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大自然を満喫! NSW州のおすすめリフレッシュスポット8選

ここ数ヶ月、急な情勢の変化もあり、意識的に外出を控えたり、家に引きこもりがちだったり、運動不足だったり… 新型コロナウイルスは、全ての人のライフスタイルに、多かれ少なかれ影響を与えています。

海外旅行はもちろんのこと、州境を超えることも禁止され、窮屈な環境にストレスを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな憂鬱な気分を晴らすために、NSW州内でオーストラリアの自然の雄大さを感じる事ができ、リフレッシュができるおすすめのスポットを8つピックアップしました!

美しい景色とともに、緑豊かな自然と新鮮な空気に癒されてみては?

※外出時は感染者情報に常に注意を払い、ホットスポットなどは避けるようにしましょう。

目次

  1. Blue Mountains Botanic Garden(ブルーマウンテンズ植物園)
  2. Japanese Bath House(ジャパニーズ・バス・ハウス)
  3. Ku-ring-gai Chase National Park(クリンガイ・チェイス国立公園)
  4. Bare Island(ベア・アイランド)
  5. Barrenjoey Lighthouse / Palm Beach(バランジョーイ灯台/パーム・ビーチ)
  6. The Entrance/Long Jetty (ザ・エントランス/ロングジェティ)
  7. Watsons Bay(ワトソンズベイ)
  8. Wendy Whiteley’s Secret Garden(ウェンディ・ホワイトリーの秘密庭園)

大自然を満喫!NSW州のおすすめリフレッシュスポット

1. Blue Mountains Botanic Garden(ブルーマウンテンズ植物園)

ブルーマウンテンズの中に植物園があるのをご存知ですか?

シドニーシティから1時間半ほどドライブすると「Blue Mountains Botanic Garden」にたどり着きます。ブルーマウンテンズは世界遺産に登録されており、「Blue Mountains Botanic Garden」は低温地域の植物を保存する目的で1987年に作られました。植物園には21,000種類もの植物が生息しており、その貴重な植物と共に、150種類以上の野鳥や、ポッサム、シュガーグライダーなどの動物達が暮らしています。

年中オーストラリアの原生植物を見る事ができるブルーマウンテンズ植物園。その中でも特におすすめの季節が春と秋です。春にはオーストラリアでしか見ることのできない珍しいワラター(写真)などの原生花が咲き乱れ、生命サイクルの新たな始まりを感じます。秋は紅葉がとても美しく、バンクシアの松ぼっくり、ガムの木の実や栗などが、地面の至る所に落ちていて、それを食べるカラフルな野鳥や動物達で賑わいます。

ブルーマウンテンズには、他にも見所がたくさんあるため、宿泊してゆっくり過ごすとより楽しめます。大自然の中で心も身体もリフレッシュできること間違いなし!

住所:Bells Line of Road, Mount Tomah NSW 2758
公式ホームページはこちら

2. Japanese Bath House(ジャパニーズ・バス・ハウス)


左上:外観 右上:個別の銭湯 左下:屋外の大浴場 右下:室内の大浴場 

銭湯という日本の文化とブルーマウンテンズから湧き出る天然温泉が上手く融合された施設、「Japanese Bath House」。施設の中に入った瞬間、「ここは日本?」と錯覚するくらい、細部に「日本」へのこだわりを感じます。

大浴場は屋外と室内の両方に設置されており、室内にはユーカリのミストサウナがあります。水着を着用するため、全て混浴で、家族や恋人と一緒に楽しむことができます。熱すぎず温めのお湯が良い人は大浴場を、熱いお湯で芯まで温まりたい人は個別の銭湯がおすすめです。

日本の温泉と違い、水着を着用しての入浴、バスタオルを入浴中に持ち歩くことができます。

また、マッサージサービスが充実しており、Destress ($180) 、Invigorate ($230) 、Renewal ($280) 、Aromatherapy Discovery Facial ($305) 、Indulgence ($380) の5種類の中から選ぶことができます。マッサージには、3時間の入浴、ロッカー、浴衣、お茶とお手拭き、スリッパや手拭いなどの料金が全て含まれています。

ぜひ「Japanese Bath House」でブルーマウンテンの天然温泉に浸かり、寒い冬で冷え切った身体を癒してみては?

