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TOEICは必要ない!?意味ない!? TOEIC不要論とは…

シドニーでもTOEICを気軽に受けられることを知って、受けたいと思っているジャパンセンターオーストラリアの学校部門担当者です。

自分は大学生の時に日本でTOEICを何回か受けたことがありますが、みなさんは受けたことがありますか?前に就活のために受けてもう今は受けてないですか?あるいは新形式になってからも受けているTOEIC信者なんて方もいらっしゃるんではないでしょうか。

いろんな人のTOEICへの意見などを見ていると「TOEIC不要論」などという文字を目にしました。教育方法や学習方法に関して知ることが大好きな自分として、調べずにはいられなく「TOEIC不要論」で検索しちゃいました。ということで今回は「TOEIC不要論」というものについてお話ししたいと思います。

 

 

TOEIC不要論とは

TOEIC不要論とは文字通り「TOEICなんて勉強するのもスコアをとるのも無駄である」という考え方ですね。あるいは脳科学で有名な茂木健一郎みたいに「TOEIC撲滅」のようなTOEICを世の中からなくそうという考え方も含まれます。ただ、今回はTOEICを勉強することスコアをとることに意味があるのかを話の中心にしたいと思います。

 

不要論者の意見

①TOEICでは英語のコミュニケーション能力は測れない

TOEICとは「Test of English for International Communication」の略称であり日本語にすると「国際コミュニケーション英語能力テスト」であり、コミュニケーション能力を測るテストです。それなのに英語のコミュニケーション能力を測れないという意見があります。この意見はある程度筋が通っていると思います。理由は簡単ですね、ListeningとReadingしかないからなんです。話したり書いたりする能力は試されないんです。しかし、もし他のテストのようにSpeakingとWritingが加われば、かなり不安定なテストになってしまいます。TOEICは非常に精密に作り込まれたテストであり、990点満点のスコアによって、英語力を測定し数値化します。その数値はかなり正確で、運やマークミスなどを考慮しても、50~100点以上の開きが出ることはほぼないと言われます。例えば、元々700点の実力がある人が、運やミス等で550点までスコアを下げてしまうとは考えにくいのです。つまり、TOEICは精密さを保つためにSpeakingとWritingを敢えて組み込んでいないんです。しかも、TOEICにはTOEIC Speaking & Writing Testsというものもあり、そちらも受験できます。

 

②TOEICを勉強しても英語力は伸びない

この意見も大筋言っていることは理解できますね。TOEICに向けて勉強していると「あれ?この練習この作業は果たして英語に関係するの?自分はいったい何をやっているんだろう…」という気持ちに1度はなりますよね。これはおそらくみんなが通る道です。実はTOEICでは英語だけでなく、情報処理能力も試されています。その情報処理能力を試すことに重点が置かれている問題(問題文のほとんどに目を通さずに品詞で判断して解ける問題など)を解く際には、特に問題の意義に疑問を感じます。しかし、その一方で明らかに英語の能力を試す問題もあります。また、情報処理能力自体も英語を使うために必要な能力であり、そこを鍛えることで英語での瞬発力も上がるといえるでしょう。TOEICを「実用的な英語学習に向けた、ベースとなる基礎力作り」と位置付ける人もいるように、しっかりとした使い方をすれば確実に英語力をのばす糧にできるでしょう。

 

③TOEICは就職には活用できない

これはおそらく高得点でも話せない人がいること、TOEICの点数を売りにして入社したが仕事では全く英語を使っていないことから、できた逸話でしょう。両方とも確かにそうだと言えることです。しかし、それは就職に活用できないということには繋がりません。TOEICスコアで足切りする企業もありますし、昇進には〇〇〇点以上必要という企業もあります。データとして70%の企業が採用の際にTOEICのスコアを基準にしているのです。TOEICは就活に大いに活用できるといえるでしょう。

 

まとめ

正直なところ、TOEIC不要論者のほとんどは留学して英会話はそれなりにはできるが難しい会話はあまりできなく、文法についての理解度が引ひくて、TOEICで点数のとれない人だと思っていました。しかし、そういうわけではなくTOEIC900点以上やTOEIC満点のスコアの持ち主でも必要と感じてはいない人がいることには驚きました。そもそも全ての人の全ての意図に合った万能なテストというもの自体がこの世には存在しないのでしょう。そう改めて感じさせられました。TOEICもTOEFLも英検もケンブリッジ英検もIELTSなどの英語の試験や資格も完全ではないのです。各テストにメリット・デメリットがあります。ただ、TOEICは日本でも受験者数が多いこと、全問題マークであることやSpeakingとListeningがないことなどから、批判の的となることが多いのです。しかし、日本での就職の際に企業が1つの判断基準としていることは確かです。日本で就職する人が多い以上、必要である人の方が圧倒的に多いのです。(ケンブリッジ英検CPEをAクラスで合格なんて人には必要はないと思います。)

ここからは自分の意見も入りますが、その数値を評価する人がいるなら、思いっきりそこを利用してやればいいんだと思います。テストや数値にケチをつける人がなかにはいるのかもしれませんが、日本で就職する際は圧倒的にTOEICが使われてるんです。TOEIC高得点に需要があるのならば、TOEICで高得点をとり、就活を有利にすればいいだけの話なんです。また、TOEICは決して簡単ではないですが、TOEICや英語学習についての知り尽くした講師から教われば、基本的には点数を上げることは難しいことでありません。

 

 

とブログを書いているときに1人、TOEICの結果をジャパセンと取りに来た人がいました。これマジです。信じてね。

彼は前回220点今回620点で、あんまりにも驚きすぎて「ふぁぁぁぁ!!???これはボクのですかぁぁ!?」と自分の結果かどうかを疑っていましたね(笑)

まさかの400点UPです。よくぞ頑張りました。

ぜひ2週間TOEIC講座の体験例にしてほしいって言ってたから、記事にしたよ…好青年よ… これでいいかい…?

 

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