
日本での常識が、シドニーでは通用しないことが多々あります。特に、賃貸住宅に関しては「住む人」と「貸す人」の関係性そのものが異なります。
シドニーの賃貸生活では、「きちんと報告すること」こそが、信頼関係を築く第一歩。この記事では、日本から赴任された駐在員やご家族の方に向けて、シドニーで安心して賃貸生活を送るための“報告文化”について解説します。
入居時には「コンディションレポート(Condition Report)」という書類が渡されます。これは、⼊居時の物件の状態を記録する⼤切な書類で、 退去時の敷⾦(ボ ンド)返還にも影響するので、しっかり記⼊されることをお勧めします。
しかし、書面だけでは不十分。傷・汚れ・破損などを撮影し、写真や動画で証拠を残すことが、後々のトラブルを避けるカギになります。

シドニーの不動産管理会社とのやりとりは、電話よりもメールが基本です。やりとりを記録に残すことが、トラブルを防ぐ最善策です。
メール連絡の3つの鉄則:
①件名に必ず物件住所を明記する(例:”Repair Request – 10-12 Sample St”)
②写真や動画を添付して状況を正確に伝える
③5W1H(「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」)を意識して書く


賃料を払うだけでは不十分。オーナーにとって大切なのは、「物件を丁寧に使ってくれるかどうか」です。

管理会社も、入居申請時には収入証明だけでなく、人柄・生活態度などを総合的に判断してオーナーに報告しています。



報告・記録・確認を徹底することで、オーストラリアの賃貸文化にスムーズに適応できます。
日本の「黙っている方が礼儀」という感覚ではなく、「積極的に報告することが信頼につながる」。
それが、シドニーの賃貸生活の知恵です。
オーストラリア国内の豊富なネットワークを活かした不動産売買のお手伝い、賃貸物件の管理、賃貸物件(リロケーションサービス)・商業物件・投資用物件の紹介など、オーストラリアの不動産に関するさまざまなサービスを提供中。
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電話: (02) 8021-2552
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