住所:259 Sir Thomas Mitchell Drive, South Bowenfels NSW 2790
ウェブ:https://www.japanesebathhouse.com.au/
予約はこちらから
※マッサージ料金メニューはこちら
※施設利用には、事前予約が必要です。利用希望日、人数、希望メニュー、予約者の名前の記載を忘れずに。

3. Ku-ring-gai Chase National Park (クリンガイ・チェイス国立公園)

Ku-ring-gai Chase National Parkの中から知る人ぞ知る穴場スポットをご紹介!

「America Bay」は、America Bay Trackから徒歩10分程歩くと辿り着きます。America Bayにたどり着くまでに、滝や川などの自然豊かな景色が楽しめ、また大きな岩場があり、登ったり降ったり…と、まるで探検家のような気分が味わえます。目的地のAmerica Bayにたどり着く頃には程よく体も温まり、冷たい風が肌に心地よく感じます。


写真:West Head Lookout(NSW National Parksの公式ページより)

West Head Lookout」はWest Head Roadの終着点にあり、Ku-ring-gai Chase National Parkの中で一番の絶景スポットだと言われています。この展望台から見える景色、Barrenjoey headと細長いPalm Beachエリアの珍しい地形、一面に広がる水平線と美しい大自然から、「絶景」という言葉に相応しいと言われています。

【America bay】
住所:America bay, Ku-ring-gai Chase NSW 2084
America Bayの詳細はこちら
West Head Lookout
住所:West Head Road, Ku-ring-gai Chase NSW 2084
West Head Lookoutの詳細はこちら

4. Bare Island(ベア・アイランド)

ハリウッド映画Mission Impossible 2の撮影舞台になった場所でもある「Bare Island」。シドニーシティから30分ほど南下した位置にあり、バスで行くことも可能。

「Bare Island」は1770年頃、オーストラリアに最初にたどり着いたクック船長が発見したと言われています。その後、1880年前半にシドニーの裏口を敵国から守るためにFort(砦)が建造されました。

また、1821年ごろに建てられた「The Barrack Tower」も国家遺産に登録されており、多くの観光客が訪れる人気の撮影スポットになっています。周辺には芝生の公園が広がり、ピクニックをしたり、凧揚げをする人の姿もよく見られます。海沿いにはおしゃれなカフェやレストランがあり、食事も楽しめます♪

住所:Bare Island Road, La Perouse NSW 2019
Bare Islandツアーの予約はこちら
※ツアー(事前予約・有料)が毎週日曜日に随時行われています。
※Bare Islandツアーは、コロナウイルス の影響で中止になる可能性があります。

5. Barrenjoey Lighthouse / Palm Beach(バランジョーイ灯台/パーム・ビーチ)

1881年に建てられた「Barrenjoey Lighthouse」は現在、国家遺産に指定されている、シドニー有数の観光スポットです。この灯台は、シドニーの最北端に位置するBarrenjoey Headの頂上にあり、オーストラリアの連続ドラマ「Home and Away」の撮影現場としてもよく知られています。写真:Barrenjoey Track(バランジョーイ・トラック)からの景色

Palm Beach 沿いを歩きBarrenjoey Trackの坂道を1キロほど登ると灯台にたどり着きます。その道中の景色が特に素晴らしく、リピーターが多いそう。

冬は上空の空気が澄んでいるので、景色をより鮮明に見ることができます。また、道中の坂道が急なため、冬でもじんわりと汗をかくことも。水分補給ができるようにマイボトルなどを持参すると安心です。

住所:1199D Barrenjoey Road, Palm Beach NSW 2108
※灯台ツアーは毎週日曜日に実施されていましたが、現在は見通しが立つまで中止されています。

