教育/留学/習い事

【留学相談】ITエンジニアを目指していますが、格安の専門学校と費用の高い専門学校の違いは何ですか?永住権取得に繋がりますか?

IT留学
この記事で説明する準備ITエンジニアになって永住権取得までの道のりを知ろう

難易度:★★★☆☆ | 所要時間:30分間

皆さん、こんにちは。実践する留学でお馴染みのリズム留学センターです。^ ^

今日の相談者の方は、20代後半、日本在住ですが、これからITエンジニアを目指そうとしています。

相談内容:将来、ITエンジニアを目指しています。専門学校へ通って資格を取り、将来は永住権の取得を目指していますが、費用を抑えて留学がしたいです。そのような事は可能でしょうか?

この質問の中には、3つのポイントがありますので、それぞれのポイントを抑えて回答していきたいと思います。

ポイント① ITエンジニアで永住権が取得できるのか

まず結果からいきます。オーストラリアには移民局が定める移住職業リストというものがあり、「ITエンジニア」は永住権申請ができる「独立移住職業リスト(SOL)」に入っていますので、永住権が取得可能です。

具体的には、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、プログラマー、ソフトウェアエンジニアなどが、これに含まれます。

詳しいリストはこちらの記事から確認できます。

関連記事:

2016-17年度の新しい「独立移住職業リスト」、7月1日本日から施行されます

 

永住権取得の方法

オーストラリアで永住権を取得する方法は幾つかあります。

  • SOLに記載されている職業リストに関連した大学・専門学校を卒業、就業経験を経て、自分で永住権を申請
  • CSOLに記載されている職業でスポンサービザを取得、2年就業後に永住権を申請
  • SOLに記載されている職業リストを選び、大学・専門学校を卒業、RMSMビザを申請する(地方政府スポンサー技術暫定移住ビザ)

代表的なのは以上の3つのやり方。ITエンジニアの場合はこれら全ての方法が可能です。

 

あとは、オーストラリア人など永住権・市民権保持者と結婚をすることですが、そこは、ITスキルとは別の話になりますので、ここでは置いておきます。。^ ^

また、スポンサー企業を見つけるために「卒業生ビザ」を利用するのも有効です。

オーストラリアで大学院へ進学、2年以上のコースを受講することが条件になりますが、IT関連の勉強をする。卒業後に「卒業生ビザ」を取得。18ヶ月〜4年間の滞在ができ、その期間中にスポンサー企業を探すという流れです。

エンジニアとしての職業経験が十分でない場合に、卒業生ビザはとても有効です。

関連記事:

【ビザ】専門学生・大学生必見!卒業生ビザを活用しよう!

 

ポイント② 格安の専門学校と費用の高いの専門学校の違い

まず、費用についてですが、格安のITコースの学校の年間の授業料は年間6,400豪ドルほど(約51.2万円)です。それに対し費用の高い専門学校になれば年間16,000豪ドルほど(約128万円)、それほどに差ができます。

コースの内容は格安でも高くても、1年コース(Certificate IV)、2年コース(Diploma)、または3年コース(Advanced Diploma)があるのが通常です。

1週間のうち学校に行くのは2〜3日ほどですので、その他の曜日はインターンをしたりアルバイトをしたり、ご自身でITの勉強をされたりすると良いでしょう。

では、実質的に何がそんなに変わるのでしょうか。

格安の専門学校と費用が高めの専門学校の大きな違いは、

  • 学校のサービス(就業先紹介含む)が違う
  • 他の学んでる学生の意識が違う
  • 業界ネットワークのでき方が違う

が大きな違いとして挙げられます。

費用高めの専門学校はローカルの学生も多く通っており、先生もその道の一流の方が多く入っています。そのような先生から学べること、他の学生もそれくらい意識の高い学生が多く集まっているので将来の関係につながる可能性も多いにあるということですね。

格安の学校の場合、これらの要素が抜ける可能性はありますので、独学での勉強が大事になりますし、学校外の時間に人一番頑張ってネットワーク作りをした方が良いという事になります。

 

ポイント③ ITエンジニアとしてやっていくためには

エンジニアの世界は実力世界です。なにが出来るのか、今まで何を経験してきたのかがとても重要です。

先述した内容と重複しますが、学校の中でその経験がある程度積める、または経験を積む「きっかけ」をくれるのが費用の高い学校です。

では、予算を抑えて格安の専門学校へ行きたい方はどうしたら良いのか?

これは、人一倍、経験を積む努力をする必要があります。色んな機会に顔をだし、ネットワークを広げる活動をし、直接仕事に携われる機会を自分で作っていく必要があります。

勉強会やワークショップやキャンプなどにもどんどん出かけて行きましょう。視野を広げ様々な業界を知り、常に勉強する姿勢を崩さないように意識をしましょう。そうすれば十分にオーストラリアで成功する可能性はあります!

オーストラリアでは、日本人ITエンジニアが活躍できる企業が沢山ありますよ。是非多くの日本人エンジニアの方にオーストラリアでの挑戦をしていただきたいと願っています。これからももっと多くの方に、日本人クリエイターというブランドを持って頑張ってほしいですね。

関連記事:

クリエイター留学!海外で勝負したいクリエイター・SE・デザイナー、オーストラリア現地就職への道

まだ海外に出たことがない日本人エンジニアの皆さん、オーストラリアで次のステージを考えてみませんか?お待ちしています!

そんなこんなで、リズムでは、日本が世界に誇るITブランド「kintone」の勉強会も開催しています。興味がある方お気軽にご連絡ください。^ ^

参考記事:

IT好きは必見!シドニーで「kintone」勉強会を開催しています

ツヨシからワンポイントアドバイス

 

・IT先進国のオーストラリア、働き方も違うし働く環境はすごくいいぞ

・オーストラリアでクリエイターを目指そう!

->全文はこちら

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

その他の記事はこちら