キリン「恵み」のほろ酔いトーク！第二回は暖暖の吉川尚希さん！

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2009.11.19

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小さい頃、父は僕を連れて近所の焼き鳥屋でビールを飲むのが好きだったんです。父の幸せそうに飲む姿を見て、どんな味がするんだろうとワクワクしたものでしたが、ビールを飲み始めた当初はうまいと感じませんでしたね。就職が決まり社会人として世に出た最初の日、仕事を終えて家でビールを飲んだとき初めてうまさを知りました。なんだか大人の仲間入りができたような気がして、忘れられない思い出の一杯です。その焼き鳥店のオーナーとの出会いがきっかけで、のちにオーストラリアで店長として勤務するようになったのですが、父のビール好きが引き合わせてくれた運命という感じで…父に感謝です。

二年前にオーストラリアに移住し店を始めて気づいたんですが、お酒の飲み方で日本人とオーストラリア人に違いがあるんですよ。日本の方はたいていお酒を何度か頼まれる時、いろんな銘柄を試されるのですが、ローカルの方の場合、一杯目に注文した銘柄を二杯目、三杯目とずっと一筋に注文される方が多いんです。両者に共通して言えるのは、いろんな種類のお酒がある中でも一杯目はビールから始まるということですね。飲みの席で先陣を切る重要な役割であるというのは日本でもオーストラリアでも同じことで、ビールの圧倒的な存在感を感じますね。

僕自身、オーストラリアに来て以来ローカルビールばかり飲んでいたのですが、半年ほど前にたまたま立ち寄った日本食のレストランでキリン『恵み』と出会い、久しぶりに口にした日本のビールに衝撃を受けました。懐かしさのなかに新しい味わいがあって、軽やかだけどパンチがほどよく効いているんです。ローカルの方はグラスを使わずにそのままボトルで飲むことが多いので、キリン『恵み』は緑がきれいなビンで、ラベルのデザインもかっこいいから、ボトルで飲むのもいいですね。気に入って、うちの店でも置かせていただくようになりましたが、うちで出している料理とも相性がよく、どんどんファンが増えています。これから夏に向けて、さらに需要が高まると思いますね。

居酒屋スタイルとしてリニューアルオープンした「暖暖」は、心のこもった手作りの料理と暖かいスタッフのもてなしで、アットホームな時間が流れる和食ダイニング。落ち着いた和空間でなつかしい日本の味が楽しめるのが魅力。おすすめは、ジューシーな肉をサクサクの衣で包んだ手作りコロッケ（$2.80）や、お酒のつまみにピッタリの手作りの鶏つくね（$6.80）など。お酒は、キリン『恵み』をはじめ、ローカルビール、ワイン、チューハイなど幅広く揃う（BYOはワインとシャンパンのみ）。