ショッピング

本物のオーストラリア製UGGの見分け方とおすすめメーカー

シープスキン(羊皮)とウール(羊毛)で作られた「UGG(アグ)」の履き物。シープスキン素材は天然の断熱性を持ち、特に冬の寒さには理想的です。また、天然ウールは温度調整機能があり、寒いときは暖かく、暖かい日には足を涼しく保ってくれる効果も。

今やさまざまなスタイルが展開されている「UGG」には、室内外どちらでも使える定番のショートブーツやトールブーツのほか、ファッション性の高いスリッパ、モカシン、クロッグ、装飾付きブーツなどがあり、優れた快適さ・多用途性・アイコニックなデザインで知られています。

長く愛用できる信頼性の高いフットウェアとしても評価され、オーストラリアのブランドとして有名な「UGG」ですが、じつは「UGG」という言葉そのものは、もともとブランド名ではなく、オーストラリアやニュージーランドで使われていた一般名称のことを指しています

今回は、シドニーにあるオーストラリアの免税土産物ショップ「SYDNEY DUTY FREE」が、「UGG」の背景とオリジン、本物のオーストラリア製「UGG」の見分け方などを、わかりやすくご紹介します!

「SYDNEY DUTY FREE」のInstagramでは、日々オーストラリアのお土産に関する情報を発信中!期間限定のタイムセールや新着アイテム情報もお届けしているので、フォローしてお得な情報をチェックしよう!

目次

オーストラリアの「UGG」のオリジンとは?

「UGG(アグ)」は、もともと羊皮(シープスキン)で作られたブーツ全般を指した俗称です。

オーストラリアやニュージーランドでは、1920〜1930年代頃から農夫や羊毛刈り職人たちが、寒冷な作業環境で足を温めるために手作りしていたシープスキンブーツを「ug boots(アグ・ブーツ)」と呼んでいました。

この「ug」という言葉の由来には諸説あり、見た目が素朴だったため「ugly」から来たという説や、現地のスラングとして自然発生的に広まったという説、第一次世界大戦中にイギリス空軍パイロットが履いていた「fug boots(防寒ブーツ)」から派生したとも言われています。つまり、「UGG」は特定の会社名ではなく、もともと誰でも使える一般名称だったのです。

1960〜70年代になると、オーストラリア東海岸のサーファーたちが、冷たい海から上がった後に足を温めるために「ug boots」を愛用するようになりました。この頃に「ugg」または「ugg boots」という言葉が広く定着して、オーストラリア国内の多くの小さなメーカーがシープスキンブーツを作るようになったのです。

上記を踏まえると、「UGG」の起源は、オーストラリアとニュージーランドの羊毛文化とサーフカルチャーの融合から生まれた、素朴で実用的な防寒靴だったと言えるでしょう。

「UGG®」ブランドの誕生と、オーストラリア製「ugg」との混同

1970年代後半に、オーストラリア人サーファーのブライアン・スミス氏がアメリカに渡り、カリフォルニアで「UGG Australia」というブランドを立ち上げました。これが、のちに現在の米国企業「Deckers Outdoor Corporation(デッカーズ社)」が所有する「UGG®」ブランドの始まりです。

デッカーズ社が「UGG®」を商標登録したため、現在「UGG®」というロゴのついたブーツはこのアメリカのブランドの製品を指します。しかし、オーストラリアでは今でも「ugg」は商標ではなく、誰でも作って販売できる一般名詞として認められています

実際、オーストラリアには「Australian Ugg Boots」や「Uggs Made in Australia」など、地元メーカーが多数存在しています。誰でも「UGGブーツ」を作って販売することができますが、「Made in Australia(オーストラリア製)」と表示できるのは、実際に国内で生産しているメーカーのみ。そのため、オーストラリアでお土産を買いたい観光客の中には、どれが本物の「ugg」なのか混乱してしまう人もいるのです。

