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鹿島アントラーズユースがシドニーでの強化試合に来豪


©︎Mate FC

2023年3月5日から12日まで、鹿島アントラーズの選手育成組織であるアカデミーに所属する選抜チームが、修学旅行を兼ねたサッカー強化の遠征で渡豪、シドニーを拠点とするユース2チームとキャンベラを拠点とするNPL1チームとの強化試合を行った。

鹿島アントラーズは、日本の茨城県をホームタウンとするJリーグに加盟するプロサッカークラブ。Jリーグ創設当初からのチーム、オリジナル10の1つとして名を馳せ、通算獲得タイトルは20(J1リーグ8回、Jリーグカップ6回、天皇杯5回、AFCチャンピオンズリーグ1回)と、国内クラブで最多の獲得数を誇る。また、クラブワールドカップでは国内クラブ最高成績となる準優勝も記録している強豪だ。

今回渡豪した鹿島アントラーズのアカデミー生は、16歳から17歳までの年代に当たる「ユース」の選抜チーム。鹿島アントラーズユースはアカデミーの最終カテゴリーで、鹿島、ノルテ(日立)、つくばの県内3拠点で活動しているジュニアユース出身の選手を中心に結成されている。 鹿島アントラーズは、この中から1人でも多くの選手がトップチームに昇格することを目指し、クラブ全体でのバックアップ体制を取っている。


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鹿島アントラーズユースは、3月7日にSydney FC U-20と、8日にWestern Sydney Wanderers U-20と、11日にはGungahlin United FC(NPL Canberra)と対戦。

ユースチームの選手たちの細かな技術や固い組織力が光り、対してシドニーのチームはいずれも恵まれたフィジカルや鍛え抜かれたスピードでユースチームを苦しめる場面が多々あった。3試合ともに双方の特長を出しきった有意義なもので、面白い試合運びが展開された。

全試合を通してのMVPには、鹿島アントラーズユースの14番でキャプテンの小倉幸成選手が見事輝いた。

日本トップレベルと言われる鹿島アントラーズユースの選抜チームと、オーストラリアのシドニーで同じくトップレベルの実力を誇るアカデミーチームは、試合外でもコミュニケーションを取り和やかに交流を深めた。

また、オフの日には日本にルーツを持つシドニーのMate FCサッカースクールや、シドニー日本人国際学校(Sydney Japanese International School)の子どもたちとの交流を通して、さまざまなオーストラリアの文化に触れていた。「シドニー当地の子どもたちも、日本のプロスポーツ選手の卵やW杯経験者であるコーチ陣を身近に感じることで、スポーツの素晴らしさと経験を知るよい機会となった」と、Mate FCの田代有三代表は語った。

鹿島アントラーズユースの試合日程


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  • 3月7日(火)
    【対戦相手】Sydney FC U-20
    【試合会場】Macquarie University Sports Fields

    【試合結果】1−1 引き分け(前半0−0、後半1−1)
    【得点者】徳田
  • 3月8日(水)
    【対戦相手】Western Sydney Wanderers U-20
    【試合会場】Wanderers Football Park

    【試合結果】4−4 引き分け(前半2−3、後半2−1)
    【得点者】三沢×2、平山、馬目
  • 3月11日(土)
    【対戦相手】Gungahlin United FC(NPL Canberra)
    【試合会場】Valentine Sports Park

    【試合結果】5−2 勝利(前半2−2、後半3−0)
    【得点者】馬目、小倉、池田×2、島田

シドニー強化試合の総括


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鹿島アントラーズユースの柳沢敦監督
「オーストラリアのサッカーと文化を含めて、国際経験を積んでほしいという目的でシドニーに修学旅行をした結果、みな素晴らしい経験を積めました。選手たちは、日本には中々いない体格の選手と試合をすることにより、世界を感じることができたと思います」

キャプテンの小倉選手
「1対1やフィジカル面での強さ、日本とのサッカーの違いを感じ取ることができました。日本のJリーグで活躍して世界でサッカーをするのが目標なので、自分にとっていい経験になりました」

Mate FCの田代有三代表
「Mate FCは地元向けのサッカースクールですが、今回の鹿島アントラーズユースとの強化試合や、以前のW杯日本代表による練習見学など、日本のサッカーチームが来訪した際に積極的に交流をすることで、日本とオーストラリアをスポーツでつなぐことができるように努力していきたいと思います。また、今後もスポーツの素晴らしさを子どもたちに伝え、Mate FCだからこそできる経験を増やしてあげたいです。もちろん、Mate FCというクラブを常に大会に参加できるようなチームにもしていきたいと考えています」

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