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ビザが切れるタイミングに注意!救ってくれるMid Intakeとは?

ビジネスカレッジのMid Intake、手に職系は要注意!

皆さん、オーストラリアの小中高校は何学期制かご存じですか?日本は通常3学期制ですね。4月から新年度がスタートして、翌年3月に3学期最終学期が終了します。

オーストラリアは、通常4学期制です。毎年1月末か2月頭くらいから新年度1学期がスタートし、4,7,10月に各学期がスタートし、今のこの12月は4学期中の最終学期でそろそろ学校も学年末を迎え、12月中旬くらいから長い夏休みと入ります。そして翌年1月末からまた新年度がスタートするというサイクルで動いています。

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▲学年末の11~12月時期によく見られるジャカランダ(日本の桜のようなイメージです)

さて、ワーキングホリデーでオーストラリアに来られる方々が、学生ビザに切り替えて滞在を延長することはよくあるケースです。TAFEや大学に行かれる方もいらっしゃると思いますが、圧倒的に多いのは専門学校に行かれること。

専門学校と言う響きだけだと、日本の専門学校をイメージする方が多いかもしれないのですが、私立のカレッジというようなイメージで、大学やTAFEと同じサーティフィケイトや修了証が発行される教育機関です。また大学と同程度の資格(修了証)が取れたり、大学に編入できたりと実は思ったよりアカデミックなケースもとても多いです。また、TAFEと同様に職業訓練校という側面のコースも多くあり、クッカリー(調理師)やチャイルドケアーなど日本人の方でも多く進学するコースなどもあります。

その専門学校ですが、オーストラリアの小中高校と同様に4学期制を取っているところが多く、毎年1,4,7,10月期前後に各学期がスタートすることとなります。専門学校の特長はどの学期からスタートしても、そのコースの最初から学習できるという事です。何も新年度の1学期に入学を合わせなければいけないという事はありません。従って年4回、入学日があるので、ワーホリから学生ビザに切り替えて専門学校に行こうとする場合でも、とても利便性があります(大学となると通常は年2学期制です)。

でも、もしワーホリから専門学校に行こうとしている人のワーキングホリデービザのビザ期限が、その各入学日前後ではなく、例えばちょうど真ん中くらいにビザの期限がある場合はどうしたらいいでしょう?当然、不法滞在はできないので、ビザが切れる前の入学日に合わせて、専門学校に入学しなければなりません。となると、ワーホリビザの残りの1.5ヶ月分くらいワーホリとして使わずに終わってしまう現象がおき、ちょっともったいない感じとなっています。

そこで出てくるのがこのMid Intakeというもの。このMid Intakeが、ワーホリもぎりぎりまで使って、専門学校に進学できるように救ってくれるのです!

専門学校におけるMid Intakeとは

Mid intakeとは、Mid term intakeとも呼ばれ、ターム(学期)の途中でも入学(Intake)できる様にしている、通常の入学日以外に設定している入学日です。通常各学期の真ん中くらいに設定されていて、それにより入学時期においての利便性を入学する学生のために取っていることとなります。

ビジネス系のコースを多く持ち、コマーシャルクッカリーなど手に職系のコースを持つ専門学校SBTAを例に紹介してみましょう。

SBTA Sydney Business and Travel Academy
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この学校の2021年の入学日を見てみたいと思います、ビジネス系コースの入学日です。

2021年の入学日(通常IntakeとMid intake)
1学期: 2月1日
Mid intake: 3月1日
2学期: 4月26日
Mid intake: 5月24日
3学期: 7月19日
Mid intake: 8月16日
4学期: 10月11日
Mid intake: 11月8日、12月6日

見て頂ければお分かりの通りに、学期の真ん中あたりにMid intakeの入学日が設定されています。若干、通常の入学日寄りの日程になっているのは、通常、学期内には最後にスクールホリデーがありますが(この学校では3週間)、その前までが授業をする時となるのでその時期までのちょうど半分くらいにMid Intakeの入学日を設定しているからです。

これにより、年4回の通常の入学日に合わせなくても入学できる日があるので、どういったワーキングホリデービザのビザが切れる日にもおおよそ合わせられるようになっています。このことが、Mid Intakeの入学日が救ってくれるという事となります。

以前にもブログでお話をしましたが、ビザが切れた日から28日以内に学校に入学しなければいけないルールがありますが、このMid Intake入学日があることで、年4回の通常時期の入学日にうまく合わせられなくても、このMid Intakeの入学日が救ってくれることとなります。

▶ 要注意!ビザが切れる28日以内に入学しなければいけないルール

SBTA

Mid Intakeの授業の取り方

でもここでちょっと心配事が発生するのではないかと思います。うまく入学ができたとしても、結局、学期の途中での入学なので、その学期の最初からの授業には出れないため、学期途中の授業からの入学で授業についていけるのかという心配です。

この点もどうぞ安心してください。学校によってまた時期によってこのMid Intakeによる授業を受け方は異なることもありますが、一般的には、コースには、Core(必須科目)のものとElective(選択科目)に分かれていて、それぞれの授業が取りやすいように設定されています。または、学期が大きく分けると前半と後半に授業内容が分かれている場合もあり、その場合は前半からスタートしても後半からスタートしても結局同じものを勉強できるという事となります。よって、Mid Intakeの入学日から入学したとしても特に心配される必要はなく対応ができます。

以上が一般的なビジネスカレッジの場合のMid Intake事情となります。

手に職系にはMid Intakeがない??

