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美容師編-留学を使ってその道のプロになるシリーズ

オーストラリアで美容師になるには?

留学を使ってその道のプロになるシリーズ、今日は、美容師編です。そして今回のケースは、海外でそして、オーストラリアで美容師を目指す方に対しての方法です。

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日本人が持っている技術で海外で求められているものの代表的なものとして日本語教師があります。こちらは当然日本人でなければ成り立たない仕事ですので、分かりやすいですよね。また、こちらも恐らくイメージがしやすいと思いますが、すし職人などそういった技術のある方は、海外のいろいろな国で仕事ができるチャンスがあります。こちらも日本特有の技術であり文化でもあります。

日本語教師もすし職人もいずれも現地ではとても需要があります。世界の日本語学習者数はますます増えていますし、寿司をはじめとして日本食はおいしく、ヘルシーでとても人気があり、多くの国や各地域で日本食レストランがとても流行っていることもご存じな方が多いと思います。日本食は寿司に限らず、ラーメン、ジャパニーズカレー、牛丼など世界にどんどん進出していることもご存じではないでしょうか。上記では寿司職人とわかりやすく言っていますが、という事は実は調理師免許を持っている日本人の方々は、現地で仕事も見つけやすく、オーストラリアでは永住権も狙えたりします。

これらは代表的な日本の技術や文化が海外で受けるケースですが、同様に日本人の技術が求められている職業があります。それが今日お話をする美容師です。

日本人美容師が海外で重宝される理由としては、いくつかあります。

・丁寧な仕事ぶり
・日本人の髪型などが人気

日本の文化は基本的に人気があります。日本食も然りですし、アニメ、ゲームなどいわゆるポップカルチャーと呼ばれているもので世界に認められ人気があるものがとても多いです。日本のファッションもその一つで髪型、ヘアスタイルなどは日本のそういった雑誌を持ち込んでこの髪型にしてほしいという、現地の人たちはとても多いです。特にアジア系やそのバックグラウンド持っている方々は、そのファッション、スタイルなどとても気にしていたり、まねをしたりしています。

こちら、オーストラリアでも同様でチャイニーズ系の移民の方々など、多くの方々が、日本人のヘアドレッサーに好んで切ってもらっています。それはもともとそういった技術を持っているだろう、そういった経験があるだろうという事を期待していますし、そして丁寧にカットしてくれたり、対応をしてくれているところも人気の要因です。

海外に一度でも来られた方は恐らく想像ができると思いますが、現地では結構、日系の美容室が多いです。また、常に美容師不足の環境となり、従って雇用のチャンスもとても多いです。オーストラリアは、従って、その経験のあるワーホリの人たちはよく現地の日系の美容室で働いたり、そこを皮切りにオーストラリア系に移動されたり、独立されたりしている方々も多いです。

以上の様に日本人の美容師という職業は海外ではとても需要があります。よって現地の人たちに求められる技術を持った日本人ヘアドレッサーの方々は、少なくともオーストラリア(恐らく他の海外でも)ではとても求められている職業となります。

余談ですが、こういった、美容師含めて調理師、保育士、会計士、看護師、自動車整備士、介護士、IT技術師などは、少なくともオーストラリアでは求められている職業でいずれも就労ビザや永住権まで目指せる内容ともなっています。状況によるとも思いますが、日本では勤務環境が厳しく待遇もあまり良くないとされている、美容師、保育士の方々などは、こうやって海外での活躍をする機会もあることも視野に入れてみるとチャンスは広がるかもしれませんね。

▶ オーストラリア永住権取得への道

美容師、こんなに違う賃金や待遇

その方の状況等にもよりますが、一般的に日本の美容師の方々の給料は低い傾向にあると言われています。ネットで調べると平均年収は327万円だそうです。これもきっとアシスタントで入っている人などはもっと低い環境ではないかと思います。また、勤務時間などの労働環境も決していい方ではないのではないでしょうか。

