【NAATI国家資格】オーストラリアで通訳翻訳を学べる大学
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今回お話を伺ったのは、大学3年の春に約5ヶ月間、オーストラリア・ヴィクトリア州の田舎の小学校で日本語教師アシスタントとして活動された浅野さん。
人前で話すのが得意ではなかったという彼女が、なぜ一人で海外に飛び、日本語を教えるという大きなチャレンジに踏み出したのかーー。
「もともと人見知りで、自分に自信がなかったんです。でも“このままじゃダメだ”っていう思いがあって。
ちょうど兄が見つけてくれたこのプログラムを見て、“やってみたい”と思いました。」
心のどこかに、「自分を変えたい」「何かやり遂げたい」という強い思いがあったと話してくれました。
浅野さんが派遣されたのは、メルボルンからバスと電車で1時間弱の距離にある田舎の小学校。
そこでは1年生から6年生まで、日本語が「外国語」として週1〜2回組み込まれている学校でした。
「配属された学校は、日本語の授業をすでに取り入れているところで、ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)として現地の先生と一緒に授業を進める形でした。」
具体的には、こんな活動をしていたそうです:
あいさつ・数字・色などの日本語を子どもたちと一緒に練習
ひらがなの書き方や歌の紹介
折り紙や福笑いなど、日本文化を使ったアクティビティの補助
先生の代わりに発音モデルとして話す
簡単なクイズやゲームの企画
最初は何もかもが新鮮で、同時に不安もいっぱいだったと振り返ります。
言葉の壁や、慣れない教室の雰囲気の中で、最初の数週間は戸惑いの連続。
「特に最初の頃は、子どもたちの名前と顔を覚えるのがとても難しくて…。間違えて呼んでしまって、落ち込んだこともありました。」
でも、少しずつ毎日のルーティンを繰り返すうちに、関係性が変わっていきます。
「名前を覚えて、ちゃんと呼べるようになると、子どもたちがパッと笑ってくれるんです。“あ、覚えてくれてるんだ!”っていう反応がすごく嬉しくて。
授業の後に“ありがとう!”ってハグしてくれる子もいて、その一言一言が本当に励みになりました。」
小さな積み重ねが、大きな達成感につながっていったと言います。
活動期間中、浅野さんは現地のオーストラリア人家庭にホームステイしていました。
「ホストマザーは元先生で、すごく教育熱心な方。
一緒にごはんを作ったり、近くの海に連れて行ってくれたり、本当に家族のように接してくれました。」
学校での出来事を夕食の時に話すと、ホストマザーが「それは大変だったね。でもよく頑張ったね」と寄り添ってくれたことも。
「初めての海外生活で、緊張や疲れもあったんですが、家に帰るとホッとできる場所があって。
“今日は〇〇ちゃんがこんなこと言ってくれて…”って話すと、いつも優しく聞いてくれました。心の支えでしたね。」
ホストファミリーと過ごした時間は、授業とはまた違う形で、浅野さんにとって“異文化を生きる力”を育んでくれた時間だったようです。
滞在後半になると、英語でのやり取りにも慣れ、子どもたちとも自然に接することができるようになってきた浅野さん。
「最後のほうは、先生が“今日は浅野さんに任せるね”って授業の一部を任せてくれることもありました。
その時、“あ、自分は信頼されてるんだ”って思えて、自信につながりました。」
そして、帰国前に先生からかけられた言葉。
「“あなた、本当に変わったね。堂々としてきた”って言ってもらえて。あの一言が、今でも心に残っています。」
帰国前、子どもたちがサプライズで手紙やカードを渡してくれたというエピソードも。
「“Thank you Asano Sensei!” “またあそぼうね!”って書いてあって、本当に嬉しくて泣きました。
日本語を教えたはずなのに、たくさんのものを子どもたちからもらいました。」
その手紙は、今でも大切に保管しているそうです。
「迷っているなら、まずは飛び込んでみてほしいです。
最初は怖いし、不安もあると思います。でも、“やってみた自分”が、ちゃんと成長させてくれます。
私はこの経験が、自分の人生を大きく動かしてくれました。」
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