日本人の留学生の方が、よく取るコマーシャルクッカリーやチャイルドケアー、マッサージ、ビューティー関連など手に職系のコースのMid Intakeは、それではどうなっているのでしょうか。以下サンプルとしてSBTAのコマーシャルクッカリーの入学日を紹介してみたいと思います。

2021年の入学日(SBTA、コマーシャルクッカリー)
1学期: 2月1日
2学期: 4月26日
3学期: 7月19日
4学期: 10月11日
Mid intake: 12月6日

上記の通りに、基本的にはMid Intakeはなく、通常の年4回の入学日設定のみとなります。12月6日にもIntakeがありますが、これはSBTAの特長で長い夏休みに入る前の特別措置的な入学日設定です。

よって、上記からもお分かりの通りに、一般的には手に職系の専門学校のコースにはMid Intakeの入学日は設定されていないことが多く、年4回の入学日が多い事となります。

参考)ビューティー、マッサージで有名なAIS(Australasia International School)の2021年のIntakeは、1月18日、4月12日、7月5日、9月27日の4回)など。

では、手に職系のコースに行きたく、現在持っているワーキングホリデービザのビザが切れる時がタイミングが悪かった時どうするか?という事となりますが、その場合で多くとられている方法は、次の入学日までワーホリビザが切れる日から28日以内ではない場合は、事前に語学学校等で勉強することを含めて、学生ビザを申請することとなります。

方法としてはこちらが代表的であり、または、ワーホリビザの最後の方の期間をあきらめて前の入学日から入学するかのどちらかとなります。

こちらはタイミングが悪いとあきらめるしかないのですが、それでも考え方としては、専門学校に入学した後にしっかりと課題提出ができる様に専門学校等で使われる英語力や課題提出のための方法や専門用語やそういったことを事前に勉強して臨むという期間ととらえ対応をするといいのではと思います。

よって、もともとの英語力に心配であれば一般英語コースでもいいと思いますが、専門学校できちんと対応していけるように英語力を高めるのであれば、IELTSコースEAPコース(進学英語コース)などを取るといいと思います。また、各専門学校ではそういった英語コースを自身の学校で持っているときも多くあり、その場合は同じ学校で勉強して進学をしていくので、何かと便利です。また、たいてい授業料も安く設定されていることが多いのでその点も助かりますね。

従って、手に職系の専門学校に進学する場合で、ワーホリビザのビザ期限のタイミングが入学日と照らし合わせた時に合わない場合は、上記の方法等で対応をすることが一般的です。

Mid Intakeをあえて選ばない方法

このMid Intakeについて少しはお分かりいただけたでしょうか。手に職系であれば、残念ながらMid Intakeの入学日を設定していることが少ないので、事前に語学学校等で勉強することを入れて調整をするしかありません。

一方、ビジネス系の学校であれば、多くの学校がこのMid Intakeを導入しているので、うまくそれを利用していけばいいと思います。逆に言うと、このビジネス系の専門学校でMid Intakeの入学日を利用したほうが、ビザ上スムーズである人であっても、あえてそれを使わず、次の通常の入学日に向けて事前に語学学校で勉強をして、その後に通常の入学日から入学するという手もあります。

これは先にお伝えした通り、専門学校では課題提出が通常あります。また授業で使われる専門学校のクラス英語用語など、普段知らない英語などが溢れています。従って、そういったことにもスムーズに入れるように事前にそれに関連する英語を勉強して臨むという考え方もあると思います。

その時に、上記の通りに敢えてMid Intakeの入学日に入学せず、次の通常入学日まで、それらが勉強できる英語コースに入学するという方法も取れます。特に英語に自信がない方などは、これらを取ることで英語のブラッシュアップにもつながりますし、その学校併設の英語学校であればなおのことその学校に慣れることができるので、多くのところでメリットがあるのではと思います。

もちろんその分、授業料が発生しますが、基本的には併設の英語学校の授業料は安いので、掛けてみる価値は十分にあるのかなと思います。

いかがだったでしょうか。今日はあまり耳にしない、Mid Intakeの事についてお話をしました。実際にワーホリから学生ビザに切り替える時にしかこういったことは、目の当たりにすることではないと思いますが、実際にその状況になった時にあまり慌てないように、この情報をお知らせしました。

冒頭でお話した通り、通常専門学校は1,4,7,10月期に通常の入学日がありますのでそこから1~2ヶ月くらい、ビザ期限がずれる人が、このMid Intakeの入学日を選択する候補の方になるのかなと思います。自分の行きたい専門学校があり、どうしてもそれが譲れない場合で、ビザが切れるタイミングが悪い方は、この情報も参考に今後計画を立ててみて下さい。

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