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金融・投資部会「第2回セミナー」を開催

金融・投資部会「第2回セミナー」を開催


「豪州ウェルスマネジメントビジネスの現状」をテーマにセミナーを開催

 シドニー日本商工会議所金融・投資部会(部会長=西川博之・野村オーストラリア)は2008年6月13日、AMPで今年度第2回目のセミナーを開催、14人が参加した。

 今回のテーマは、「豪州ウェルスマネジメントビジネス」。オーストラリアの資金市場は世界第4位、アジア太平洋では第1位と、その規模は日本を上回る。好調な経済成長、スーパーアニュエーションと呼ばれる年金制度、そして、好調な株式市場などに支えられ、年々その規模を拡大させている。オーストラリアのGDPの8%を金融が占めており、オーストラリアはまさに金融ビジネスの先進国といえる。

 このセミナーでは、オーストラリアにおけるファンドマネジメントビジネス大手・AMP Capital Investorsの取締役であるMichael Clarke氏を講師に、豪州ウェルスマネジメントビジネスの現状とその特徴、さらには、同社のビジネス戦略について話を聞いた。

 同社は操業159年の会社で、もともとは生命保険会社だった。金融ビジネスの成長に合わせてその形態を変えており、今はファンドマネジメントや個人の資産運用など、総合的な金融サービスを提供している。Michael氏は「資産運用の視点は、国内から海外へとシフトしている。特にアジア太平洋地域はこれからの成長の上でも重要な資産運用先として注目を集めている」と説明。そのうえで、同社が取り組む外部環境への対応法、市場の創出、事業戦略などについて、具体的な事例を盛り込みながら話を伺った。

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