自宅で楽しめるバーチャルアクティビティサイトまとめ

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2020.04.21

旅行／観光

世界中でパンデミックが巻き起こる中、ここオーストラリアでは、いち早く外出や渡航制限策がとられ、自宅で日々を過ごす方も多くなりました。スーパーや外での軽い運動などは可能なものの、まだまだ事態の収束には至っておらず、外にでることも不安。制限が長引く見通しの中、自宅でできることも限られているし…と自宅での過ごし方にお困りの方も多いのでは？

そんな中注目を集めているのが、自宅にいても旅行や観劇、レジャーなどがオンライン上で体感できるバーチャルアクティビティサイト。検索サイトとしておなじみの「Google」が提供する世界の美術作品を閲覧できる「Google Art & Culture」、ストリートビューを利用した「Google Earth」をはじめ、オーストラリアのレジャー施設、「オペラハウス」や「タロンガ動物園」などがこのサービスを提供しています。

今回はバーチャルアクティビティサイトに焦点をあて、おすすめのポイントを交え多彩なジャンルのサイトをご紹介！「美術館でアート鑑賞がしたい」、「世界の有名スポットに旅行がしたい」が、自宅でパソコンやスマホで手軽に叶えられるこのサービス。無料のサイトで安心して利用できるので、この機会にぜひ試してみては？

バーチャルアクティビティサイト一覧

Google提供サイト
・Google Art & Culture
・Google Earth

編集部おすすめサイト
・Lone Pine Koala Sanctuary
・Taronga Zoo Animal live-cams
・At Home with Ballet TV
・Opera House Digital Season
・Japan Search

世界の美術品が鑑賞できる「Google Art & Culture」

Google Art & Cultureとは世界各国の美術館がgoogleと協力し、オンライン上で美術鑑賞ができる、いわばデジタル美術館。パソコン上では英語での案内ですが、スマホのアプリ版ではgoogle翻訳機能で日本語での閲覧も可能です。

現在では2500を超える世界有数の美術館、博物館が参加。ただ閲覧できるだけではなく、アート作品を拡大し細部まで見れたり、インターネット上で館内を散策できたりと、ゆっくりとアート作品を満喫したい方にもおすすめ。アメリカの有名美術館を堪能したあと、ヨーロッパの美術館で鑑賞…といったバーチャルアクティビティサイトならではの楽しみ方も。

ここではGoogle Art & Cultureに載っている美術館の紹介とGoogle Art & Cultureの楽しみ方をお伝えします。あなたも気に入るアート作品に出会えるかも？

参加美術館リスト ※一部抜粋

世界を代表する有名な美術館を実質貸し切り状態で散策できる…という夢のようなサービス。あの美術館に行ってみたかった！という方はもちろん、もう一度ゆっくり訪れたい！という方へも、さまざまな美術館が掲載されているのでチェックしてみてください♪

・旧国立美術館（ドイツ・ベルリン）
・フリーア美術館（アメリカ・ワシントン）
・フリック・コレクション（アメリカ・ニューヨーク）
・絵画館（ドイツ・ベルリン）
・カンパ美術館（チェコ・プラハ）
・メトロポリタン美術館（アメリカ・ニューヨーク）
・ニューヨーク近代美術館（アメリカ・ニューヨーク）
・ソフィア王妃芸術センター（スペイン・マドリッド）
・ティッセン＝ボルネミッサ美術館（スペイン・マドリッド）
・ナショナル・ギャラリー（イギリス・ロンドン）
・ヴェルサイユ宮殿（フランス・ベルサイユ）
・アムステルダム美術館（オランダ・アムステルダム）
・エルミタージュ美術館（サンクトペテルブルク・ロシア）
・トレチャコフ美術館（モスクワ・ロシア）
・テート・ブリテン（イギリス・ロンドン）
・ウフィツィ美術館（フィレンツェ・イタリア）
・ゴッホ美術館（オランダ・アムステルダム）
・国立近現代美術館（韓国、ソウル）
・東京国立近代美術館（東京、千代田区）
・福岡アジア美術館（福岡、福岡市）　など

その他掲載美術館はこちらから

Google Art & Cultureの楽しみ方

バーチャル・ギャラリー・ツアー

Googleストリートビューを使用し、インターネット上で美術館内を歩くことができるサービス。美術館といえばその外観や内装も見所のひとつ。まだ公開数は少ないですが実際に館内を歩き回って美術館ごとの特徴を見つけるのも楽しいかも！

バーチャル・ギャラリー・ツアーはこちらから

アートワーク・ビュー

美術品を拡大し、細部まで詳しく観察することができます。アートに興味がある方や、アートに挑戦したい方は憧れの作品を思う存分堪能できるこのサービス。時間を忘れて没頭しそう。

アートワーク・ビューはこちらから

クリエイト・アン・アートワーク・コレクション

美術品はさまざまな方法で検索できるため、「こういう作品が見たかった」が見つかるはず。作者名や作品名などのキーワード検索をはじめ、紙やインク、ガラスなどの素材や技法での検索、色での検索、アーティストの制作時系列での検索など多岐にわたります。

クリエイト・アン・アートワーク・コレクションの各検索はこちらから
（素材や技法での検索／色での検索／時系列での検索／国や地域別での検索）

秘境で冒険家気分も味わえる「Google Earth」

衛星写真を駆使して作られたGoogle Earthは、バーチャル地球儀とも言われ、実際にその場所にいけなくても立体的に世界各地が見られる、外出自粛がかかる今にもってこいのサービス。旅行に行った気分はもちろん、ちょっとした冒険家気分も味わえます♪

