法律/ビザ

オーストラリア卒業ビザを徹底解説!申請条件と注意点とは?

はじめに

こんにちは!留学・ビザ・移住サポートを行っているQSeamです✈️🌏🇦🇺

オーストラリアに留学している学生にとって、学校を卒業した後の進路は大きなテーマのひとつです。
「せっかくオーストラリアで学んだのだから、この国で実際に働いてみたい」
「海外でキャリアを築きたい」
そんな希望を持つ卒業生に向けて設けられているのが、Temporary Graduate Visa(サブクラス485)、通称「卒業ビザ」です。

このビザは、オーストラリアの教育機関を修了した留学生が、一定期間オーストラリアで就労・滞在できるようにするためのものです。
在学中に培った知識やスキルを、実際の職場で活かすことができる貴重な機会であり、将来的に永住権(PR)を目指す人にとっても重要なステップとなります。

今回はこの卒業ビザについて詳しく解説していきます。

卒業ビザとは

卒業ビザ(Temporary Graduate Visa subclass 485)は、オーストラリア政府が提供する「卒業後の就労・滞在」を目的としたビザです。
このビザを取得すると、フルタイムで働くことができ、学んだ分野の仕事を通して実務経験を積むことが可能になります。

ビザの有効期間は通常1年半から2年ほどで、学んだ学位によって異なります。特に地方(Regional)で学んだ学生は、さらに1〜2年の延長が認められるケースもあります。
また、485ビザは将来的にオーストラリア永住権(PR)を目指すうえでの第一歩として活用されることも多く、留学生の間では非常に人気の高いビザです。

卒業ビザでできること

① フルタイムで働くことができる

卒業ビザ最大の魅力は、労働時間の制限が一切ないことです。
学生ビザのときは週48時間までといった制限がありましたが、卒業ビザではフルタイム勤務も問題ありません。

そのため、現地企業で正社員(Full-time employee)として採用されるチャンスもあります。
多くの留学生がこのビザ期間を活用して、さまざまな業界で実務経験を積んでいます。

特に自分が学んだ専攻分野に近い仕事を経験しておくと、後にスキル職(Skilled Occupation)として永住権申請時の職業リストに登録できる可能性も高まります。
つまり、卒業ビザは「学びの延長線」ではなく、キャリア構築の第一歩として活用できる期間なのです。

② 学び直しやスキルアップもできる

卒業ビザの間に再び学ぶことも可能です。
例えば、短期の資格コース(Certificateコース)や、英語力向上のためのIELTS対策講座などを受けてもOKです。
学生ビザとは違い、履修時間に縛りがないため、働きながら柔軟に勉強を続けられるのも魅力です。

最近では、オーストラリアの企業が求めるスキルに合わせて、

  • IT(プログラミング・データ分析)

  • 看護・介護(Aged Care, Nursing Assistant)

  • 会計・ビジネス系スキル
    などのコースを短期で受講し、就職力を高める留学生も増えています。

卒業ビザは単なる“働くためのビザ”ではなく、「次のステージへの準備期間」として活かすことができるのです。

③ パートナーや家族も一緒に滞在・就労できる

卒業ビザでは、配偶者(パートナー)や子どもなど家族も一緒に滞在できる点も大きな特徴です。
パートナーや家族を「ディペンダント(Dependent)」として申請すれば、配偶者にも就労権が与えられ、フルタイムで働くことが可能になります。

つまり、主申請者(卒業生)が仕事を探している間も、パートナーが働いて家計を支えることができるというメリットがあります。
また、子どもがいる場合は、オーストラリアの教育制度のもとで現地の学校に通うこともできます。

このように、卒業ビザは単身だけでなく家族での滞在にも適したビザとなっています。

卒業ビザの主な申請条件

卒業ビザを申請するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下の項目をしっかり確認しておきましょう。

