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メルボルン・トップシェフクラブ・ディナーMelbourne by Night

Les Toques Blanchesメルボルンクラブ・ディナー

 メルボルンのトップシェフが所属するLes Toques Blanchesメルボルンクラブによるディナーが開催された。当日のドレスコードはブラックのネクタイ。6.30pmのプレ・ディナー・ドリンクには所属するトップシェフたちがこぞって参加した。

  Les Toques Blanchesは国際的なクラブ組織で、起源は1978年パリに遡る。クラブ結成以前はシェフ間のコミュニケーションやつながりが希薄であったため、 Les Toques Blanchesとしてクラブ運営を開始。当初からフランスだけでなく世界にもクラブを結成していき、現在は80カ国以上にクラブが存在する。

 Les Toques Blanchesのメルボルンクラブは1986年に設立され、シェフ同士が一堂に会する食事会“Chefs Table Luncheons”が現在も毎年開催されている。RACV club executive chef Mark Normoyleが現在Les Toques Blanchesメルボルンクラブの会長として、この日のディナーを取り仕切り、今年は21回目を迎え、ソフィテルホテルにて開催された。

 

 約500名が参加したこの日はソフィテルホテルのexecutive chefによるもの。Markさんに一人のシェフとして、他のシェフの料理を食べることはどう感じるのか聞いてみた。

「そうだね…、なかなか気難しいですね。でも素材がフレッシュでおいしかったらそれでいいのです。僕たちはこういう場面ではジャッジしません。逆に今日ディナーを作っているシェフは、トップシェフたちに料理を振る舞うわけだから、プレッシャーはすごいと思うよ。」

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  オープニングは世界的に活躍するバイオリニストSally Cooperさんによる生演奏、メイン料理が出てきたころには、実力派歌手・エンターテイナーBernadette Robinsonさんによる絶大な歌唱力と著名人のものまねを取り入れた楽しい時間が提供される。

 毎回ユニークなオークションアイテムや、くじ引きがあり、生演奏ありの豪華な仕掛けがたくさんある。今年はフランス製のフレーバーセット、料理の鉄人直筆サイン入りパネル、トップシェフによる自宅でディナー権などがオークションにかけられた。

 くじ引きの賞品内容も豪華そのもの。1位は海外旅行から、プラズマテレビ、ディナーバウチャーなど様々。数字が読みあげられるたびに多くのため息がこぼれていく。

 ディナーも佳境、デザートが出てくる頃から、Déjà vuによる生演奏による、70年代ヒットソングやABBAの曲に合わせ、会場がダンスフロアに。深夜まで続くディナーは大盛況に終わった。

 

 Duck Duck Gooseやキリン恵みビールもイベント・スポンサーとなり会場に彩りを添えていた。

[ 31/Aug/2011 ]

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