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現地のアプリを携帯にインストールするには?やりがちな失敗例も紹介

携帯電話とアプリは、もはや生活において欠かせない必須ツールです。当然、留学先にも持っていきたいところですが、携帯電話自体は持ち込めても、アプリによっては現地のApp Store(iOS)、Play Store(Android)でしかダウンロードができない場合があります。

この記事では、現地のアプリをインストールする方法をiPhone、Android別にご紹介します。さらに、初めて海外でアプリをダウンロードする方が、うっかりやりがちな失敗例と注意点もお伝えします。

設定を間違っても、現地では日本のように気軽に携帯ショップに対応をお任せできません。ぜひ出発前に、この記事で紹介する方法をしっかり確認してください。

現地のアプリをインストールする方法

アプリのインストール方法

留学先へ持っていく携帯電話がiPhone、Androidなら、日本で使用しているアカウントとは別で「新規のApple IDやGoogleアカウントを作成する方法」がおすすめです。

ここからは、iPhone、Androidそれぞれの海外用アカウントの新規作成方法を紹介します。

■iPhoneの場合
App Storeをひらき、マイアカウントを表示します。そこから「Apple ID を新規作成」をタップし、案内に沿ってメールアドレスとパスワードを設定します。

ここでのポイントが、「国設定は留学先の国を選択する」こと。こうしておくことで、ログインしたときにその国のApp Storeが表示されるようになります。ここで「日本」を選んでしまうと、現地のアプリがでませんので注意してください。

その後、支払い方法と請求書先情報を入力し、次に電話番号を入力します。1つの電話番号で複数のApple IDを作れるので、新たに電話番号を用意する必要はありません。最後に、登録したメールアドレスの確認が完了すればOKです。

既存のApple IDの国変更を行う方法もありますが、時間と手間がかかるため、あまりおすすめしません。また、既存のApple IDから国変更を行う場合は、現地のカード情報が必要となるため、現地の銀行で口座を開設する必要があります。さらに、口座のカードが届く住所を用意する必要があるほか、カードが届いてからでないと変更できないため、かなり時間がかかります。なお、ストアクレジットに残高を残している場合は、使い切らないと国変更ができません。

■Androidの場合
現在使っているものとは別に、新規のGoogleアカウントを別に作成します。まずGoogle アカウントのログインページにいき、「アカウントを作成」をクリックします。名前、ユーザー名、パスワード、電話番号と案内に従って入力していきます。その後、国設定で留学先の国を選択すると、そのGoogleアカウントでログインした際に、留学先の国のPlay Storeが表示されるようになります。

初心者がやりがちな失敗!日本用のIDとパスワードを控えておこう

iPhoneの場合、留学先用のアカウントに切り替えるとき、日本で使用しているApple IDアカウントをログアウトする形になります。そのため、帰国後に日本用のアカウントをふたたび使う場合は、IDとパスワードを入力して再ログインする必要があります。ここでIDとパスワードを忘れてしまうと、ログインできずに日本用のアカウントが使えなくなるので、ご注意ください。事前に日本で使っているアカウントのIDとパスワードを、ひかえておきましょう。

VPNアプリをダウンロードして行う方法もあり!

VPNを使用し、アプリをダウンロード

ネットワークやコンピューターに詳しい方なら、VPN(Virtual Private Network)を使用して、現地のアプリをダウンロードすることも可能です。

VPNは日本語で「仮想専用通信網」を意味し、簡単に説明すると、ネットワークに繋がる専用の有線が仮想上に存在しているイメージです。

VPNの最大の特徴は、セキュリティの高さです。たとえば、無料のWi-Fiスポットはほかの人も利用するため情報漏洩のリスクがありますが、VPNだとサーバーとのやりとりを暗号化して第三者から見えなくするため、情報漏洩のリスクが激減します。とくにセキュリティ面が心配な海外では、うってつけのネットワークと言えます。

VPN接続には、おもに「インターネットVPN」、「エントリーVPN」、「IP-VPN」、「広域イーサネット」の4つの接続方法があり、それぞれ特徴とコストが異なります。iPhoneに接続する場合は、「インターネットVPN」が主流です。

「インターネットVPN」で接続する場合、VPN業者と契約後またはVPN接続用アカウントを付与後に、iPhoneの「設定」から「VPNとデバイス構成」をタップし、「IKEv2」「L2TP」などのVPN構成を設定すればOKです。

近年ではVPNアプリもでており、日本国内では有料のものが多いですが、海外では無料のものが多くあります。

以上、留学先のアプリをダウンロードする方法と、注意点をご紹介しました。

海外でしかダウンロードできない人気のアプリもあるので、ぜひ留学やワーキングホリデーの機会を使って海外版アプリを楽しんでみてくださいね。

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