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シドニー発豪ドル見通し (2013年9月30日)

 

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”シドニー発豪ドル見通し”(毎週月曜アップデート)
(米ドル円日足)

 

(豪ドル米ドル日足)

(豪ドル円日足)

Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在Junax Capital,AT FUND,Sydneyでファンドマネージャーを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。

豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。

趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ

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今週の主な予定、イベント

9/30(月)中国9月HSBC製造業PMI、ユーロ圏9月CPI、IMF世界経済見通し(分析編)

10/1(火)日銀短観(Q3)、安倍首相経済対策発表、日本8月雇用統計、中国8月製造業PMI、豪州RBA理事会(金利据え置き予想)、豪州8月小売売上高、独9月雇用統計、ユーロ圏8月失業率、米9月ISM製造業PMI、スペイン首相来日(~3日)、世銀総裁講演、上海市場休場(~7日)

2(水)ユーロ圏8月PPI、ECB理事会、米9月ADP雇用者数、ラガルドIMF専務理事講演、ボストンFED総裁講演、バーナンキ議長講演

3(木)豪州7月貿易収支、中国9月非製造業PMI、ユーロ圏8月小売売上高、米新規失業保険申請件数、9月ISM非製造業PMI、地区連銀総裁講演(SF、アトランタ、ダラス)、パウエルFRB理事講演、ラガルドIMF専務理事講演

4(金)黒田日銀総裁講演、中国9月HSBC非製造業PMI、米9月雇用統計、地区連銀総裁講演(NY、ミネアポリス、スタインFRB理事)

 

マーケットの焦点

キーワード:米債務上限引き上げ問題、次期FRB議長人事、安倍首相の成長戦略第二弾(アベノミクス税制・消費増税がらみ)、米9月雇用統計と量的緩和縮小観測

先週はFOMCでの量的緩和維持を受けた株高も一服し、米国債務上限引き上げ問題が新たにリスク要因として認識されました。

一方日本の消費増税と抱き合わせに法人減税観測が出るなど、市場は神経質な動きとなりました。

米財政協議への警戒感から米ドルは総じて軟調となりユーロは1.35近辺、ポンドは1.61台で堅調推移しています。

先週98円台前半に下落していたドル円は、今朝は小さな「窓」を開けて97円台半ばまで反落しています。

今週も材料盛りだくさんです。

明日は日銀短観(9月)が発表されますし、安倍首相が消費増税を盛り込むと予想される経済対策を発表します。

日銀短観は景況感が改善すると予想され、また消費増税を相殺する法人減税などを発表する場合にはポジティブサプライズとしてドル円をサポートする可能性があります。

また現在米暫定予算と連邦債務上限引き上げが協議されていますが、9/30(本日)中に予算案が成立しない場合には政府機関が閉鎖に追い込まれる可能性があります。

オバマケア(医療保険制度改革)の取り扱い(廃止または延期など)についてまだ議会のコンセンサスが得られていません。

また明日はバーナンキ議長の講演が予定されますが9月のFOMCにおける緩和縮小見送りや10月の緩和縮小の可能性について言及するのか注目されます。

また10/4(金)には注目の米9月雇用統計が発表されますが、予想は失業率が前回と同じ7.3%、非農業部門就業者数が+17.8千人となっておりますが、改善が著しければ再び’10/29-30のFOMCにおいて資産購入プログラムが縮小される可能性が浮上するでしょう。

ただもし予算協議が失敗して政府機関閉鎖となれば労働省の雇用統計発表も延期される可能性もありそうです。

個人的には然程悲観的ではなく、米財政協議も最終的に合意を見ると予想します。また日本の成長戦略第二弾では、明日の日銀短観で改善が著しい場合は消費増税への路線が明示されるでしょうが、やはり法人減税などの補完措置が取られるのではないでしょうか?

ただこれらのイベントは結果次第でどちらにも相場が大きく動く可能性がある点は否めません。

それぞれの材料を冷静に分析して対処していくことが求められます。

 

 

豪ドルマーケット

先週の相場レンジ AUDUSD 0.9286-0.9457  AUDYEN 91.38-93.58

今週の予想レンジAUDUSD 0.9150-0.9450  AUDYEN 89.50-92.50

今週の豪ドルは不安定に乱高下の可能性があります

先週の豪ドルは”堅調予想”に反して軟調推移しました。

FOMC後の大幅上昇の調整と言えばそれまでですが、やはり米国の財政協議を巡る警戒感や日本の消費増税問題などを嫌気した”リスク回避の動き”が活発になり、リスク通貨豪ドルが売られて円が買い戻されるパターンとなりました。

また当地では産業界が豪ドル反発に不快感を示し、RBAの再利下げ観測が出始めたことや、本日の当地ファイナンシャルレビューでは”RBA関連企業がイラクのサダムフセインの親族企業と2010-2012年にプラスティック紙幣製造受注で闇取引があった”との記事が出ており、これも豪ドルの重石となっているようです。

今週は明日のRBA理事会はじめ、8月の諸指標(小売売上高、住宅建設許可件数、7月貿易収支)が出ますし、また中国の9月PMIも出る予定です。

市場では11月利下げ観測も聞かれますが10月は金利据え置きとなる見込みです。

9月に95セント、94円台まで反発した豪ドルですが、その後はやや失速気味です。

先週から強まっているリスク回避ムードが収まらない限り、なかなか上昇トレンドには戻りきれない状況です。

 

それでは Have a nice week in advance!!!

Junax Capital, Sydney

Joe Tsuda

 

☆豪ドルトレーディングにはFXマガジン「Joeの豪ドル道場」をお勧めします。

http://www.fxmagazine.jp/magazine_direct.php?uid=3Gl8j

サンプル例を添付させて頂きます。

「11 July_2012.pdf」をダウンロード

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当)

http://www.central-tanshifx.com/

☆外為どっどコム社の動画担当(毎週金曜日)

http://www.gaitame.com/gaitame/

 

ご注意!

本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、

それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

 

 

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Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ


☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/

☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

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