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【料理】 元気がでる食卓 第2回 食育の3本柱

(1)選食力を養う

食べ物に含まれる栄養素を知ることはもちろんですが、その食材の旬、調理法、安心、安全な食品選びのための知識を身につけることも選食力を養うひとつです。

たまには子供たちと一緒にス-パ-へ出かけてみては如何でしょう。傷んだ果物、萎れた菜野菜、ひびが入った卵は買わない、期限切れが近いミルクは買わない、などお母さんがチェックしていることを子どもは見ています。また、一緒にラベル表示を見ることも勉強になります。「グミやコーラにどれだけの砂糖が入っているか知っている?」「ソーセ-ジにはたくさんの添加物が入っているんだよね」など、お母さんとの会話から子供たちが学ぶことは多いはず。

旬を知ろう

旬の食材は最も味がよく、栄養価も高いのをご存知ですか? また、旬の食材はその季節の人々に必要な栄養素を多く含んでいると考えられます。例えば、春の訪れとともに自然界は活動が活発になり、人間の新陳代謝も盛んになります。この時期に店頭に並ぶ苦味のある野菜は、胃の働きを活発にさせてくれます。また、暑い夏には、豊富な水分を含むきゅうり、なす、トマトなどが火照った体を冷やしてくれるなど、知らないところで私たちは恩恵に預かっています。今、オ-ストラリアの旬野菜と言えば、 アスパラガス、ビーン、セロリ、きゅうり、コーン、トマトなど。果物では、アボガド、マンゴー、チェリー、ネクタリン、もも、ライチーなどがあります。 

安心、安全な食品選び

日本では食品偽造の問題が毎日のように取り上げられ、食の安全性に対して不安を感じている人は多いと思います。農薬、遺伝子組み換え、BSE、食品添加物など、不安になる要因はさまざまです。生産者や加工業者の取り組みはもちろんですが、私たち消費者も食事や食材に関心をもち、食品の安全性を見抜く力を養う努力が必要です。

(2)食事のマナ-を身につける

正しい箸やフォーク、ナイフの持ち方、「いただきます」「ごちそうさま」の食前食後の挨拶、食べる時の姿勢など、マナ-をきちんと身につけさせることはとても大事です。8歳までにこれらを身につけさせることが理想的とされますが、決して遅いということはありません。親がお手本をしめし、根気よく言い続けること。身についた作法は一生ものです。

(3)食料、環境について考える。“MOTTAINAI-もったいない”運動

現在、世界には満足に食事がとれず栄養不足状態になっている人が、約8億4000万人にのぼると言われています。家庭での食品ロス率はあまり高くないと感じるかもしれませんが、日本では食品廃棄物の55%は一般家庭から発生するものです。日本には古くから“もったいない”という言葉とともに、物を大切にするという考え方が浸透していました。飽食の時代と言われる現代こそ、一度原点に帰り、“もったいない”の精神を大切にしてくことが、世界の食料事情の改善や環境保全につながっていくと思います。

この記事に関するご意見、お問い合わせは:

管理栄養士、食育インストラクタ-   才川須美

Sumi’s Kitchen 主催

sumisaikawa@pacific.net.au

www.sumikitchen.com


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