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【スポーツ】NRL(ラグビーリーグ)スター選手の日本移籍問題

NSW州やQLD州で人気のあるNRL(ラグビーリーグ)
その傘下のチームである、ウエスト・タイガースに所属し、去年、オーストラリアで行なわれた

ワールドカップで優勝し、ニュージーランド代表としても活躍したベンジー・マーシャル選手。

そのベンジー・マーシャル選手が日本でプレーしたいというニュースがオーストラリアで話題になっています。
(NRLよりAFLが人気のあるビクトリア州から西では、ニュースになっていないと思われますが)
 
まだ23歳という、まだまだこれからという時期にわざわざ日本でプレーしたいのかというと・・・
 
日本のラグビー(トップリーグ)は、NRLのオフシーズンに
行なわれるため両方プレーすることが可能。
日本で10試合程度出場すれば5000万円ほど稼げるとして、
サラリーの上限が決まっているNRL以外からの収入を得ることが出来る。
 
以上の事が理由のようです。しかし、NRLの会長デビット・ギャロップ氏は、
 
Rugby union is our competitor,
You can’t work at Pepsi in your holidays if you’re employed by Coke.
(ユニオンは、われわれの競争相手で、コカコーラの労働者が
 休暇の間、ペプシで働けないのと同じだ。)
 
とコメントして反対の立場です。
もし移籍した場合は、NRLへの復帰は認めない方針だとも言っています。
日本でおなじみの15人制ラグビーユニオンと、13人制のラグビーリーグは今まで
オーストラリアやイギリスで、優秀なプレーヤーの引き抜きを繰り広げてきました。
最近は、ワラビーズやスーパー14などのラグビーユニオンへの移籍が増えつつあり、
NRL側は警戒心を強めています。
また、ベンジー・マーシャル選手は、いろんな故障を抱えているのでオフシーズンは
十分な休養が必要だとドクターもコメントしています。
 
さらにブリスベン・ブロンコスに在籍しているカーミエル・ハント選手は日本のチームから
100万ドルの提示を示されたともウワサされています。
 
と、いろんな憶測が飛び交う中、2月25日の新聞に、
(神戸のチームという事は、神戸製鋼コベルコスティーラーズでしょうか)
これが正式に成立したら、ラグビーリーグの選手がプロとして日本でプレーする
最初のケースになります。
 
 
なぜ、今ラグビーリーグの選手の日本移籍がさわがれているのか?
NRLの年棒が低いことが、主な理由とされていますが、
 
2011年のワールドカップを見越して、日本代表入り出来そうな
優秀な人材を探しているのかもしれません。


今後の、動向に注目です。
 
 

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