また建物をさまざまな角度から見ることができ、たとえば上空から見下ろすとこんな形になっていたんだ…など新しい発見ができるのもGoogle Earthならではの魅力。また、調べたい場所を検索すると情報カードが表示され、その場所の基本情報（概要、人口、現在の気温、現地時間など）を知ることができます。

それではさっそくGoogle Earthでできること、楽しみ方をご紹介します♪

Google Earthの楽しみ方

Googleマップアドベンチャー

ストリートビューをはじめとするGoogleマップの機能を使って、世界中の文化的、歴史的、地理的な重要性を持つさまざまな場所に擬似旅行に行くことができます。カンボジアの「アンコール・ワット」、エジプトの「ギザのピラミッド」、そしてアメリカの「ケネディ宇宙センター」など豊富なラインナップが用意されています。

Googleマップアドベンチャーはこちらから

Voyager

作家・科学者・非営利団体などとGoogleが制作したガイド付きのツアー。ツアーは編集者ピックアップ、旅行、自然、文化などカテゴリー分けされています。例えば自然カテゴリー内では「Beautiful Birds-of-Paradise」という、動物学者・植物学者のデイビッド・アッテンボロー氏による解説動画付きツアーがあります。まずは興味のあるカテゴリーからツアーを探してみては？

Voyagerはこちらから

I’m Feeling Lucky

どこに行こうか迷っている、もしくはとにかくおもしろい場所に行ってみたい！という方におすすめの「I’m Feeling Lucky」機能。こちらはGoogle Earthのメニュー機能の中にあり、ボタンを押すと自動でさまざまな場所の探索する価値があるおもしろい場所にジャンプする仕組みになっています。意外と近い場所からまったく知らない場所までランダムに表示されるため、不思議な景色を目撃できるかも？

Google Earthはこちらから

まだまだある！編集部のおすすめサイト

ここでは編集部がおすすめするその他のバーチャルアクティビティサイトをご紹介します。せっかくオーストラリアにいるのにオーストラリアを満喫できていない…といった方にも楽しめる「オーストラリアならでは」のサイトも！

その他日本が恋しい方に向けたサイトもご紹介するので興味のある方はチェックしてみてください♪

Lone Pine Koala Sanctuary

Lone Pine Koala Sanctuaryは、ブリスベン郊外にある世界最長の歴史を持ち、世界最大のコアラ保護区。コアラを抱っこできるスポットとしてご存じの方もいるのではないでしょうか。園内ではカンガルーやワラビーが放し飼いにされているなどオーストラリアならではの動物が自然と近い形で暮らしている様子を見ることが可能です。

こちらのサイトでは、各生息エリアで録画をしており、当日の園内の動物たちの様子を観察できます。コアラをはじめとした動物たちのありのままの日常をのぞいてみてはいかが？

Lone Pine Koala Sanctuaryはこちらから

Taronga Zoo Animal live-cams

シドニーで100年以上の歴史をもつTaronga Zooは、新型コロナウイルスの影響で一時閉鎖中。再開の見通しはまだたっていませんが、今回自宅でTaronga Zooが堪能できるようバーチャルアクティビティサービス「Animal live-cams」を開始しています。

このサイト内では、ライブ映像でゾウやトラといった園内の動物が見れるほか、飼育員と動物たちのふれあいや、舞台裏がのぞけるなどいつもと違う楽しみ方ができます。

Animal live-camsはこちらから

At Home with Ballet TV

オーストラリア最大のクラシックバレエ団であるAustralian Balletは、自宅でバレエ鑑賞ができる「At Home with Ballet TV」を無料で公開中。

公開される演目は長年愛され続けている「眠れる森の美女」、「シンデレラ」、「ロミオとジュリエット」など人気作品ぞろい。こちらは期間限定なのでお見逃しなく！

At Home with Ballet TVはこちらから

Opera House Digital Season

シドニーきっての観光地「Opera House」は、オンライン上での鑑賞サービスを開始。ノーカットのパフォーマンス、非公開映像、舞台裏の様子などを毎週配信しています。

こちらのサイトではふだんOpera Houseで上演されているパフォーマンスが無料で鑑賞できる滅多にないチャンス。自宅でリラックスしながらゆっくり観劇してみては？

Opera House Digital Seasonはこちらから

Japan Search

オーストラリアにいてもやっぱり日本が恋しい…そんな方には日本の浮世絵や日本画などが鑑賞できるサイト「Japan Search」がおすすめ。

こちらのサイトは、文化の保存、継承、発信だけでなく観光、地方再生、教育研究、ビジネスへの利用などに貢献するため国立国会図書館、国立歴史民俗博物館、国立国語研究所、国立公文書館などが保有するコンテンツをまとめて検索、閲覧が可能。遠く離れたオーストラリアに居る今だからこそ、日本の文化を今一度堪能してみてはいかが？

Japan Searchはこちらから

世界中で外出自粛が実施されている現在では、探してみると実は自宅で楽しめるさまざまなバーチャルアクティビティが利用ができます。自宅で有意義に過ごす方法のひとつとして覚えていて損はありません。

以前のような暮らしに戻るには少し時間がかかる見込みといわれていますが、状況が回復したら「実際に体験してみる」ことを楽しみに、ご紹介したサイトに遊びにいってみてはいかがでしょうか？