  • オーストラリアでDiploma以上の学位の2年以上のコースを終了
  • 35歳以下であること
  • 有効なビザを持っていること
  • 適切な健康保険に加入していること
    →当社では保険会社の選定から加入までサポート可能です
  • ポリスチェックを申請していること
  • 必要な英語力を証明すること

卒業ビザ申請時の注意点

卒業ビザの申請は、正しい情報と計画的な準備さえあれば決して難しくありません。しかし、少しのミスや準備不足で申請が却下されるケースも少なくありません。卒業ビザは一度申請が却下されると2度と取得ができない可能性が高いため、申請の際はビザの専門家にお任せすることをおすすめします。QSeamでは卒業ビザの申請サポートも行っていますまずはお気軽にQSeamの公式LINEからご相談ください☺️

 

ビザ申請前に以下の項目をしっかり確認しておきましょう。

  • すべての必要書類を揃えてから申請する
    卒業ビザ申請には多くの書類が必要です。特に英語スコアは、申請時点で2年以内に受験したものしか有効になりません。
    有効期限切れでスコアを取り直す羽目になるケースも多いので、早めに確認しておきましょう。
  • 申請時に有効なビザを保持していること
    卒業ビザはオーストラリア国内からのみ申請が可能なビザです。そのため、申請する時点で、有効なビザを持っている必要があります。
  • 情報更新や移民法の改定を常にチェック
    オーストラリアの移民法は頻繁に改定され、卒業ビザも年によって条件や滞在期間が変わることがあります。特に2025年度はビザ申請に必要な英語力証明のスコアが変更されました。
  • 学校やコース変更があった場合は追加書類を準備する必要があるケースも!
    学校に通っている2年間のうち学校やコースを変更した場合は、中には「2年間学校に通った」と言う証明をするために追加で書類を準備するケースがあります。特に「Diploma (TAFE) -> Bachelor (大学)」と言う流れの方が多いです。申請に心配な場合はまずはお気軽にご相談ください☺️ 

まとめ

オーストラリアの卒業ビザ(485ビザ)は、留学生が学業後にオーストラリアでキャリアを築くための大きなチャンスです。
就労経験を積むことで永住権への道が開けるだけでなく、オーストラリアでの生活をより深く体験できる貴重な期間になります。

申請条件やルールは年々変わるため、最新情報は必ず移民局の公式サイトで確認しましょう。計画的に準備を進めれば、あなたのオーストラリアでの夢のキャリアはきっと実現できます。

QSeamではこれまでにたくさんの卒業ビザの申請をサポートしてきた実績がございます。まずはお気軽にQSeamの公式LINEからご相談ください☺️

QSeamを選ぶメリット

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QSeamとは

QSeamは留学とビザを専門としているエージェンシーです。QSeamの強みは政府公認の移民弁護士が在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、ビザの申請・延長・永住権の取得まであなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーを最後まで全力でサポートします!

 

よくある質問

Q:現在オーストラリアに滞在しています。今保有しているビザの有効期限が切れるどのくらい前から準備をしたらいいですか?

A:ビザのタイプによってはビザ申請時に英語力の証明が求められるものがございます。遅くても3ヶ月前にはビザ申請の書類を準備し始めることをお勧めしております。

 

Q:オフィスに行かずに、オンラインで手続きは可能でしょうか?

A:QSeamでは、すべての手続きがオンラインで完結できます。現地スタッフが、留学相談から複雑なビザ申請まで、EメールやLINE、お電話、オンラインミーティングを通じて対応しています。必要な情報についてはこちらから質問させていただきますので、それにお答えいただくだけで大丈夫です。安心してお任せください。

 

Q:他の留学エージェントとの違いはなんですか?

A:QSeamの強みは移民弁護士が在籍していることです。ですので、留学のサポート以外にもビザの申請や永住権取得のサポートも弊社で全て行うことができます。QSeamはあなたのオーストラリアでの夢実現にむけて最後まで一緒です。

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