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あなたは母乳派?それともミルク派?

中国の子どもは肥満児が多いといわれています。ひとりっ子政策のために子どもが一人しかなく、親の愛情がその子に集中して、どうしても過保護に育ちがち。食事もぜいたくすぎるほどに与えがちです。その結果、肥満児が増えているというわけです。

オーストラリアでも肥満の子どもが増えています。そのため、ジャンクフードのテレビコマーシャルを、朝6時〜9時、夕方4時〜夜9時までの間は放映しないという案も出るほどで、対策に頭を悩ませています。

オーストラリア人は甘いものが大好きで、チョコホリックが多いので、肥満に注意といったところでほとんど気にしていないのが現状です。

そんな中、大学の調査によって、あらためて母乳の大切さがクローズアップされました。

よく、赤ちゃんは「母乳で育てる」のがいいのか、それとも「ミルクで育てる」のがいいのか、論争が起こるほど大事なテーマになっています。母乳は低たんぱくで高脂質、一方、ミルクは高たんぱくで低脂質です。ところが母乳は肥満予防に効果があるということが明らかになったのです。

よくいわれているのは、母乳は赤ちゃんが飲もうとし、ミルクはお母さんが飲ませようとするということです。おっぱいを飲む赤ちゃんは、お腹がいっぱいになれば飲むのをやめます。哺乳瓶で赤ちゃんにミルクを与えているお母さんは、赤ちゃんが飲むのをいやがっても、どうしてもミルクの残量を見ながらもう少しだからといって無理に与えようとします。母乳では必要以上に飲み過ぎることがないですが、ミルクは与えられればそれだけ飲んでしまいます。そのため、栄養過剰で肥満の原因になるわけです。

フリンダース大学による調査結果も、この事実を証明することになりました。生後6カ月間かそれ以上、母乳で育った赤ちゃんは、ミルクで育った子より、太り過ぎになるのが36%低下したそうです。また、16歳での肥満度は約49%低下したということです。

母乳は赤ちゃんの免疫力を高めるということはいわれてきましたが、肥満を避けるということも実証されたようです。

もちろん母乳やミルクだけが子どもの肥満度を左右しているわけではありません。運動や食事が大きな要因であるのも確かです。でも、生まれて間もない頃の母乳やミルクの重要性も高いということですね。

考えてみると、以前はお母さんが赤ちゃんをだっこして、胸をはだけておっぱいを与えていた光景はいたるところで目にしました。それが次第になくなり、特に公衆の面前からは姿を消してしまいました。

あらためて母乳の大切さを知りましたが、そういえばこれってスキンシップにもつながるのかなと思いました。成長後の身体的な影響もさることながら、スキンシップを通じて精神的な面でも影響があるのかもしれません。

(水越)

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