オーストラリアでの「ugg」は一般名詞として自由に使用可能なため、どれも本物の「ugg」。オリジンを遡ると「オーストラリア・ニュージーランドの伝統的なシープスキン文化」にたどり着きます。

要するに、「ugg」はもともとブランドではなく、オーストラリアで生まれたシープスキンブーツの総称のこと。現在の「UGG®」はその名を商標化したアメリカのブランドのことだと覚えておくとよいでしょう。

本物のオーストラリア製「ugg」の見分け方

オーストラリアのメーカーは、自社製品の原産地を誇りを持って表示しており、購入者は縫い付けラベルや会社の住所を確認することで、本物のオーストラリア製UGGかどうかを確かめることができます。

本物のオーストラリア製「ugg」を見分けるには、いくつかの特徴を確認してみてください。

1. 原産国表示(Country of Origin)

オーストラリア製の「ugg」は、国内の工場や職人によって作られています。偽物や海外生産品には「Designed in Australia」などの曖昧な表記が多いので注意。本物のオーストラリア製には「Made in Australia」または「Australian Made」 と明記されています。

2. 素材(Materials)

本物のオーストラリア製「ugg」は、以下のような天然素材が特徴です。天然シープスキンは柔らかく通気性があり、人工ファーや合皮とは履き心地がまったく違います。

内側は羊毛の中でも最高クラスとされるオーストラリア産メリノ種のメリノウールを贅沢に使用し、抜群の保湿力と肌心地を誇ります。

3. 製造メーカー(Manufacturers)

オーストラリア国内で実際に製造している代表的なメーカーは以下の通りです。

  • UGG Since 1974
    ゴールドコーストのメーカーで、家族経営の完全ハンドメイド。「Made in Australia」タグ付き。
  • UGG Australia Classic
    メルボルンのメーカーで、伝統的な製法。オーストラリア産シープスキン100%使用。
  • EMU Australia
    ジーロングのメーカーで、高品質素材を使用。機能性・デザイン性の両立が特徴。
  • Blue Mountains Ugg Boots
    NSW州のローカル工房。小規模な生産メーカー。
  • Mortels Sheepskin Factory
    ハンターバレーのメーカー。工場見学も可能な老舗ブランド。

一方、アメリカのデッカー社は「UGG®」というブランドを所有していますが、生産の多くは中国・ベトナム・フィリピンなどのアジア諸国で行われています。

4. 商標(Trademark)

オーストラリアでは「ugg」は一般名詞として自由に使用可能です。1970〜80年代に「UGH-BOOTS」「UGH」という商標がオーストラリア国内で登録されましたが、デッカー社の「UGG®」とは別物です。一方、アメリカなど海外では、デッカー社が「UGG®」商標を保有しており、他社がその名前を使うことはできません。

5. 本物の証(Authenticity Signs)

オーストラリア製UGGは、品質表示やタグの位置でも見分けがつきます。

  • 縫い付けラベル
    白い布製のタグが内側の縫い目に縫い込まれています。
  • 「Australian Made」タグ
    緑と金の三角形ロゴ(カンガルーのマーク)が付いています。オーストラリア政府認定の国内製造証明マークで、本物のオーストラリア製商品は、ほとんどがこの認証を取得しています。
  • ゴールデンタグ
    オーストラリア製は、左足の内側には「ゴールデンタグ(Golden Tag)」が付いている場合もあります。
  • 原産国
    パッケージ・ソール裏・タグなど、どこかに原産国の表記があります。表記に「Designed in Australia」や「Based in Australia」がある場合、実際の製造はアジアであることが多いです。
  • 素材
    縫製が丁寧で、羊毛がぎっしり詰まって底の接着も滑らか。一枚革のダブルフェイス・シープスキン(表がスエード、裏が羊毛)を使用しています。

