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シドニー在住100歳の女性が総理大臣から表彰

在シドニー日本総領事館は、10月31日(木)、本年10月7日(月)に満100歳を迎えた安藤まさ子さん(ノース・シドニー在住)に、ご長寿ならびに多年にわたり社会の発展に寄与してこられたことに謝意を表し、内閣総理大臣からのお祝い状と記念品の銀杯を贈呈した。

厚生労働省では敬老の日の記念行事として、100歳を迎えた方にお祝い状および記念品を贈呈している。この表彰は、感謝の意を表すとともに国として高齢者福祉についての関心と理解を深めていくことを目的に毎年行っている。

娘の延子さんによるとまさ子さんは、どんな苦労も跳ね返す、粘り強い性格で、戦後6人の子供を育てあげた。74歳でシドニーに移住し、95歳のときに一度日本に帰国したのち、97歳で大好きなシドニーに戻り生活している。現在は末の娘さん一家と暮らしており、「ここは天国」といって幸せに暮らしていることも長生きの秘訣だろうと話す。まさ子さん自身も「115歳まで長生きしたい」と話しており意欲的。これからも末長く元気に過ごしていただきたい。

受章者の安藤まさ子さん(前列中央)を囲んで、まさ子さんの娘さん、ピアース延子さん(後列右)、延子さんのご主人(後列右から二番目)、まさ子さんのお孫さん(前列右)、延子さんのご息子さん夫人(後列左)、まさ子さんのひ孫さん(前列左)、在シドニー日本総領事館の大泉領事(後列左から二番目)

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