6. The Entrance/Long Jetty(ザ・エントランス/ロングジェティ)

写真:Tuggerah Lake(タグラ湖)を見つめるペリカンたち

シドニーシティから1時間半ほどドライブするとたどり着くCentral Coastの「The Entrance」エリア。このエリアはTuggerah Lakeという湖に面していて、波立たない静かな水面と透き通るような水が美しく、海とはまた違う魅力があり、おだやかで優しい時間を過ごせます。

このエリアでは、野生ペリカンの群れを見ることができます。1羽でも大きくて迫力のあるペリカンですが、ペリカンの大群は、非常にダイナミックで、野生動物の力強さを感じます。生で見るペリカンの群は一見の価値あり!

「The Entrance」まで来たらぜひ足を運んで欲しいのが、「Long Jetty」です。Tuggerah Lakeに突き出た2つの「Long Jetty」は、ともに1915年に建造され、100年以上の歴史があります。この美しい風景は、撮影スポットとして人気です。「Long Jetty」の近辺にはAirbnbなどで予約できるホリデーハウスもあり、週末の宿泊レジャーにも最適。

【The Entrance】
住所: The Entrance NSW 2261
※現在ペリカンフィーディングの実施は一時的に中止されています。
【Long Jetty】
住所:103A Tuggerah Parade, Long Jetty NSW 2261

7. Watsons Bay(ワトソンズベイ)

Watsons Bay」はサーキュラキーからフェリーに乗って20分ほどの場所にあります。車で海を眺めながらのドライブも良いですが、せっかくなら、フェリーで潮風や波の揺らぎを感じながら行くのがオススメ!

エメラルドグリーンの海に、太陽が反射してキラキラ光るのを見ながら、フェリーに揺られていると、とても穏やかな気持ちになります。いろんな船着場に停まって、様々な海沿いの街を眺める事ができるので、「Watsons Bay」にたどり着くまで、ウキウキした気分に♪

「Watsons Bay」の船着場にある「Doyles on the Wharf」というフィッシュ・アンド・チップスのお店は、ランチに最適!美しい海を眺めながら、空腹を満たして、家族や大切な人とゆっくり過ごす事ができます。

お腹を満たしたあとは、「Watsons Bay」からSouth Headまでのコースを歩いてみましょう。この道沿いにはCamp Cove Beach とLady Bay Beachと言う美しいビーチがあるので、少し立ち寄ってみるのもオススメです。海沿いを歩くこの美しいコースからは、遠くの水平線にシドニーシティが小さく見え、一面に広がる海と青空の中で、心も身体もリフレッシュできます!

【Watsons Bay】
住所:Watsons Bay NSW 2030
【Doyles on the Wharf】
住所:Military Road, Watsons Bay NSW 2030

8. Wendy Whiteley’s Secret Garden(ウェンディ・ホワイトリーの秘密庭園)

ノースシドニー 駅から徒歩8分、ミルソンズポイント駅から徒歩10分の場所に位置し、都会の中にひっそりと佇む「Wendy Whiteley’s Secret Garden」。たくさんのラベンダーが咲き乱れ、大きな木や様々な植物に囲まれた空間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、まさに「秘密の花園」です。

テーブルやベンチが設置されているため、好きな場所に座って植物を眺めたり、気軽にピクニックを楽しめます。また、ガーデン横の坂道を下ると、「Lavender Bay」と呼ばれる湾があり、ハーバーブリッジやルナパーク、オペラハウスを一望する事ができます。

住所:Lavender Street, Lavender Bay NSW 2060


オーストラリアは大自然の宝庫です。今回紹介しているスポットの他にも、身近なエリアから気軽に出かけてみてはいかがでしょうか。

自然の中で新鮮な空気を吸って、身体を動かし、心と身体をリフレッシュしましょう!

※外出時はマスクの着用、こまめな手洗いをおすすめします。
※新型コロナウイルス影響下では、事前に目的地の最新情報をご確認ください。

文/大森真帆

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