オーストラリア製uggブランド「Jumbo UGG」

シドニーのリバプール・ストリートにある免税店「SYDNEY DUTY FREE」では、オーストラリア製のugg製品も多数取り扱っています。日本語対応のスタッフも在籍している、街中のオーストラリアのお土産屋さんで、豊富な種類のオーストラリアのお土産を選べます。

さらに免税価格(70ドル〜)でお買い物ができ、店側が免税手続きを代行してくれるので、空港での面倒な手続きが不要! お土産はその場でスーツケースに荷造りできて身軽にオーストラリアから帰国できる上、お得に免税ショッピングを楽しめます。

そんな「SYDNEY DUTY FREE」が取り扱うオーストラリア製uggメーカーの一つが、「Jumbo Ugg Boots®(ジャンボ・アグ・ブーツ)」。NSW州で唯一の正規販売代理店として認定されています。

「Jumbo Ugg Boots®」はオーストラリア・メルボルン発の家族経営ブランドで、創業から30年以上、熟練職人が一足ずつ丁寧に、高品質なハンドメイド・シープスキンブーツを仕上げています

「Australian Made Campaign(オーストラリア製キャンペーン)」と「Australian Sheepskin Association(オーストラリア羊皮協会)」の正式メンバーでもあり、本物のオーストラリア製uggブランドとして、国内外で確かな信頼を得ているメーカーです。

オーストラリア製ならではの品質を日本へのお土産に。オーストラリアでオーストラリア製品を選ぶということは、国内の雇用や地域経済、そして職人文化を守ることにもつながります。お土産のクオリティはもちろんのこと、その選択がメルボルンの地元の家族やコミュニティの未来を支えることにもなるのは、嬉しいポイントです。

「Jumbo Ugg Boots®」を選びたい理由

上質なオーストラリア産メリノシープスキンを使用し、天然素材ならではの高い保温性と通気性で、冬は暖かく、夏は蒸れにくく快適。内側はふわふわの羊毛、外側はスエードレザー仕上げ。しっかりとした縫い目と確かな仕上がりで、内側の羊毛が履く人の足に合わせて自然に形を整えてくれるので、まるで雲の上を歩くような柔らかな履き心地を楽しめます。

さらに、分厚い羊毛は最初はややタイトに感じても、履き込むうちに足に自然に馴染んでいくのが特徴です。オーストラリアの思い出でもあり、長く愛用できるお気に入りシューズとして活躍してくれること間違いなし!

また、ソール全体にEVAラバーを採用し、快適な履き心地と優れた耐久性を両立しているのもポイント。一部メーカーではソールの一部分のみラバーを使用していますが、Jumboは全面ラバー構造のため、滑りにくく摩耗しにくい構造で、長期間快適に履くことができます。

また、定番のクラシックブーツをはじめ、メンズ・レディース・キッズブーツ、スリッパ、モカシンなど、幅広いラインナップを展開。どの製品も洗濯可能なので、お手入れも簡単。それでいて「本当に暖かい実用品」としての価値を大切にした、ゆったりとしたサイズ感。スエード表面には撥水加工が施されており、軽い雨や雪を弾いて足元を快適に保ちます。

「SYDNEY DUTY FREE」はシドニーシティのMuseum駅まで徒歩3分。Museum駅からシドニー国際空港までは約15分。街中にあふれる商品の中で何を買ったらいいのかわからない…そんな方はぜひオーストラリアお土産選びの参考にしてくださいね♪

シドニーの免税店「SYDNEY DUTY FREE」

「SYDNEY DUTY FREE」は、200以上のメイドインオーストラリアのお土産を豊富に取り揃える免税店です。日本人スタッフが常駐しているため、日本語で商品の詳しい説明を聞けるため、安心してお買い物を楽しむことができます。

オーストラリア独自の環境から生まれた比類なき自然、安全へのこだわりに満ちた健康、美容、食品、ファッション・アイテムの数々を免税価格で取り扱っています。どのアイテムもこの多様な土地に根ざしたユニークな物語を秘め、オーストラリアのクラフトマンシップを受け継いだクオリティのものばかり。

「SYDNEY DUTY FREE」で、オーストラリア出国日も空港へ向かう最後の最後まで、悔いのないお土産選びをしましょう!