オーストラリアの例を見てみましょう。

仕事を探すときによく使われるサイトの一つにSeekというものがあります。こちらを開いて例えばWhatのところにhairdresser、WhereのところにSydneyとでも入れて検索をしてみて下さい。多くのこの職業の雇用の情報が出てくると思いますが、$50,000 – $64,999、$75,000 – $79,999、$30 – $34.99 per hourなんて表記があります。1豪ドル=80円くらいで計算をするのがだいたい妥当なところですが(為替レートは常に変動します)、上記にそれぞれ80円を掛け算するとおおよその日本円換算額が出てきます。上記の例で高いのは年収が650万円くらいですね。時給でも2400円くらいからです。

もちろんこれは一例ですから、経験によってなどでもっと安い賃金だってあり得ますので全てが夢物語ではないです。ただ、日本の現状よりはずっといい事も考えられ、オーストラリアの最低賃金は約20ドル/時(1600円程度)なので、それを考えてもきっと悪くはない環境ではないでしょうか。

また、一般的にオーストラリアは時間管理がしっかりしていて、不必要な残業などは基本的にないです。オーストラリアの日本人オーナーの美容室の場合は、日本人従業員には、日本的な仕事ぶりやお客様へのサービスを期待しているところはあるかもしれませんが、恐らくそれでも日本の環境とはきっと違います。

いずれも一例ですし、日本でもいい環境下のところもあるでしょうから、あくまでも参考としてみて頂ければと思いますが、求められている技術であり、常に人材不足である業界であることも事実ですので、多くのチャンスがあります。

オーストラリアで日本人美容師の対応の仕方

オーストラリアで美容師としてどうしていきたいかによって、また、それまでの日本での経験等によって異なりますが、多くの方がワーキングホリデービザで渡航をして現地で仕事をしていきます。ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは、同一雇用主の下、最大6か月間まで働けます。従って通常ワーホリの期間は1年間ですので(最大3年間までオーストラリアの場合は取れます、条件要)、2か所で働くことも可能です。また、その後ワーホリビザから学生ビザに切り替えて更に長くオーストラリアに滞在し、その期間中働くことも可能です(オーストラリアの学生ビザはアルバイトなど働くことが可能、条件あり)。

例えば

①高校卒業後、日本の美容師専門学校で勉強し卒業
②その後美容室に就職し2年間の経験を積む
③その後、ワーホリビザでオーストラリアに渡航
④日本での経験が評価されシドニーの日系の美容室でアルバイト開始
⑤ワーホリが終わり、学生ビザに切り替えてさらに3年間の滞在し、本格的に美容室で働く

などのプロセスで、オーストラリアで活躍をしている方々がいます。こちらは、あくまでも美容師やそのアシスタントとして活躍されている方々の一例をわかりやすくサンプルとして挙げているのみで、例えば学生ビザは働くために取るなどの事を言っているわけではありませんのでその点はご注意ください。また、学生ビザで勉強することは何も美容系の勉強とは限らず、ビジネス系の勉強をされる方が多いです。

▶ ワーホリで3年間 and more オーストラリア滞在計画
▶ ワーホリから学生ビザに切り替える選択

尚、当然、オーストラリアで働いていくには、お客様の対応として英語ができないといけません。このお客様に対する英語力がどこまで伸びるかによって、その後のオーストラリア(海外)での経験も長く積めるかどうかに影響してきます。従って、多くの方は実はワーホリの時に英語学校などに行って一定の英語力まで高める努力をされています。またその後も大いに英語を使って対応できるコミュニケーション力も鍛えていらっしゃいます。

また、上記は専門学校卒業後比較的すぐに来るパターンですが、ワーホリビザを利用するのなら、このビザが取れる30歳までの間で、もう少し長い経験を日本でされてこられる方もいれば、全く未経験の方が、オーストラリアでこの分野の専門学校に行かれてそれから活躍されるケースもあります。

▶ オーストラリアの美容師系の専門学校AH&B College

・Certificate III in Hairdressing(4学期=1年間) $3,400/学期(13600ドル/年、1088000円)
・Diploma of Salon Management(4学期) $2,400/学期(9600ドル/年、768000円)
※1豪ドル=80円で計算をした時

