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日系コミュニティ

英語で困った時の心強い味方

オーストラリアで生活する上で、言葉のハンディキャップは痛いもの。

医療、法律、警察、移民、教育、社会福祉、ビジネス、投資などの専門分野では、信頼できる通訳が必要です。

それも高い通訳技術と豊富な経験がある人が望ましいです。しかしそれだけでは足りません。

オーストラリアでは、NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)国家公認翻訳・通訳制度があり、多くの場合、国から認可されている通訳・翻訳士による通訳・翻訳サービスが求められます。またNAATIの資格にはレベルがあり、プロフェッショナルレベル(Level3)以上の有資格者でなければ、プロの通訳者・翻訳者として認められておりません。かつ資格は、通訳が日英両方向、翻訳が英語から日本語、日本語から英語とそれぞれ分かれているので、目的に応じた有資格者を探す必要があります。たとえば、移民局などの政府機関に提出する書類の場合(例:戸籍謄本など)、日本語→英語の翻訳の有資格者が翻訳し、「NAATI公認印」を押し「署名」しなければ受理されません。また資格には、永久資格と期限付き資格(制度が変わり現在では期限付き資格。NAATI公認印に有効期限が刻まれている)があるので、有資格者の期限に気をつける必要もあります。

それでは有資格者を探すには、どうしたらよいのでしょうか。

通訳・翻訳会社に問い合わせるか、NA AT IまたはAUSITのOn-line Directoryで探すのがよいでしょう。

もし公的機関とのやりとりで電話通訳( T e l e p h o n e Inter preter)が必要な場合は、電話通訳サービスTIS(Tel:131-450/毎日24時間)が無料で利用できます。またTISは公的機関(医療・教育・政府機関など)であれば無料で通訳を現地まで派遣(On-site interpreter)してくれるので、必要な場合には事前に手配してもらいましょう。また裁判所や警察署などでは、NSW州公認通訳を無料で現地まで派遣してくれるので、この場合も事前に手配してもらいましょう。しかし私立病院、銀行、学校、不動産などで個人的に通訳が必要な場合、商用で会議、商談、視察、訪問、プレゼンテーションなどで通訳が必要な場

合、国際会議や学会などで同時通訳者が必要な場合は、通訳会社に依頼するとよいでしょう。

では、自分がプロの通訳・翻訳者になるにはどうしたらよいのでしょうか? NA ATIプロフェッショナルレベルの翻訳や通訳の資格を取得するには、大学が実施しているNA ATI認定コースを受講し大学が準備するNA ATI認定試験に合格するか、通訳・翻訳サービス会社が実施しているNAATI試験準備対策コースで勉強し、NAATIが実施している試験を直接受ける方法があります。もちろん独学で勉強して、試験に挑戦することも可能です。NA ATI通訳・翻訳試験に合格するのは非常に難しいと言われていますが、しっかりと試験対策を立てて勉強すれば難関は突破できると思います。公認資格を取得すれば、通訳・翻訳会社に所属して仕事を紹介してもらったり、フリーランスとして独立して仕事ができます。またNAATI Directoryに掲載すると、日本を含め世界中から翻訳や通訳の依頼がくるので、まさしく国際舞台で仕事ができます。翻訳や電話通訳の場合は自宅でも仕事ができるので、子育て中・介護中でも老後であっても収入が確保できます。「人生、目標ある限り、つらいことなし!」。つらいことを克服してNAATI翻訳・通訳試験に合格し、新たにキャリアと富をつかんでください。

 

Dr.後藤昌代さん

翻訳・通訳サービス会社JATI(ジェティ)、国際政治博士、大学講師、作家、冒険家

☎0430-168-008

 

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