面倒な免税手続きが不要だから出国間際も安心!

70ドル以上購入すると空港にあるブランド免税ショップのように免税価格となり、同じく70ドル以上から日本円(お釣りはドル)も利用可能!70ドル以上購入で10%免税!空港での面倒な手続きなし!

通常、免税手続きは、空港のTRS*手続きカウンターに行き、実際に免税品を見せて、職員に確認してもらう必要があり、かなり面倒。さらに、カウンターが混んでいたり、英語対応であったりと、スムーズに手続きができない場合もあり、時間が間に合わなくなってしまうことも。

「SYDNEY DUTY FREE」では、免税価格で商品を購入できるため、空港で面倒な手続きをすることなく、オーストラリア出国日当日も空港でも有意義に時間を使うことができます。

シドニー国際空港まで約15分の便利なアクセス

「SYDNEY DUTY FREE」は、Museum駅まで徒歩3分のところに位置するオーストラリアの免税土産物ショップ。

Museum駅からシドニー国際空港までは約15分と、オーストラリア入国日・出国日でも便利なアクセス。Museum駅までの道には屋根もあり、天気の悪い日でも雨に濡れずに移動して、快適にショッピングを楽しめます。朝割あり!特定のお土産が最大50%オフ!

同店では、70ドル以上購入すると免税価格となり、面倒な手続き等も必要なし。通常の一般小売店では300ドルからのお買い物が対象なので、少額でも利用できて便利。

また、70ドル以上から日本円(お釣りはドル)も利用可能! オーストラリアに到着したばかりでドルを両替していない、もうドルを使い切ってしまった、という方でもクレジットカードの手数料も気にせずに日本円でお買い物ができます。

さらに、空港出発前の最後のお土産選びに嬉しい朝割もあり、午前9時半から午前11時までは、特定の商品が最大50%オフ。 定番のオーストラリア土産なら、ここで決まり!

日本語対応!シドニーの街中の便利なホットスポット

シドニーの街中で困ったことがあれば、日本語で案内もしてもらえるのも同店の魅力。

シドニー国際空港に着いてすぐ立ち寄れるホットスポットとしても最適な、以下のサービスを提供しています。

  • フリーWi-Fi
  • スーツケースの預かりサービス
  • ポケットWi-Fi貸し出しサービス(有料)
  • オーストラリア国内で使えるSIMの販売
    安心して使える大容量の40GB 通常$35が$30で購入可能!

空港手続き不要!お土産はスーツケースに詰めて楽々出国

通常、TRSの申請手続きは空港の専用カウンターで受け付けています。飛行機の出発予定時刻の30分前までに手続きを終えなければなりませんが、カウンターで自分のパスポート、搭乗券、TAX INVOICE、返金先クレジットカードなどを確認した後、手荷物として免税品を見せることから、スムーズに列が進まない場合も少なくありません。

申請条件には「機内持ち込み荷物として持ち出し、係員に見せることができるもの」とありますが、「SYDNEY DUTY FREE」でお買い物をすると、航空会社チェックイン前に店側で所定の手続きをしてくれるので、そのまま預け荷物(スーツケースなど)に入れることができます

大きなお土産はスーツケースに入れて快適な移動を!

空港での面倒な手続きがなく、店頭で免税価格でそのまま購入できるので、オーストラリア出国日当日も空港でも有意義に時間を使うことができます。

その他のお土産情報はこちらから!

SYDNEY DUTY FREE

所在地:136 Liverpool St, Sydney NSW
電話:0450-775-140(日本語直通ライン)
営業時間:月〜日 9:30-19:00

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

その他の記事はこちら