資格と技術(経験年数)と英語力があれば永住権も

オーストラリアで美容師として活躍をしていくにはいくつかパターンがあります。

①単なる英語環境での経験のため
②ワーホリや学生ビザを取ってできるだけ長くオーストラリアで働く
③オーストラリアの永住権取得を目指して計画的に進める
④オーストラリアの英語環境の経験を生かしてた英語圏の国で仕事を探す
⑤オーストラリアで美容師として活躍中にオーストラリア人と結婚して永住権が取得できる

いずれの場合も大事なことは

美容師としての資格×経験年数×英語力

です。美容師としての資格は実は日本の専門学校での資格はオーストラリアでは通用しないのでその意味ではあまり役に立ちません。ただ、その資格があることで恐らく日本での経験が積めると思いますが、その経験年数などが後々影響をしていきます。従って、日本での資格は、日本での経験が積めることのために必要なこととなります。また、その資格及び経験があることで、日系の美容室ではおそらく働けるチャンスがあります。

純粋に資格として考える時には、上記に挙げているオーストラリアで認められる資格を取ることが有効です。日本で資格を取っていない方でもこのオーストラリアでの資格を取ることでオーストラリアで働いていく事が可能です。

いずれもオーストラリアで働いている経験はとても重要なので、ワーホリや学生ビザなど働けるビザで経験を積むことが大事で、その際には当然、接客できる英語力があるかどうかも採用時やその後の仕事の依頼にも響くので、そこにも注意が必要です。

いずれにしてもこの資格や経験年数がどこまであるか、そしてそれをオーストラリアの査定団体にどう評価されるかで実はその後の就労ビザや永住権につながっていきます。いろいろと難しい言葉が出てきますが、オーストラリアで就労ビザを取ったり、永住権を取ったりするときに、お持ちの資格や経験などの職業(ここでは美容師として)が、オーストラリアの同じ職業に当てはめた時に認められるかどうかを審査してもらわなければなりません。また、認められたとしてもそれがどの程度であるかも重要です。それが査定団体に評価をされるという事なのですが、大まかに言うと

美容師として認めてもらうには

過去3年のうち、1年は働いていたことがまずは必要条件で

プラス

・オーストラリア延びよう資格がない場合: 日本での3年以上の仕事経験要
・CertificateIIIの資格がある場合: 2年の仕事経験
・Certificate IVの資格がある場合: 仕事経験がなくても可能

のいずれかを満たしていると

就労ビザ、永住権への取得の可能性が出てきます。いずれのビザも多くの種類があるので、今回の美容師の職業からという事で全ての就労ビザや永住権に当てはまるものではないので、あくまでも参考として頂ければですが、特に地方都市の場合は州政府がスポンサーとなってくれて取れる永住権などもあります。
※移民法はよく変わるのでその都度状況を確認ください
※個々の状況(英語力、経験年数、年齢など)によって当てはまらない場合もあります

こちらは、概要をお知らせしたく記しているのみで、本当に大まかなことですので、本格的に目指すにはまずはその方の状況によりますし、計画的にも進める必要もあります。

ただ、上記の①、②程度であればどなたでも十分にできる可能性があります。その際にも、美容師としての資格×経験年数×英語力は、必要ですので、まずはそちらを高めることを考えられてください。そして本格的に就労ビザや永住権を狙うのであれば、査定団体にご自身の美容師としての経験や資格をきちんと査定してもらう事からすべては始まります。

いかがだったでしょうか。美容師としてオーストラリアで活躍するにあたって、上記は大まかな概要ですので、具体的な留学プランなどは今回掲載していません。また、どのようにされたいかによって、そのプラン立ても変わってきます。従って、もしご興味がある方は、どのようにされてみたいなどをまずはご相談ください。

基本的には上記の通りに、ワーホリか学生ビザで対応をしていくので、美容師の日本での資格や経験さえあれば、上記の様な美容師としてオーストラリアでやっていく事は、どなたにでも叶えられる事です。それは冒頭でお話をした通り、求められて需要がある仕事だからです。

特にスキルに自信がある人で、英語環境でやってみたいと思っている方は、ぜひ検討をされてみて下さい。決して日本の仕事環境が悪いとは言えないのですが、海外で働いていくチャンスはこうやってあるので、本当に可能性は広がると思います。

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