シドニー初の箱根セミナー開催!

箱根へのインバウンド集客の活発化を目的とした「Hakone Tourism Inbound Promotion Seminar 2017(箱根セミナー)」が2月23日(木)、シドニーCBDのRadisson Hotelにて開催された。

 

セミナーはプリンスホテルの総支配人・井上画期氏のあいさつからスタート。「有名ホテルや交通会社とともに箱根を紹介できるすばらしい機会。箱根についてもっと知ってもらえれば」と、本イベントに対する期待を語った。

 

続いて箱根町企画観光部観光課観光係主査・武藤淳一郎氏よりプレゼンテーションが行なわれた。武藤氏は、日本で実施される2つの大きなスポーツ大会が、箱根にとって大きなチャンスであることを力強く語った。

 

「2019年にラグビーワールドカップが横浜で、オリンピック・パラリンピックが2020年に東京で開催されますが、新宿も横浜も、箱根までの移動時間は90分程度。都心からも国際空港からもアクセスが良く、箱根は国内外から年間2000万人が訪れる一大観光地です。

100を超える宿泊施設の中には、部屋風呂や貸し切り風呂が用意されていたりと、外国人が快適に過ごせる態勢が整っていますし、交通機関もユニークで、特急列車ロマンスカーに、日本で唯一の本格山岳鉄道である登山電車、絶景を臨めるロープウェイ、バス、観光船、ケーブルカーなど、乗り物そのものをアトラクションとして楽しんでもらうことができます。

これから開催される2つの大きなスポーツ大会に向け、箱根に訪れる方を増やしていければと思います」

 

 

会場には小田急グループや箱根のホテルなど、6つのブースが並んだ。

 

【株式会社プリンスホテル】

「オーストラリアからのお客さまは増えてきていますが、まだまだアジアのお客さまより少ない。もっと来ていただきたいし、来ていただけると思っています。今回の箱根セミナーはスタートライン。箱根のみんなで一致団結して、たくさんのオーストラリア人に箱根を知っていただけるように努めていきたいですね」(同社総支配人・井上画期氏)

 

【小田急箱根ホールディングス株式会社】

「箱根に訪れるオーストラリア人は月間何十人程度から、先月はついに千人を超えました。スキー目的で日本に来たオーストラリア人の中には、帰国前に東京に立ち寄る方も多いので、東京から日帰りで行ける箱根にぜひ足を伸ばしていただきたいですね」(同社取締役営業統括部長・室橋正和氏)

 

【小田急電鉄株式会社/株式会社小田急トラベル】

「新宿駅にある小田急旅行センターに訪れる外国人旅行者の7割が、箱根フリーパスを購入されます。温泉が売りの観光地は日本全国にありますが、東京から90分というアクセスの良さと、見どころが集まっていて回りやすいことが他の観光地とは違うポイント。あとは、東京の桜は3月下旬から4月上旬と短い期間ですが、箱根は標高が高いので4月中はどこかしらで見ることができます。そういう箱根独自のものをアピールしていきたいですね」(小田急電鉄株式会社旅客営業部インバウンド・営業企画担当・石塚惠氏)

 

【一の湯旅館】

「貸し切り温泉を多数ご用意していることもあり、一の湯旅館の宿泊客の4割は外国人の方です。最近では、周辺の観光スポットを案内するツアーや日本の工芸が体験できるようなワークショップ、芸者といっしょに写真を撮ったり手遊びをしたりする芸者体験など、”体験型観光”が人気を集めています」(同社営業マネージャー・福岡昭憲氏)

 

【富士屋ホテル】

「当ホテルでは、ジョン・レノンやチャップリンが泊まった部屋が今も残っていて、外国人の方から人気があります。空いていればリクエストいただくことも可能です。現状、外国人のお客さまは全体の17~18%くらいですが、オーストラリアの方々にアプローチをして、今後はこの比率をもっと増やしていきたいですね」(同社取締役営業本部長・佐藤計氏)

 

【ホテルおかだ】

「まずは入口をわかりやすくするために、外国人向けのウェブサイトや予約システムを整えています。当ホテルではビュッフェや会席料理をご用意しているので、ベジタリアンの方など、さまざまな食のニーズにも応えることができます。そういう体制をもっと知ってもらえるように、取り組んでいきたいですね」(同社取締役営業部長・原洋平氏)

 

取材・文・撮影:天野夏海(編集部)

 

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