Yayoi Kusama Flowers that Bloom in the Cosmos 2022 © Yayoi Kusama, photo © Brett Boardman 

シドニーにあるNSW州立美術館が、150周年を記念して新館をオープン！ 美術品の展示スペースがほぼ倍になり、より多くの人達に、そしてより多くのアートの作品提供することができるようになる新生・NSW州立美術館を祝し、「Sydney Modern Project」が、12月3日（土）からいよいよ一般公開されます。

19世紀末に建築された歴史ある本館の北側、シドニー湾を臨む立地に増築された明るく開放的な新館は、日本人建築家の妹島和世氏と西沢立衛氏による建築家ユニット「SANAA」が設計を担当。最下層には石油タンクを改修した現代アートギャラリーも設けられます。新館には9名の現代アーティストによるプロジェクト作品が各所に展示され、その一つの常設展示となる草間彌生のカラフルなフラワー・スカルプチャーは必見。

2023年1月13日（金）からは、新館オープンを記念した「日本語によるNSW州立美術館新館の建築と作品鑑賞ツアー」が催行！「SANAA」が設計した新館について、新たに美術館に展示される作品およびギャラリー内の主な作品を巡る、無料の日本語ハイライトツアーです。

オーストラリア在住の日本人はもちろん、期間中に来豪する日本人を招いての参加もOK。NSW州立美術館新館の建物や展示品について、日本語で詳しく学べる機会はなかなかありません。友達や家族を連れてピカピカの新館を巡る日本語ツアーに参加してみませんか？

【無料日本語ガイドツアー】
期間：2023年1月13日（金）～2月26日（日）毎週金曜日と日曜日の週2回
開始時間：金曜日 11:00、日曜日 13:00
ツアー時間：約45分
料金：新館の入場料およびツアー料金は無料
参加方法：予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。

新館オープンを記念した同プロジェクトでは、アート、音楽、パフォーマンス、トークを楽しめる9日間のオープニングセレモニーが、12月3日（土）から11日（日）にかけて開催。

シドニーのドメインの野外会場で、グラミー賞にノミネートされた世界的なポップスター、エリー・ゴールディングをヘッドライナーに迎えたコンサートやウルムルー湾上空での夜間ドローンショー、NSW州立美術館でのトーク、ツアー、ワークショップなどさまざまな芸術を身近に感じることができます。NSW州立美術館の入場に事前予約は不要（12月3日、4日のみ要予約）ですが、タンクギャラリーへの入場には事前予約が必要です。また、オープニングセレモニーの期間中、本館・新館ともに午前10時から午後10時まで開館時間が延長されます。

アートと建築と景観を融合させたオーストラリアの新しい文化のハブ、NSW州立美術館新館オープンをお楽しみに！

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