Steven TOEICスタッフです。
オーストラリアのような英語圏へ来ると、よほど日本語環境にどっぷり浸からない限り、日常英語を耳にし話す機会も多いはず。
英語で相手が言っていることがわかり、コミュニケーションができるようになると、本当に留学してよかったと思う瞬間だと思う。
そういう留学生がTOEICテストを受けて一番がっかりするのは、リーディングのスコアが思うように取れていないということ。
よくよく聞いてみると、「聞く」「話す」を重視するあまり「読む」「書く」勉強をほとんどしていない。語学学校で「英語を勉強した」というものの、語学学校はどちらかというと会話中心の授業が多いので、リーディング、ライティングはほとんどないのが現状。(もちろん、進学を目指す人のためのコースは「読む」「書く」を重視した勉強をしているので、そういったコースを取った受講生のTOEICリーディングのスコアは高い。)
実は「英語が聞ける、話せる」ことで英語ができると錯覚してしまう人が多いような気がする。英語学習者はどうしても「読む」「書く」勉強が遠のいてしまう。
逆に日本にいる場合、リスニングが苦手だけどリーディングが得意という人が多いかもしれない。
昨年、はるばる日本からTOEIC講座を受講しに来たBさん。TOEICの結果が、こちらへ留学している受講生と逆で、リーディングのほうがリスニングよりスコアが100点高かった。
「きっとマークミスをしたのかもしれませんね」と励ますつもりで送ったメールに、「以前に受けたTOEICテストも同じような結果だった」という。Bさんのケースのように、日本にいると机に向かって勉強する時間のほうが長いことがわかるだろう。
この世は情報化社会。多くの人がインターネットで情報を検索し、必要なアプリケーションフォームに記入するなど「読む」「書く」技能も必須の時代。英語圏にいても「話す」「聞く」だけでは十分ではない。しっかり「読む」「書く」力も磨いていく必要がある。
そのためにはどうすればよいのか。前置きが長くなったので、明日のブログに書きます。
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