際にはしなかったことが最も深刻な法律違反である、とモーティマー判事は述べました。判事によると“ギブソンさんは ジョシュア君と同じような腫瘍があると言ってジョシュア君と自分の病態をあからさまに比べていたが、それは完全な嘘だった”と。

 

ギブソンさんによるこうした悪事は、ビクトリア州消費者問題(CAV)による調査を受け、2016年6月に民事訴訟が開始されていました。

 

ギブソンさんの嘘に関連した別の罰金刑も生じています。彼女の料理本を出版した出版社ペンギン・オーストラリア社に対し昨年、ギブソンさんが執筆した内容の事実チェックを怠った罰として、3万ドルの罰金が言い渡され、そのお金はビクトリア州消費者法基金に寄付されました。ペンギン社は偽証・不当表示のある本(ギブソンさんの料理本)を出版・販売していたことになり、その料理本は2015年3月に売り場から撤去されていました。

 

食品関連の消費者詐欺のお話は、次週も続きます。次回のコラムでは、DNAバーコーディングで魚、肉、生鮮野菜等の種名を特定する研究が進めば、食品偽装の抑制につながるかも?というお話をしたいと思います。 お楽しみに。

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