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オーストラリアの美しいビーチで悲しい思いをしないために

オーストラリアのビーチといえば、サーファーズパラダイスを思い浮かべる人も多いでしょう。しかしそのビーチで、過去10年間に8人が水の事故で亡くなっているというデータが。ビーチで安全に楽しくすごすには、何が大事なのでしょうか?

 

 

水難事故で失われた78名の命。運よくビーチを散歩中の人に気づいてもらえれば、助かっていたかもしれません。先日、サーフ・ライフ・セービング・クィーンズランドがまとめた、ビーチの安全に関するレポートの中で、こうした結果が明らかになりました。

 

 

QLD州のビーチで2005年以降に発生した78名の溺死事故について調べたところ、74%の事故は、ライフセーバーによるパトロールが実施されている安全なエリア(監視区域は2本の赤黄フラッグ間)から1kmも離れていない場所で起きていたそうです。溺死事故に至ったその他の要因は、危険箇所・危険度に対する認識不足や判断ミス、監視・監督不十分、危険な状況に陥ったときに自己対処できなかった、などです。

 

危険なビーチランキングの上位には、ゴールドコーストのサーファーズパラダイスや、ケアンズ沖のグリーン島が挙がっています。

 

 

MBA法律事務所ジャパンリーガルサービス、パートナー弁護士のミッチェル・クラークは、グリーン島で起きた悲しい事故の賠償請求訴訟に携わったことがあります。オプショナルツアーでグリーン島を訪れた日本人男性。グリーン島を訪れる観光客のアクティビティは、ツアー会社、州政府、サーフ・ライフ・セービング協会によって全般的に管理され、観光客の安全が確保されなければなりません。

男性は水難事故で亡くなりましたが、グリーン島の安全管理が十分でなかったことがその事故を招いたとして、法的責任を負った上記3つの組織は共同で、日本に残された故人の家族(子どもたちと配偶者)に賠償金を支払いました。

 

オーストラリアで事故に遭い怪我をしてしまった!でも近くに頼れる人がいなくて困っている方はいませんか?

MBA法律事務所は日本とオーストラリアの法律、医療、保険制度の違いに戸惑う日本の方に対して、日豪制度間の"かけはし"となり、有益かつ強固なリーガルサービスを日本語で提供しています。

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