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GO!豪!!メルボルン お出かけシリーズ Vol.32 Tasma Terrace

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Vol.32 Tasma Terrace

Tasma Terrace


25 August, 2009 @ Perliament Place, East Melbourne 


 


タスマ・テラス(Tasma Terrace)


建築年:1878-1887年

建築様式:フリー・クラシカル 

建築家:チャールズ・ウェブ(Charles Webb)

用途:個人住宅(現在はオフィス)


 


ビクトリア時代である1800年代後半は、数多くのテラスハウスがメルボルンに建築されている。そのほとんどは2階建。タスマ・ハウスの特徴は、当時としては大型の3階建。また坂道に立っており、一部は4階建となっている。


当時としては貴重な鋳物の装飾をふんだんに取り入れている。数回に分けて建築されており、ウィングの部分は取り壊されている。この広大なテラスハウスは、1880年前後のメルボルンの富と建築ブームを反映している。


 


最初の3階建は、裕福な穀物商人で店舗オーナーのジョージニッパー(George Nipper)の個人住宅用として建築された。1885年に投機家のJoseph Thompsonに販売された。


建設当時からタスマテラスは、高級賃貸アパートとして利用された。植民地政府議会の隣に位置するため、政治家やビジネスマン、ジャーナリスト、エンターテイナー、法律家、Harold Hold首相などが利用した。


第二次世界大戦後には、逆に貧民層の宿となった。更に新しいオーナーのMarurice Branaganは、30年間レストランとして使用し、地階をマッシュルームの栽培に当てた。


一時は、売春宿としても有名で、更には幽霊屋敷となったこともあった。アパートの住人からは、幽霊の声や足音や、幽霊によるドアの開閉なども報告されている。


  


1970年代にビクトリア州政府は、この問題の多い屋敷を解体して、40階建の高層ビルに建て替える計画を発表した。しかし、ナショナル・トラストの根強い反対にあって、最後には解体計画は撤回され、逆にナショナルトラストの本部として現在、利用されている。


ビクトリア州遺産H1025


 


Tasma Terrace

住所: 2-12 Parliament Place, East Melbourne VIC 3002

開館時間: AM10:00-PM5:00

 

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