日系コミュニティ

天皇誕生日祝賀会を開催

歓談される参加者

 

毎年恒例の「天皇誕生日祝賀レセプション」が、12月6日(火)、シドニー市東部Bellevue Hillにある総領事公邸にて催された。生憎の雨模様にもかかわらず、NSW州政府関係者をはじめ、各国の領事館関係者、日豪姉妹都市の関係者、日系企業代表者、日系コミュニティー関係者など、約230名が集って天皇誕生日を祝った。

 

来賓を出迎える竹若敬三在シドニー日本国総領事

 

日豪両国歌斉唱で式典が始まり、まず、着任1カ月の竹若敬三在シドニー日本国総領事が挨拶され、両国の投資やビジネスの深い関係や、NSW州への日本からの観光客が国別で6番目だとして、観光などの交流を通じて、日豪両国の強固な関係をさらに深めていきたいと述べられた。

続いて、来賓として挨拶されたNSW州首相代理のキャサリン・キュサック政務次官は、今後のNSW州と日本との関係で投資や教育などの重要性を述べられた。

 

  

竹若敬三在シドニー日本国総領事         NSW州首相代理のキャサリン・キュサック政務次官

 

また、乾杯の音頭を、NSW州最高裁判所のトーマス・バサースト長官がとられた。

 

NSW州最高裁判所のトーマス・バサースト長官

 

恒例の鏡開きは雨天のため中止となったが、会場に用意された日本酒で参加者一同、懇談の場を楽しんだ。会場には、アンズワース元NSW州首相、マスターシェフのアダム・リアウ氏をはじめ著名人が顔を揃えて、参加者と日本の話題で互いに歓談を楽しむとともに、振る舞われたお寿司や日本酒で、祝賀レセプションのひとときを楽しまれた。

 

 

Jun Pacific Corporationと白瀧酒造による日本酒「上善如水」

 

和太鼓りんどうの演奏に盛り上がる会場

 

 

竹若敬三在シドニー日本国総領事

 

竹若敬三在シドニー日本国総領事のコメント

「私自身、着任してはじめてのナショナル・デーのレセプションで、かつ、天気も悪いなか200名以上の方々にお越しいただけたことは、日頃の日系コミュニティのみなさんの活動のおかげだと感じています。本日はドイツ、ブラジル、フランス、アメリカ、韓国の領事館の方々にも来ていただいています。またNSW州には日豪の姉妹都市が、シドニー市と名古屋市のほかにも、リバプール市と戸田市などいくつもあり、さまざまな交流の手助けをしていきたいと思っています」

 

マスターシェフのアダム・リアウ氏

 

アダム・リアウ氏のコメント

「シドニーでもこのように日本にいらっしゃる天皇陛下のお誕生日を祝うなど、日本とのつながりの深さをここシドニーでも感じられることはとても素晴らしく、貴重なことだと思います。自分にとって日本はとてもつながりの深い国であり、このような場にご招待いただくことを光栄に思います」

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