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GO!豪!!メルボルン シェフの一品  Vol.4 Roland Bernabe – VINEYARD

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GO!豪!!メルボルン シェフの一品 

Vol.4 Roland Bernabe – VINEYARD

 セント・キルダ(St.kilda)で最も歴史のあるレストラン、『VINEYARD』。

128年前にボート小屋として使用されていた建物を改築し、60年前からレストランとして運営されている。現在では、このレストランの目の前にはトラムが 走り、人々が行き交うにぎやかなアクランド・ストリート(Acland street)があるのだが、128年前には、この建物の周りまでもが浜辺になっ ていたというから驚きである。ボート小屋として使用されていた伝統ある建物が、レストラン『VINEYARD』と形を変え、今の時代でも人々の憩いの場と して残っている。

 

 ここで、シェフとして働くローラン・バーナベ氏(Roland・Bernabe)

 日本人の母とオーストラリア人の父を持つ彼は、日本で生まれ、5歳まで日本で生活 をしていたという。その後、ヨーロッパ各地を転々としながらも、インターナショナルスクールで勉学に励んだ。その場所で、様々なバックグラウンドを持つ友 人たちと過ごし、色々な価値観を学んだ。スイスの大学で約半年間、法律を専攻し勉強していたが、自分が本当にしたいことではないという感情がふっと生まれ たという。そこで、自分の気持ちを改めて思い返してみたとき、純粋に『I love food(食べものが好き)』という気持ちが出てきた。その気持ちに正直に従い、そこから彼はシェフを目指すことになる。ドイツ、フランス、中東、さらに は日本でも4年間、シェフとして働いていた経歴をもつ。

今回は彼の自慢の一品をご紹介しよう。

Chicken Pappilotte $25

 フレンチベースで作られているこちらの一品。周りにはonion *confit(玉ねぎのコンフィ)、crispy *pancetta(ベーコン)が添えられている。

Prime Rib $35

現在、日本テレビ系列で放映されているTV番組『アナザースカイ』でも紹介された一品。実はメニュー上には存在していないものなのだが、どうしても食してみたい場合はオーダー時にスタッフに告げてほしい。

最後に、これからの夢はなんですかと尋ねると、やはり料理人として自分自身のお店をもちたいとのこと。そして、いつかは料理人として生きた自分の半生を本にしたいと語ってくれた。

これまで着実に夢を叶えてきたローラン氏だが、その状態に満足することなく、さらに上を目指し続ける向上心には感心するものがある。

  

ローラン氏が『VINEYARD』の魅力をこっそり教えてくれた。メ ルボルンで有名なネッド・ケリー(Ned・Kelly)やファンクの帝王とも呼ばれるソウルミュージック界の巨匠ジェームズ・ブラウン(James・ Brown)も訪れたことがあるほどの伝統的な場所にもかかわらず、現代と上手く融合し、ファンキーで個性的な雰囲気を持ち続けているところがお気に入り なのだそう。時間帯によって様々な一面を見せてくれるのも、このレストランの魅力だという。特に、毎週日曜日の夜10時から始まる生演奏時は、一番オスス メしたい時間らしい。

※ コンフィ…コンフィ(フランス語:confit)はフランス料理の調理法であり、各種の食材を風味をよくし、なおかつ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称である。

※パンチェッタ… パンチェッタ(Pancetta)とは豚のバラ肉のこと。またそれが転じてイタリア料理に使う塩漬けした豚バラ肉も同様にパンチェッタと呼ばれる。後者は俗に生ベーコンとも呼ばれる。

(Wikipedia参照)

※「ストリート・ストーリーズ」 Acland street & Barkly Street編はこちら

[Restaurant Information]

VINEYARD

URL:www.thevineyard.com.au/

住所:71 Acland Street, St. Kilda, VIC 3182

TEL: (03) 9534 1942

営業時間: AM8:00~AM3:00

定休日:クリスマス

クレジットカード:VISA, MASTER, DINERS, AMEX

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