冠婚葬祭

まずいラーメン屋

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先日、とてつもなくまずいラーメン屋さんに遭遇した。

どれくらいマズイかというと、”殺人的にまずい”と言う言葉がぴったりかも知れない。

私はどちらかと言うとグルメではないし、舌が肥えているわけでもない。

例えば友人と食事に行った時でも、”ここは、まーまーだよねぇ・・・”と友人ががっかりコメントを残しても、”そう??まぁ、普通においしいんじゃないのー、安いしねぇー。”と、割とポジティブに何でも食べる方である。

シドニーの夜景が一望出来る$50ステーキと、近所のパブの$9のステーキの違いさえも、あまる分からないと私には、偉そうによそ様のお食事にいちゃもんをつけるつもりもなければ、グルメの審判員なんてもっての他である事もよーくわかっている。 

なのでこのブログはただの私感ということになるのだが、それにしてもまずかった。この一言に尽きる。”最後にこんなまずいものを食したのは、一体いつだろう・・・?” そんな意味のない思いにふけてしまった程の大物だと言っても過言ではない。

ちなみにどのようにまずかったかと言うと、ただただシンプルにまずかった。醤油がどうとかスープがどうとか麺の硬さがどうとか、私の口には合わない、そういう理屈的なものでない。お口に入れた瞬間に”げっ!ま、まずすぎる・・!”という突発的で動物の感的なまずさなのだ。 

もし南極あたりのエスキモーの方々が、あそこのラーメン屋で人生初のラーメンを食したとしたら、”うげーーっ、何ですかこれは・・・。明日1番に南極に帰りたい・・’”と遠い目をしただろうし、仮にホームレスの人にあのラーメンを差し出したら、”ふざけんなーーー。ホームレスだからってなめんじゃねーーぜーー”などと罵声を食らわされてしまったであろう。

私がもっとグルメな人であれば、ちょっと嫌味なお言葉でも残したりすることも出来たのだろうが、私はグルメでもなければ、そんな偉そうな事をするつもりもさらさら無い。ただ今年初の無駄金を使ったことに後悔しきれない思いと、最後にあれほどまずいものを食べたのを思い出せないイライラの念がつのるばかりである。

一般庶民にとって、”おいしいレストランを見つける・見つけ続ける”と言う事は、”永遠の楽しみ”だと私は思っているのだが、”おいしくないレストランをしっかり把握する”と言う事も、2014年の抱負として今後同時進行ですすめたいと思う。

シドニー・クリエイティブフォトグラフィー

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